「映像美と歌に助けられた」竜とそばかすの姫 nrhg0104さんの映画レビュー(感想・評価)
映像美と歌に助けられた
前作の未来のミライに比べると満足度は高かった。
映像のダイナミックさや美しさは映画のスクリーンで味合う価値がある。
特にIMAXとの相性も良い。
それと、今作の見所のひとつ、歌やライブのシーンも、とても良かった。
美しい歌声と曲に魅了された。
ただ、肝心のストーリーについては何を観せられているのか困惑する。
必要のない設定やキャラクターも多く、何のために映画に出したのかもわからない。
また、現実でのトラウマや問題と仮想空間「U」との整合性があわず、そもそもこの映画での「U」の存在意義がない。
ファンタジー要素も多い今作なので、現実的な問題解決方法の違和感は100歩譲ったとしても、モヤモヤがどうしても残ってしまった。
コメントする