1秒先の彼女のレビュー・感想・評価
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SFとして稚拙すぎるのでは?
常にワンテンポ早い“彼女”が積もり積もったあげくに1日損して、常にワンテンポ遅い“彼”が1日得する(と理解したのだが、合ってるだろうか?)。
だとすれば、アイデアは面白い。
しかし本作では、“彼女”だけでなく、“彼”以外のすべての人間が1日損してないか?
退屈して居眠りしたので自信はないが、つじつまが合わない気がする。
郵便局の私書箱のところも、理解できなかった。
結末をみれば、あたかも“彼”が、最初から“彼女”の行動も含めて、その後の展開をすべてコントロールしていたかのようだ。
“彼”は、神なのか?
自宅の壁やタンスから出てくるDJやオジさんも、意味不明だ。
「異空間との交信か!」と期待したが、深い意味はなく、ただの挿入ギャグや“夢”のようだ。
SF映画は、なんと言っても、設定や時空のトリックが第一だと思う。
もし、自分の理解に誤りがなければ、本作は稚拙すぎる。現実と非現実が、ルールも無く交錯する。
あるいは、自分が理解できていないとすると、本作のトリックは映画「テネット」みたいに難しすぎる。
どちらにせよ自分としては、“台湾の雰囲気”を楽しんだだけの、つまらない映画だった。
やっぱ、可哀そうだな
すれ違いと言うよりも片思い
やっと実った事になるのですが、これまでの彼が可哀そうでした
良くできた映画と思いますが、恋愛映画としてはあまり感情移入ができなかったです
やはり、俳優さんが自分の好みに合わなくては・・・・
こんな現象、ある程度の確率で、人々に発生するのであれば、怪奇現象に事欠きませんね
日経新聞の評価で満点が付いていたので急いで見に行ったのですが、少し残念
本作品に対する各界の方からのコメントに「マイベスト映画を更...
本作品に対する各界の方からのコメントに「マイベスト映画を更新してしまいました」と寄せられてたのを目にしたんですが・・
うん、うん、自分もそれだーー!
となる作品でした。
シャオチーのせっかちで
顔芸のレベルの高さとちょいちょいツッコミ入れる感じとか
グアタイのおっとりだけど
アブナイ人みたいなところ
でもなんだか優男なとことか
シャオチーの隣の席のおばはんとか
シャオチーのママのちょっと高めの声とかなんだか好きがたくさんちりばめられてる
ちっさなエピソードも重要なエピソードもとても楽しくてずっと口角上がってた
気がする
懐かしい感覚も覚えたりするのは台湾作品だからかなぁ
ほっこりして、じんわりして
作品のもつ雰囲気も好きだし
映像も好き。
グアタイが1人奮闘するところの
映像は撮影風景を観てみたいな
うん?!Mr.ノーバディ?!ってなる
とこも好きだなぁ
個人的好感度MAXなので
おかわりは決定です(^o^)v
【なんかスコアを高めにしたくなる映画】
前に、ビートたけしさんが、良いことが続くと、悪いことが起きるように祈ると言っていた。
それで、悪いことが続くと、その後に起こることがとても良いらしいのだ。
なんか分かる気がすると思った。
(以下ネタバレ)
この物語の時間に関するあれやこれやは、たけしさんの話に結びつくものではない。
それに、たけしさんの話しは、個人にプラスマイナスがあって帳尻が合うというのに対して、このグアタイとシャオチーの時間の利子のつくつかないは人によって異なるのだ。
出だしがちょっと早いシャオチーと、遅れ気味なグアタイ。
まあ、作り話なんだから、真剣に考えるなよと笑われそうな気もするけど、二人で時間の帳尻が合うとしたら、それはそれで、運命の二人のようで、ちょっと素敵な話のように感じる…のは、僕だけだろうか。
まあ、ファンタジック・アイデア賞ということで。
朝一番の回を観に行ったら、お年寄りの人がかなり来ていた。
これ、恋人同士向けの映画って思ってたけど、若い頃を思い出すのも良いかも。
ああ、あの時の恋は良かったとか。
ああしとけば、良かったとか。
見方は色々。
不謹慎と言われそうだけど、僕は躊躇わずにチューはしますね、きっと。
軽やかで工夫や仕掛けがあって泣けました
出だしのテンポについていけるかどうか─仮において行かれても、次のテンポまで我慢すれば、もしかしたら感動できるかも─仕掛けや工夫があって、それが最たる醍醐味で、ある程度ネタが分かればスッキリしてしまう作品かもしれないけれど、個人的にはもう一回、じっくりと見返してみたいと思いました。
ポップなエンタメだと思って見出した作品は、その軽さが存分に生かされた、感動的なファンタジックラブロマンスでした。
マネキンの演技はなかなか大変そうだな
1秒のズレが結果そうなるのかと感心。ラストは久しぶりに鳥肌が立ってしまった。ある種のお伽話なので、一々説明するのは野暮かもしれませんが、それにしてもお父さんに関してはもう少し説明欲しかったかな。
爽やか、なファンタジックラブストーリー。
一歩間違うと超ストーカーな話だけど主役3人の憎めない役柄と妙に納得させられた時間軸の話が見事にファンタジックな展開にまとめられている。自分を信じて進めば良いこともあるさ、と。海道を走るバスのシーンがなんとも幻想的、ロケ地に行ってみたい。
とっても楽しいファンタジーラブコメ。
滅多に観ない台湾映画。楽しそうな設定のラブコメだ。
普通の人よりちょっと早く生きている女子と、ちょっと遅く生きてる男子。2人は子供の頃出会っていた。で、時間のずれる2人の恋愛はどんなだろう?って思うよね。あら、予想大はずれ。
前半は女子の話。たまたま出会った男とトントン拍子に付き合うことになり、バレンタインデーにデートの約束をする。楽しみにしていた彼女が朝目覚めると、バレンタインデーは昨日だった。何故か日焼けしてるし、覚えの無い写真が存在してるし、ヤモリに話しかけられるし、訳が分からない。
ちなみにバレンタインデーって七夕の日だってさ。年に1回会えるんだとさ。
後半は男子の話。ずっと片想いだった彼は、バスの運転手をしながら彼女の近くで生活していた。で、彼の話が種明かし。カメラを止めるなと似たような流れだ。突然時間が止まってしまった事を利用して、彼女を海に連れて行く。それもバスで他の客ごとね。動かない彼女や、他の客達、かなり笑えます。
何故時間が止まるのか、失踪中の彼女のお父さんが教えてくれました。へぇ〜、そうなんだぁ、って感じ。
ツッコミどころ満載で、とても楽しい作り込み。カップルで観ると盛り上がりそうだわ。
監督おかえり!
チェン・ユーシュン監督
熱帯魚
ラブゴーゴー
昔をチョイと思い出す。
鑑賞中、ずっと楽しかった。
最高です。
お帰りなさいと監督に言いたい。
ストレス無くなった💖
こんな彼の時間旅行なら、おまけがない人生でも許せるな✨
見たことない不思議な恋愛映画でした
面白かったです。
ストーリーの展開というか、話の切り替わりが独特で。
ごめんなさい、観た人にしかわからない説明ですね。
内容は、ごくごく地味な主人公だし映し出される生活や景色もおしゃれではないんです。日常的。
ファンタジー要素(非現実的)な部分があり、それがもうものすごいエキストラたちの熱演(って言っても激しくない、正に静の演技!)、大掛かりなロケだなぁと言うすごいシーンなんです。
郵便局員という設定もこのストーリーの鍵です。
手紙、フィルムカメラ、ラジオ…少しレトロ。
レトロとファンタジーというと大林監督作品ですが、雰囲気は近いところがあるかな。
最初と最後で女の子の可愛さが違う。最初はそうでもないんですがだんだんと可愛く見えてくるのも不思議。
最後驚きます、すごい悲劇的なんですから、ドキッとします(厳密には最後の一歩手前ですが)。
観て欲しい、面白いですから。
あとエンドロールの名前、漢字は各キャストスタッフの直筆なのかなぁ。
答え
108本目。
韓国映画と思ってたら、中国?台北って事は台湾か、失敗したと思ったけど何があるか分からん。
何だこの世界観、面白いじゃん、でどうなる、この流れは答えが出るのか?時計を見たら、げっ、後1時間もある。
心が折れたと思ったら、雷に撃たれた位の衝撃とか色々例えがあるけど、そんな感じで答え合わせが始まる。
素敵な話で、いやでも何故?と思うだろう所もあるけれど、それを考えるのは野暮かな。
時が止まるのではなく、利息の発想に感服した
時間を早く使うっている彼女。
時間をゆっくりと使う彼氏。
どちらが良いとか悪いとかの話ではなく、
誰にでも平等に使えると思っていた時間の観念。
実は一人一人違うという事を認識させられた。
見た後は、自分が好きになります
これはやばい。ラストでシャオチーが涙を流すと同時に自分の頬にも涙がボロボロと流れ出す。ラスト前のアクシデントが憎いくらいに効果的で、完全に監督の術中にハマってしまった。
アラサーのシャオチーは、目を覚ましたらバッチリ日焼けしていて記憶がない。しかも初めての彼氏と参加する予定だったバレンタインデー(七夕?)のイベントが終わってしまっている。これって、どこかで見たことがあるぞ。
『ハングオーバー』と同じく、記憶喪失前までのパートと種明かしパートに分かれている。前半の伏線の貼り方が絶妙で、モザイクDJのラジオ番組とかお父さんの失踪とか、後半での回収された時の気持ちいいこと。
思わず笑ってしまうコメディあり、ド直球の純愛あり、それを包み込んでしまうファンタジーSFで、見た後に自分が好きになること間違いなし。
こんなに美しい映画シーンを見たことがあるだろうか。完全に時間の止ま...
こんなに美しい映画シーンを見たことがあるだろうか。完全に時間の止まった世界。彼は、いつも世界に乗り遅れてたから、夢みたいな体験だったと思う。彼の喜びの表情にも現れていた。それは彼女に対する思いと同じ。
実物の俳優を使ったという、世界が止まったシーンのリアルさはすごかった。バスが向かう海辺への一本の細い州のシーンは、夢のように美しかった。
監督の世界への遅れの思いが投影されているのではないか。
そして、美しい写真の数々。
海辺でのポーズも素敵だ。
オタクの世界。
映像や写真は、直接相手に触れず、間接的に対象を追いかける点で、オタク的振る舞いだ。
彼女の子ども時代の明るさと今は通底しているのに、今はイタク見える社会。
詐欺師の彼とさえ、彼女のデートシーンは本当に明るい。
この監督の映画は初めて見たのだけど、テンポがとても良く、明るさに満ち、人生の肯定感に溢れている。アメリなんかよりずっといい。アメリみたいに閉じてない。
両親をなくした幼い彼を支え続けた彼女。幼い頃のシーンも夢のように美しい。子どもならではの無邪気な遊び心が溢れている。そして、彼を海辺の郵便局で待ち続けた彼女。その年月についてはなんの説明もなく、DJの感想と、おばあちゃんとのやり取りが現れるだけだ。でも、豆花を持って現れた彼の前で涙が止まらなくなる彼女。ちょうど遅れるようにしてやはり泣く彼。なんて美しいラブシーンだろう。
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