「面白かった?よかった?って感じの映画」竜とそばかすの姫 むむむさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった?よかった?って感じの映画
あの未来のミライからの次作
あの細田守作品が帰ったきた!って思いで見ました
サマーウォーズと似てる世界観でも今度は仮想世界におもきを置いての物語なので差別化できてて、見て面白かったです
絵も繊細で美しく、演出も仮想世界ならではのもので
見惚れるほどてした
だけど脚本だけが、あれ?って感じでした
序盤のテンポ、終盤の仮想世界の50億人の前に素顔を晒す展開と素朴な少女がそれに向かって立ってる絵は震えました。
それで竜とクリオネの正体の少年らを助けに行き、立ち向かう姿は感動しました。
だけどそれまでの展開や序盤、中盤の内容がどうしても引っかかり、、、
強いて言うなら3点あります
1.竜のアザがマントの模様って気づくきにくい
だってアザと言われた身体できるものと思いますし
竜のはアザにしたらやたらカラフルです
2.美女と野獣をオマージュしてるのはわかるんですけど、城でのダンスシーンはオマージュしすぎな感が、、、
合唱団のおばさんの話みたいに、笑った演出の方が合ってる気がします
3.ラストの少年らを助けに東京に行くシーン、なぜ1人で行かせた?!って思いました。
すずが一人で立ち向かうシーンを出したいのはわかりますけど、カミシンとかルカちゃん、しのぶ君の4人とかで行って、手分けして少年らを探す時にすずが見つけた展開にすれば良いじゃ?!と強く思いました
あと個人的にですが人間関係が薄かった気がします。
もっとカミシンとかルカちゃん、合唱団のおばさん達の絡みが少なく、物足りない感がすごいです
総じて言うなら面白かったけど物足りない映画でした
多分、そのうち忘れてしまい、金曜ロードショーでやってても、もう一度みることはない映画だと思います
時をかける少女やサマーウォーズみたいに忘れられず
また見たい、何度見ても面白い!って思わせる
細田守作品はもうないのかなと思うと正直、悲しいです、、、
それがおおかみこどもから徐々になくなった気がします
監督業が多忙なら脚本を誰か別に譲って欲しいです、、、
時かけ、サマーウォーズを超える作品を待ってます