劇場公開日 2021年7月16日

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「陰キャに見えて陰キャではない主人公とハイスペック友人達」竜とそばかすの姫 015🎬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5陰キャに見えて陰キャではない主人公とハイスペック友人達

2021年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

曲はむちゃくちゃいいです。
サントラがあるなら間違いなく買いです。
8/18発売のようですね。
買います。

ただですね。
内容が結構一本調子なんですね。

まず、主人公。
四国の山奥に住む陰キャ寄りの女子です。
歌がうまいのがほぼ唯一の取り柄ですが、いろいろあって歌えなくなってます。
彼女が友人の(知能指数的に)ぶっ飛んでるメガネの女子に唆され、
『U』というアプリに手を出したことからこの物語は始まります。

『U』の中では超絶歌のうまい美女の『Belle』として君臨する主人公。
VTuberっていうよりはアバターに似た存在のようですね。
50億のアカウントの頂点に君臨するという、なろう小説でもそうそうねえわって展開ですが、
そんな彼女のライブ中に『竜』が乱入。彼女のステージをぶち壊しにしたことから、
彼女のファンの大半が「『竜』の正体を晒せ!」と声を上げることになる訳です。

正直、ストーリー的にはあんまり起伏は無いです。
あらすじを伝えるとそれだけで先の展開が分かるような内容なので、敢えて何も語りません。
まあ、感動はします。
オチ的には良かった、良かったです。

ただ、ガチ陰キャのキャラを主人公に求めると、肩透かしを喰らうと思います。
このそばかす主人公、一見して陰キャのようですが、周囲にいる連中が
①天才メガネ
②幼馴染のハイスペックイケメン
③校内一のハイスペック美少女
④カヌーの陽キャ
あと⑤PTAも味方につけているので、基本的に属しているコミュニティとしては圧倒的勝者です。
なお、これは別にネタバレしても大丈夫と思いますが、②は主人公のことが好きです。
この時点で、主人公がただの陰キャではないことがお分かり頂けると思います。

なお、個人的に『竜』の正体だけは、映画公開まで黙っていてほしかった。
完成報告会見で中の人がバラされたので、それだけはマジファ〇ックでした。
いや、それで大体の内容想像出来るじゃん。
ほんとやめて。

…てなわけで。
ほぼ音楽に対する評価の3.5点です。

BONNA