「既視感がありつつ、時代に合った作品」竜とそばかすの姫 taretanさんの映画レビュー(感想・評価)
既視感がありつつ、時代に合った作品
テーマとして、バーチャルとリアルの融合、匿名のコミュニケーション、家庭問題、暴力での制圧など、現代の様々な課題に対して訴えかける作品のように感じ、監督が作りたいものが伝わってきました。
作品の雰囲気としては、美女と野獣をなぞったり、田舎でのやり取りだったりは新鮮なものはなく、退屈な感じもしましたが、
盛り上がる歌唱シーンでは映像美も相まって、自然と涙が出てきました。
IMAXで見ましたが、没入感は結構ありました!
ただ、いつも気になる声優ですが、本業でない人がやると最初、毎回同じような違和感があり、映画に集中できません。
途中から慣れてきて、小慣れてない感が味を出すとか、歌声とのギャップというのもわかりますが、なんとかならんかな、と思いました。
歌声は素敵だったのと、佐藤健は違和感ありませんでした。
退屈な部分はあるものの、テーマと盛り上がりとで、満足な作品でした。
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