「それで結局何が言いたいの?」竜とそばかすの姫 Kの人さんの映画レビュー(感想・評価)
それで結局何が言いたいの?
歌と映像は素晴らしかったです。ただ、ストーリーが残念でした。
映画を見ているとあまりにも違和感が拭えなかったので、レビュー。
率直なことを言うと、ストーリーが薄く、展開も早いため「なんでこうなったの?」となることが多かった。
以下、違和感↓
・ベルが有名になる過程が雑すぎる。もっと深掘りをして欲しかった
・なぜいきなり竜の正体探しを始めるのか?そして助けたいのか?動機がよく分からなかった。
・竜の城をすんなり見つけられているのも謎
・「50億人の中の一人」とわざわざ前置きがあってから、たまたま見つけたライブから自分の歌が聞こえてあっさり特定。で「えっ?」となった
・竜の正体も「え...こいつなの?誰?全然絡みなかったやん...」と言う印象。予想を裏切ろうとしているのが悪い方向に向かっていた。
・東京まですずが助けに行く時、なぜふたりはあの状況で外にいたの????
・父親のビビったくだりは至っては「そうはならんやろ」と心の中でつっこんでしまった。
尺の都合があったのかもしれませんが、ストーリーを飛ばしすぎててあまり感情移入できませんでした。映画全体を通してもテーマがはっきりしてこなかった。「もしかして小説買わせたいからストーリー雑にした?」と言いたいレベル。
期待して楽しみにして観に行った分、観終わった後正直がっかり感がすごかったです。
映像と音楽はとても良かったので星2つです。
凄く同感です。
個人的にもっとすずが歌を通してお母さんへの心の傷を払拭するような内容が欲しかった。そしたらもっと心に刺さった気がする。
最後子供2人共外に出てるシーンは、「いや、出れるんかい」と思った。動画が残ってるんだからすずが東京に行く必要は無いと大いに思った。
途中から見るのが苦だった。