劇場公開日 2021年7月16日

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竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価

全1514件中、1~20件目を表示

1.5期待してましたが、、

2023年3月23日
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絵はとても綺麗でした。
でも、何でそ〜なるの⁉って展開がちらほら。余り共感できませんでした。。

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ホビット

4.0It's Entertainment !

2021年7月31日
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鑑賞方法:映画館

純粋に楽しめた。自然と涙が溢れた。
この映画は音響が良くて、できるだけスクリーンサイズの大きい映画館で観て欲しい。

「都合よすぎ」とかいろいろあるようだが、そんなリアリティ必要?辻褄合わせ必要?
映画は娯楽だぜ!

※てっきりお父さんが絡むとおもったが、、そうだったのね。
※あの後すずちゃん、きっと大変だったんじゃないかな。笑

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momokichi

4.0「歌ってみた」という時代。

2021年7月23日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

3.0細田守の「As」の名はハヤオ

2021年7月20日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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マユキ

4.5賛否のあった終盤の展開について思うこと

2021年9月22日
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鑑賞方法:映画館
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五所光太郎(アニメハック編集部)

5.0Uはもはや異世界でなく現実か

2021年7月31日
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鑑賞方法:映画館

細田監督のネット社会描き方に変化が見られた。ネット社会の捉え方に変化があったことはもちろんだが、ビジュアルでの表現の仕方そのものを変えてきた。
細田映画では、異世界に突入するとキャラクターの輪郭線が朱色になる。ネット社会を描いた『ぼくらのウォーゲーム』からやり始めた演出なのだが、『時かけ』のタイムリープの場面でも『サマーウォーズ』のオズの世界でも、『おおかみこどもの雨と雪』でも、主人公が死んだはずのおおかみおとこの姿を見る夢の世界でも、輪郭線が朱色になる。
しかし、今回のUの世界では、そういう演出はなかった。それはどういう意味なのかをずっと考えている。Uはユーザー数が世界で50億いるほどの巨大なプラットフォームだそうだが、それだけの人数がいる世界はもはや異世界じゃなく、現実ということなのかもしれない。唯一の例外は竜だ。竜だけは輪郭線が朱色だ。彼だけ扱いが違うのはなぜなのだろう。Uの他のユーザーは、そこが現実と地続きの世界だが、竜にとっては違うということだろうか。
それから、『ウォーゲーム』や『サマーウォーズ』の頃のネット世界は、余白の多い世界だった。今回のUには余白がない。もうくまなく開発されきっているという印象を与えるほどにびっしりと詰まった世界だった。開拓可能なスペースがなくなってしまったネット世界の窮屈さが今回の作品には重要な要素となっていた。
3DCGのキャラクター芝居が素晴らしかった。日本のセルシェーディングのアニメとも違うし、ディズニーやピクサーとも違う。非常に生き生きとした芝居を3DCGで作っていたのは驚いた。

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杉本穂高

4.0高知を介して描かれる懐かしい下校風景

2021年7月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

現実とバーチャルの世界を行き来する少女。映画が示す2つの世界に隔たりがあればあるほど視覚的な振れ幅は大きくなり、観客はアニメーションならではの落差を楽しむことができる。特に今作の場合は。不規則な7月4連休の最中、久々に足を運んだ劇場はソーシャルディスタンスを守った上でほぼ満席状態。終映後、「いやあ、なかなか凄い世界観だったね」とか「お父さんの声は役所広司だったんだね」とか、口々に感想を言い合いながらはけて行く観客たちの波に揉まれながら、映画体験を共有する至福を感じていたのだった。

なぜ劇場に足を運んだかと言うと、現実世界の舞台がわが故郷、高知を舞台にしているからだった。高知の自然に魅せられたという細田守監督は、実は四万十川より透明度が高い仁淀川の透き通るようなブルーや、沈下橋から眺める山間の村等を、ほぼ克明に再現している。しかし、それらは言わば観光地・高知の看板ショット。筆者が驚いたのは、高知市のど真ん中を流れる鏡川南岸から望む、時間毎に表情を変える市内の様子を背景に取り入れていること。学校帰りのすずやしのぶくんやカミシンが語り合いながら川辺を歩く姿を見て、少年時代の自分を思い出した高知県人はたくさんいると思う。

7月のカンヌ映画祭を大いに沸かせた本作の魅力は、バーチャル空間で起きるドラスティックな展開は勿論、いやむしろそれ以上に、高知を媒介にして描かれる懐かしい下校風景にあるのではないかとすら感じる。あの学校と家の間にある、2度と戻らない心ときめく不思議な時間に。

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清藤秀人

4.5「サマーウォーズ」のような「田舎町での人間模様」×「インターネット空間の仮想世界」に「美女と野獣」×「歌」で構築した細田守監督の意欲的な最新作。

2021年7月16日
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細田守監督の代表作の一つに2009年の「サマーウォーズ」がありますが、今見ると「わずか10年くらい前なのに、スマホですらなくガラケーだったのか」と現実世界の早さに驚かされます。
「サマーウォーズ」の時は、当時より少し先の未来を描いていましたが、本作でも今より少し先の世界観を描き出して進化しています。
そして、不朽の名作「美女と野獣」をモチーフに使い、主人公の「すず」のインターネット空間の仮想世界での名前は「ベル」。そして、野獣として謎の竜が登場します。
ディズニー映画の「美女と野獣」の世界観を仮想世界「U」で表現され、ベルと竜の2人の関係性が物語の大きなカギとなっています。
さらに、現実の世界では、インターネットでブレイクするアーティストが出る時代なので、歌にも力を入れるなど、新しい試みもみられます。
声優陣は、スタジオジブリ作品のように芸能人が多いのですが、主人公の「すず」役には、中村佳穂という知る人ぞ知るようなアーティストを起用しています。
最初の学校のシーンで親友と話すあたりは、少し素人っぽい話し方が出てきますが、設定も「人間関係が不得意で、心を閉ざす女子高生」なので、案外、これもリアルなのかもしれません。
ちなみに、その「すず」の親友役には音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル幾田りらが起用されていますが、こちらは本職並みの上手さがありました。
母と一緒に歌うのが大好きだったのに、母の死をきっかけに歌うことができなくなった「すず」が「ベル」として歌うシーンは、さすがの歌唱力でした。
これらのような新しい才能を開花させている点でも本作の試みは成功しています。
作画の面でも「U」での世界や、現実世界も含めて非常に進化していました。
また、作品全体の雰囲気も良く、本作はレベルの高い力作と言えるでしょう。
ただ、強いて言うと、「アカウント50億!の中から1つを見つけ出す」という非常に重要なミッションが本作の肝になるわけですが、この高すぎる設定をクリアするには、少し拍子抜けしてしまう点など、もう少し脚本が精査されていたら、より良かったとも思います。
このように所々もう少し練った脚本であれば、と思った面はありましたが、歌は良いですし、高知県の舞台も良いですし、何より人間模様が魅力的に描かれています。
なのでエンターテインメント作品としては、とても出来は良いと思います。

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細野真宏

5.0歌の響き方が透き通り、癒されました

2025年12月6日
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興奮

癒される

カワイイ

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しわ

4.5再度観てみたいと思える映画だったかどうかって意外と大切な要素かもしれない

2025年12月3日
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2回視聴した後のレビューです。初回時の印象は主に心理描写の部分になんとなく違和感を感じたせいでストーリーに没頭できずよくわからずあまり楽しめなかったなぁというものでした。星2.5~3くらいだったでしょうか。

これまで「時をかける少女」「サマーウォーズ」など細田監督作品には大いに楽しませてもらっていて、本作も人物描写から美しい映像、音楽に至るまで細田節漂う作風でしたので惜しいなと感じました。そこで改めてもやもやしていた部分を思い出してみて再試聴してみようかとなりました。
①鈴が竜になぜそこまで執着しようとしたのか?
②川原で鈴が忍に今まで気になっていた何を聞こうとしたのか?
③横断歩道で鈴が忍に何を言いたかったのか?
2度目の視聴で大体スッキリしました。ちゃんと直接あるいは関節的に分かるように描写されていますね。個人的に得た正解はここではあえて書きません。なにが言いたかったかといいますと私の場合、初回視聴では物語のスピードに理解が追いついていなかったんだなぁということです。私は10代の少女でもなく、そこにメタバース社会を描く情報量が合わさっていろいろ細かいところ見落としていたのかなと。そして思い返してみれば似たようなことは多くの映画視聴に当てはまるのかもと思いました。再度観たいと思える映画でなかったならそのまま低評価になってしまうんだろうなと。本作は2度目の視聴でしっかり楽しめる良作品でした。

父親以外の人の前では問題を抱えながらも普通の10代の少女のように元気に喜怒哀楽を見せる鈴。父親だけがそんなきらきらした娘の姿を見ることができない…。ずっと一緒に暮らしているのに…。それがただひたすらに寂しく胸が締め付けられる。でもリアリティがある。最後お帰りのシーンでは泣かされました。これからはもうそうじゃないんだよという希望が見えました。

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ディマジオ

3.570点

2025年12月3日
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鑑賞方法:VOD

難しい

斬新

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まぁと@名作探検家

4.0なんだよ普通に面白いじゃん。

2025年12月1日
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鑑賞方法:その他

泣ける

「果てしなきスカーレット」があまりに酷評で細田作品ってどんな感じだったかと
思っていたところアマプラで見れたので視聴。

俺の細田作品の評価は「時かけ」一択で好評な「サマーウォーズ」もあんまりだった。
だったもんで「サマーウォーズ」以降の作品は未視聴。
「竜とそばかすの姫」は公開当時酷評されていた記憶だけあった。

そして興味本位で見てみたら普通に面白かった。
それで疑問に思ったのがどんな感じに酷評されているのかって事。
いくつかの酷評を読んでみたけど、酷評している層に共通している事が1つあった
全てが「自分の常識」に当てはめているっていう事。

今作はファンタジーの装いで現実のセンシティブな社会問題を取り扱っているから
現実と混同して自分の「尺」を持ち込んでしまう人が多いんだろうなって思った。
この作品はアニメで完全創作というのを見失ってしまうんだろうなと…
逆にこの作品に「粗」や「矛盾」「短絡的」と評価してしまった人に言いたいのは
現実は小説よりも奇だし、頭や常識で思いつくよりも世界はイレギュラーに溢れている。
自分の「尺」をとっぱらってエンタメ作品だと見れるようになってほしい。

俺が1点だけ不満に思ったのは「美女と野獣」のオマージュ。
原作を現代解釈しているんじゃなくてディズニーの「美女と野獣」の
オマージュってところ。
ベルのキャラデザもディズニーに寄せてるし、
そこはクリエイターとして原作のオマージュをしてくれよと思った。

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SWITCH

4.0スカーレットが炎上中のこのタイミングで初見

2025年11月30日
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泣ける

楽しい

斬新

軽い気持ちで見たけれど…これ
名作じゃね?
序盤から世界観に没入し、内向的な主人公に感情移入し、ミュージカルパートでもしっかり心を掴まれました。

わりと好きです。自分は。

もちろん問題点がないわけではないけど…
でもそんなものを上回るくらい加点の要素の方が多かったなと。

これまでは竜を除く全ての細田作品を見てきたけども、スカーレットを見終えたこのタイミングで見てみると、色々合点がいく部分がありました。

まず、細田作品は常に新たな映像表現にチャレンジしてきたという事。
特に龍はそれが顕著に出ています。
2Dで描かれる現実世界と、3Dのアバター「U」の世界。
この2つの世界を行き来しながら「歌」で繋ぎ止める。
細田作品の中でもまさに過渡期にあった作品だったなと思います。

「歌」のストーリー的必然性。
作画の違いの必然性。
それらが有機的に機能していたからこそ、竜は1つの作品としてまとまり得たんじゃないかと思いました。

ただ、スカーレットはそれを更に表現を推し進めた結果。
CGに偏重した世界に一部2Dキャラが混在する世界になっていて。
更に「歌」や「ダンス」が記号にしかなっておらず、明らかに分離してしまっている。

この点が竜が一定の評価を保ち、スカーレットが酷評されてという今の状況を産んだのではないかと思いました。

竜を見た事で、細田守の作家性を再確認でき。
スカーレットの先進性と、問題点のどちらも知ることができた気がします。
今回のスカーレットの興業的失敗を経て、細田守監督が今後どう舵を切るのかはまだ分かりませんが。

自身の作家性を活かせるフィールドに戻ってきてもらえたら良いなと切に願います。

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ジョイ☮ JOY86式。

2.0アバターは自分で決めさせてよ…

2025年11月30日
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鑑賞方法:VOD

笑える

細田作品はサマーウォーズしか見てないです。最近何かと話題なので一番ヒットしたと言われるそばかす姫を鑑賞しましたが、もう色々気になる!

生体データだかであなたの隠された才能!とか言って異形の深海生物がアバターで出てきたら嫌なんですけど…キャンセル出来るとは言え勝手に作るとかマジ余計な御世話(笑)みんなそれで良いの?てくらい謎の生物アバター受け入れてるし、そもそも隠された才能が深海生物てなに?潜水得意てこと?(笑)

ベルのアバターみて「そばかす」とか言ってたけどアレはメイクに見えたんだがそばかすってああなるんですか?そしてそばかすはそんなにダメな事なの?

謎のアバター竜!何処にもいるかも解らないんだ!…郊外に竜の造形物がある怪しい城あり!あんなところ行き来してたら目立つんだが(笑)

竜の背中にアザがある!あれはマントの上に柄があるからアザじゃなくてデザインじゃないの?マントじゃなくてまさか…皮膚ってことですか?こわ…(笑)

竜に攻撃されてデータ消失しました!とかそんなユーザー垢バンしろよ、ハッカーじゃん(笑)

美女と野獣をまんまやったなんて事はどうでいいくらい気になる事だらけです。でも映像やキャラの動きはとても綺麗でした。あとラストについてはボートマン、ロン毛美人、忍が味方になってくれれば最初こそワーワー言われるけど時間が経てば学校のトップランカーに仲間入り出来るから安心して鈴ちゃん♪て思いました。

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DPZ

2.0内容が頭に入ってこず

2025年11月29日
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鑑賞方法:その他

ツッコミどころが多くて感情移入が
できなかった。 絵はすごく綺麗だった。

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ダブ

3.0色々勿体無い

2025年11月29日
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鑑賞方法:VOD

先ほどこの映画を観ました。
話の進み方や展開、結末が物足りなかったり、雑だったり、破綻している箇所が幾つかあります。一番不満なところは結末です。雑すぎてびっくりしました。不満は多いですが、内容自体は面白かったので一応楽しめました。

結論、細田守は修行しなさい

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カボチャ

2.5説得力が弱い

Nさん
2025年11月28日
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N

0.5「竜のオリジンをアンベイルする(キリッ」🐉💤

2025年11月26日
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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.5竜は🐉

2025年11月24日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

斬新

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HY

5.0急に大傑作!細田監督は何かをつかんだ!

2025年11月24日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

興奮

ドキドキ

失礼な言い方になります。「時をかける」「サマーウォーズ」「おおかみこども」「未来のミライ」と絵の綺麗さと前半の勢いは抜群だけど結局上手くまとめられず取ってつけたようなキレイごとの帰結を持ってきてテーマがブレてしまい全く感動できない作品が続いていましたが、今作品は震えるような感動で涙が止まりませんでした。肉親の死、ネットの現代的問題、地域社会、友情、青春の恋愛、勇気、主人公の成長を「歌う」というテーマを通してラストまで完璧に描き切ったのではないでしょうか。この完成度の作品を発表し何でもっと話題にならないのか不思議に思うぐらいです。細田監督はこれまでの創作活動の苦闘の果てに何かをつかんだように思います。全盛期の宮崎駿のような未踏の域へ突入した細田監督の今後の作品が楽しみです。

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