1秒先の彼女のレビュー・感想・評価
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笑いあり、涙ありで楽しかった!
台湾映画 英題:My Missing Valentine
以前インスタ仲間さんが紹介されていた、「ラブ・ゴーゴー」や「熱帯魚」のチェン・ユーシュン監督による作品。
前評判以上に、良かったです。
"イタい女子"が偶然イケメンと出会い、バレンタインに初デートに向おうとバスに乗ったあと、
気付けば自宅のベッドの中で、しかも赤く日焼けしている。
しかもバレンタインは昨日のことになっている。
あれ!?一日はどうなったの?
My Missing Valentine
時間もののSF設定ですが、細かい設定では「???」は多いです。
でも、そういう事をチャラにしてくれるほど、作品としては◎
主演のリー・ペイユーさんの、健康的で明るい雰囲気のため全編を通じて楽しく鑑賞できるし、
笑いあり、涙ありで楽しめました
あまり観たことが無いタイプの映画ですが、
普通に楽しめました。お勧め作品です。
これってホラーでしょ?
一見ファンタジーのように見えますが、、、
これってストーカーが夢を叶えるホラーですよね。
たまたまストーカーが内気な童貞野郎だったから大事に至らなかっただけで、やってることは気持ち悪いことばかり。
むしろ童貞野郎だからこその行動がマジで気持ち悪かった。
彼女も消えた一日の間に何をされたかを知れば、別の意味で涙を流して発狂するはず。
そんな風に感じるのは、自分の心が曇りまくっているから?
イーアルサンスー・バレンタイン!
何をするにもワンテンポ早いヤン・シャオチー。映画館では他の観客よりも先に笑ってしまったり、短距離走や水泳ではいつもフライイング。そんな人生を繰り返し、30歳になっても恋人ができないでいた。決して美人とは言えないのかもしれないけど、若く見えるし可愛いと思う。施設で育ったというダンスコーチと知り合い、やがて映画デートや恋人たちの一大イベントである七夕バレンタインでもデートにこぎつけた。すごくいい人っぽい。こんなにスムーズに事が運んでいいの?
そんな大切な七夕バレンタイン。いつもの通り、目覚ましよりちょっと早く起床し、バスに乗り込んだはいいけど、その一日の記憶が失われたまま月曜日を迎えてしまう。どうなったんだ?
時系列をいじるというより、シャオチーの視点と郵便局の常連ウー・グアタイの視点を2部構成で描いた作品。モザイクDJ、痴漢オヤジ、意外なカップルやヤモリといった脇の人物が優しくファンタジックに登場し、失踪したままの父親に関する家族愛も感じられる。最も凄いと感じたのは、シャオチーの日焼け具合が赤から茶色へと見事にメイクされていたり、ストップモーションの映像が凝りに凝っていたこと。
とにかく終盤の海とピンクのバスは印象に残ります。まるで世界遺産のモン・サン・ミッシェル!海の中へバスが突き進んでいくシーンは驚きでもあり、うっとりとさせてくれる風景でした。そんな無茶をするウー・グアタイはやっぱり変人か?とも思ったけど、後片付けもちゃんとするし、秘密の一日だって・・・と、純愛ぶりに涙してしまいました。バランス的には『猟奇的な彼女』のような韓国純愛モノみたい。そして、バレンタインを失くした人はどれだけいたのだろう・・・
能力を生かして格闘家になるということは無かった
台湾の映画か。
頭の回転が超速い人の恋愛話かと思いきや、
1日をどこかに無くしてしまうという事件が発生。
設定のほか、演出もなかなか奇抜な芸術作。
良い点
・美人すぎない
・CGなのか?
悪い点
・通行できるようになっている
・あとの郵便局の周囲の描写が足りなめ
・映画ポスターのデザイン
ネタバレしたら面白くないので多くは語れないが面白い
「1秒先の彼女」という邦題が現している通り常に人より1秒早く動いてしまう女性が原題でもある「消えたバレンタイン」の1日の記憶を探すというラブサスペンスになっています。
真相に関しては賛否両論あると思いますが、映画の作りとしては面白いなと思いました。あまり先入観をもって観てほしくないのでこれくらいしか書けず歯がゆいですが傑作だと思います。
自分を愛さねばならない
主人公シャオチーは見ているだけで楽しくて、彼女を想うグアタイは見ているだけで切なくて。
ポップでキラキラした、でも懐かしい遠い昔を急に思い出したような気分に浸りました。
「誰かに愛されているからこそ、自分を愛さねばならない」
誰かに愛されていることを確かめたくなる一本。
一風変わった…
ようやっと観ることが出来た台湾の一風変わった恋愛ファンタジー。
独特のテンポと演出の作品だが、物語が進むにつれ最初はあまり思い入れられなかった主人公二人への親近感がどんどん湧いてくる。
中盤のとあるシーンは「どうやって撮ったの?」ってなるし、その後はニコニコしながら種明かしを見ることが出来る。
エンディングテーマもなかなかモダンで良い感じだった。
いつまでも愛でたくなる小品…
秀逸作品だと思いました!!
「一秒先の彼女」鑑賞しました。
(^o^)/
個人的には90点ぐらいの楽しめた作品でした。ww
演出、映像表現、キャスト、脚本等全てがあいまって楽しめた秀逸作品だと思います。
中華映画で、言葉が解らなかったのも良かったかもしれません。
日本映画で同じ作品作りしてもここまでの満足度は無いかもしれませんね。
また、このような良い作品を観ていきたいです。本当に有難うございました。m(_ _)m ww
ピンク色のバスに乗って
前半は昭和な感じのメロドラマでこれが最後まで続いたら流石に辛いと思ってたら、後半から急カーブを切ってきた。時系列、時間軸を弄る手法はもはや、お馴染みだけど、今回はかなりの反則技か?正直、ストーカー気味なシーンもあるので万人受けは?だけど、オジサンは泣けました😭チェン・ユーシュン監督、お帰りなさい!久々の長編映画、待ってました。
期待しすぎた⁈
1秒先を行く彼女の描写と1秒遅れる彼の描写のおもしろさを期待していたのだが、日々の会話は普通に成立するし、そのズレを感じさせない(演出していない)シーンが殆どで、その時点でなんだかな気分になってしまった。正直、残念だ。
お母さんかわいい
ゆっくり生きてると時間が余るのか。
そうなりたい。
たまに、やもりの擬人化とかDJとか出てきたりで冷める瞬間があって、もったいないなぁって思う。
もっと雰囲気を壊さなくてすむ演出はなかった?
話はちょっと...だけど、やっぱり雰囲気は好き!
台湾では2回のバレンタインデーがある。もう1回のバレンタインデーが、旧暦7月7日(毎年8月頃)の「七夕情人節」。こちらが台湾人にとってより重要なバレンタインデー。男性から女性にプレゼントをするのが通例。主人公は、郵便局窓口に努める女性。気に入った男性と約束したはずのバレンタインデーが、自分の記憶から抜け落ちる。朝、目が覚めたらバレンタインデーの翌日になっていた。そして、起き抜けに鏡で見た自分の肌は、まるで1日中海岸にいたかのように、日焼けしていた。いったい、なにが起こったのか? という話。豆花を買いに行ったきり帰らない父の話も錯綜しあい、観ている人は不思議な世界へ連れていかれる。
面白いんだけど、このシチュエーションは俺には無理。猟奇的とすら感じちゃう。(評点2、いや1.5かな?) ただ、このリズムというか、ほのぼのとした雰囲気、俳優たちの表情、これらは好きだなあ。(評点4) ・・・久しぶりに味わった台湾映画。今回のは、ちょっと無理がきつかった感じだけれど、またいくつか観たくなった!
ファンタジーもラブロマンスも自由自在、不思議と優しい余韻に包まれる
いやー、まさかエンドロール中にワケもなく涙がこみ上げてくるとは思わなかった。凄い優しくていい作品だった。
思ったよりファンタジー要素が強かったけど、それが活かし切れていて、不思議な余韻を背負っ余韻をくれる。その中でラブコメとして機能するから、えっ?と思ってもそこに合点がいくようになっている。そうして邪念が省かれた末に残る二人の行方が可愛くて仕方ない。
台湾のことは全然知らなかったのだが、七夕の方がバレンタインとしては規模が大きくて、独りぼっちには関係ない空気が年2回も来るのか…という事実にビックリ。そんなの良くシャオチーは耐えれるな…と思ったし、DJモザイク結局顔が分かるじゃねぇか!とも思った。『コントが始まる』もそうだけど、意外と人生に要らない伏線なんて起きてない。それが生きる醍醐味だったりして。でも、生き急がないようにしたいとも感じた。
一方のグアタイ、一歩遅いのだが、途中まで「こいつ何しとんねん…」が強かった笑。普通に考えて、連れ回す行為がヤバいことぐらい分かるし、理解できない。そこは今もそうだが。ただ、時間の利息で出来た知らない世界の姿をきちんと使っていて、その幸せに奔走するのが少しグッとくる。次第に要素を絞って絞って秘密に触れるようなラストはジンとくる。
いつだって世界を救うのは小さなユーモアと行動力…なんちって。
紛失届はクローゼットへ。
評判が良かったので行ってみました。ノスタルジックな雰囲気でとても愛らしい内容でした。
せっかちで周りより常にワンテンポ早いシャオチーが出会って数日のイケメンとバレンタインデーにデートすることに。しかし気付けば何故かその翌日になっていた。シャオチーは失われた1日を取り戻すことができるのか。
アラサー女子シャオチーがいい。美人の後輩に下ネタぶっこんだり、素っぴんで勤務したり、ラジオと会話したり、めっちゃリアルやった。私も思い当たる節がある。
物語の中盤。毎日同じ住所に手紙を送り続けるのんびりしていて周りより常にワンテンポ遅いグアタイがストーリーにうまく絡んできます。
「失われた1日」を巡る秘密はなるほどなと思った。真逆の生き方をする2人の時間を相殺することで時差が生まれるって発想がおもしろい。あのスタチューパフォーマンスみたいな撮影大変やったろうな~。まばたきもできないし。浜辺のシーン笑えました。
あと「このままでは変態になってしまう」って。いや、私もそこ気になってました。本人がちゃんと気付いててよかったです。一応寸でで思いとどまったしね。お父さんの設定も良かった。ほんとによくできた話でした。
設定が面白いだけに残念!!
ラブストーリーというよりもホラー。
設定はとても面白いが、かなりエグイ不気味なシーンが多い。
例えば韓国映画だったらもっと切ないロマンチックな演出をするだろうと、この作品を残念に思ってしまいました。
バレンタインデー消失!?
こんな、いい加減な話があっていいのだろうか!
人間の中に、時間の流れの早い人間と、時間の流れの遅い人間がいて、ある時、時間の流れの早い人間の時間が止まり、時間の流れの遅い人間の時間だけ、しずくが一滴一滴、器に溜まるように、一日延びてしまう。
時間は、止まったところから動き出せばいいようなものだが、なぜか、シャオチーのバレンタインデーだけが、一日消失してしまう。
掃除のおばさんや、お巡りさんの時間は消失しない。なぜか、主人公のシャオチーのバレンタインデーだけが消失してしまう。
ドラえもんがいたら、怒るに違いない!こんないい加減な話は聞いたことがない!
これで、映画を一本撮ってしまうのだから、すごいの一言だ。みんな、パントマイムのように、時間が止まってたじゃないか!
そして、やっていることが、ほとんどストーカーなグオタイは、ストーリーの都合上、終盤になって、車にひかれてしまう。そして、そこから363日の月日が経過し、シャオチーの働く郵便局に現れる。
交通事故の傷が癒えたのだと思うが、それなら、いっそのこと、93日目ぐらいに、ヨレヨレの松葉杖姿で現れた方が面白かったかもしれない。
この映画は、手紙と私書箱が鍵となるが、そこは観てのお楽しみだ。
バレンタイン消失は、いい加減な話だが、ラブストーリーとしては、ピュアでハートウォーミングだ。
最初はグオタイのことを気持ち悪い男だと思っていたシャオチーだが、グオタイからの手紙が私書箱に届かなくなると、一途にそれを待ち続ける。そして、グオタイが手紙を出すために郵便局に現れた時、思わず涙を流す。
ベタで、いい加減で、心あたたまるラブストーリーが観たかったら、迷わず観てほしい作品だ!
ほめてるように聞こえないなぁ…。シャオチー役の彼女も、とてもキュートですよ。バレンタインデー消失はご愛嬌で、ぜひ映画館で観てみてください。
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