「CGでのネット世界の表現と音楽の魅力、細田守監督の原点」竜とそばかすの姫 Youper6251さんの映画レビュー(感想・評価)
CGでのネット世界の表現と音楽の魅力、細田守監督の原点
私は細田守監督の作品は全て観ていて、映画館からだとバケモノの子から観ている。今回の竜とそばかすの姫も観る前からとても楽しみにしていた。予告動画を観て、映画のテーマは知っていたが、その時からCGでのネット世界の表現は凄いと思っていた。しかし、実際にスクリーンで観ると本当に美しく、終盤でのすず(ベル)が歌うシーンはとても映像が綺麗で感動した。そして、その美しい映像をより美しく感じさせてくれる音楽がとても素晴らしかった。今回、音楽を手掛けた方達が本当にこの作品を素晴らしい作品にしてくれたなと思った。今作品で使われている曲は、映画を観た方ならほとんどの人が好きになると思う。8月にこの作品のサウンドトラックが発売されるので、もう一度、何度でも、聴きたいという方は是非、お手元に!(私は購入予定です)そして、ストーリーでは細田守監督が大好きで、原点でもあるとおっしゃっていた「美女と野獣」の要素も入っていたり、細田守監督が作ってみたいと思っていた、ミュージカル映画という要素もありと、この作品は細田守監督のずっと描きたかった作品になっていると思う。ストーリー、映像、音楽の3つ全てが楽しみめる最高の作品だと思うので、この夏に是非観て欲しい。今、世界は未曾有の危機にあるが、この作品を観て少しでも前を向いてほしい。最後に、今何かしら、少しでも、迷っているのならこの作品を観て、その迷いを映画を見終えた後にもう一度考えれば答えになるものやヒントが見つかるかもしれない。
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