「【あちらの世界はローテク】」ワン・モア・ライフ! ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【あちらの世界はローテク】
この手の映画作品で使われる、あちらの世界のPCなんかの耐久消費財は、結構、型落ちも型落ちの古いもののような気がするは、僕だけだろうか。
自分の死に向き合うことは、過去に想いを馳せることで、きっとノスタルジックになるからなのかもしれない。
さて、作品は、序盤の亡くなるタイミングを間違えるというミスの場面で、もっとコミカルなものを想像していたのだが、イタリア作品らしからぬ(?)シリアスな感じが続く。
まあ、元来陽気な気がするイタリア人だって、自分の死や過去と向き合うのだから当たり前か。
ただ、ストーリーは、序盤以外は想像の範疇で、これといった意外性もなく、もし、あるとすれば、エンディングなのだが、これも、こうした寓話的なお話のなかでは、ありそうな展開で、心温まる(?)普通の良作品といった感じです。
面白くないわけではないですよ。
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