「歌だけでも価値あり」竜とそばかすの姫 稲穂さんの映画レビュー(感想・評価)
歌だけでも価値あり
CMに誘われて観てきました。
圧倒的な映像美、歌声。
エンドロールが終わり、灯がつくまで皆さん
席を離れずに、浸っている様子でした。
私自身、小説を見てから鑑賞したのですが
小説では描かれている合唱隊の方の素性、父親との晩ごはんの献立になぜ鰹のたたきなどがでてくるのか、をはじめ、これは説明してくれないと、初見の人ははてなマークになってしまいそうだなと感じる場面が何箇所かありました。
ネタバレになってしまうから、と恐れて読まないよりは
より一層、世界に入り込んで物語を見るには、ぜひ小説を見てからを私はおすすめします。
ただ、小説を見て、きっと映画で分かるんだろうと思っていたことが、映画でも描かれていなかったことから
映画や小説を見ても、細田さんの意図するキャラ、ストーリーを100%は理解できそうにないなと思ったので、それぞれのキャラの思い入れを聞いたり、アナザーストーリーなど観たいです。
中村佳穂さんの声優起用賛否両論あるかと思いますが、映像を実際に見ながら、この人以外考えられないと。映画の背骨になっているようでした。鳥肌がたちました。とても素晴らしかったです。
ストーリー性 2映像美、歌声5チャレンジ性4としてこの評価とします。何より久しぶりの映画館でこのパンチある映画は刺激的でした。
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