「最高オブ最高」竜とそばかすの姫 いっぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
最高オブ最高
母の物語だった。誰もが母に成りうるし、身近な所に母はいる。鈴の母、細田守の母、全てを肯定する物語。
鈴はきっと寂しかったんだろう。しかし、ラストシーン 駅で鈴を迎え入れてくれる人々をみると、鈴は決して孤独ではなかったということが分かる。忍くんや、聖歌隊の方々をはじめ、沢山の母に支えられていたんだ。それに気付いたときには、涙が止まらなかった。
ただのエンタメ作品ではなく、細田守は抒情詩的な作品を創りたかったんだ、と今では分かる。こんなにも成長したのか!細田守!!最高だよ!今後 細田守がほんとに楽しみだ!
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