「24時間、世界が止まったら?」1秒先の彼女 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
24時間、世界が止まったら?
とっても素敵なラブストーリー。
日常的でユーモラスなのに、もの凄く非日常。
(2020年台湾映画)
監督はかなり妄想癖が強い?
満足度120%付けたいと思いました。
なんともハートウォーミングでロマンティックな映画です。
(本当に観て良かった)
起承転結のすべてが完璧。
中盤の種明かしからラストまで、見事に収まるファンタジー。
台湾のバレンタインデー
(年2回あって2月14より、7月7日が盛り上がるそうです)
1秒先に笑ったり、シャッターを押す前に必ず目を閉じたり、
人よりワンテンポ早いせいで、
モテないシャオチーが、遂に素敵な男性と出会った。
公園でダンスを教えるイケメンで、映画デートにも誘われ、
バレンタインデーを一緒に過ごす約束をする。
ところがその朝目覚めると、世界はバレンタインデーの翌日に
なっていた。
失意のシャオチーは交番へ駆け込んだり大慌て。
なんと近所の写真館に自分の写真が飾られてる。
浜辺でパラソル。一昨日の現像だという。
目はバッチリと開けているとても自然な写真。
停電中にヤモリのお告げがあり、子供の頃の忘れ物の中から
出てきた038の番号の鍵。
それは郵便局の私書箱の鍵だった。
もしかしたら、毎日手紙を出しに来るバスの運転手の彼と
関係があるかも知れない・・・
そう思ったシャオチーはバイクを借りて、付近一帯の郵便局の私書箱を
探しに出かける。
中盤からの種明かしはバスの運転手のグアタイがしてくれます。
世界が1日だけ止まった日に、
グアタイ(バスの運転手)が、動かないし固まったシャオチーを連れて、
海辺へドライブして過ごした1日。
恋人ポーズのツーショットやら、
シャオチーのポートレートやらを撮影するシーン。
マネキンみたいに動かないシャオチーにポーズを付けるシーンが
なんとも美しくて多幸感に満ち溢れています。
(一歩間違えば変態?ストーカー?!そんな危うさも、
(シャオチーの美しさと人形設定でマイルドに)
カメラで撮影するシーンが凄く心に響きました。
写真がホントに素敵。
マネキンみたいにまばたきひとつしないシャオチー。
奇跡のように美しいポーズの幸せそうなシャオチー。
シャオチー役のリー・ベイユー。
よく見ればとても美しい人です。
顔もスタイルも抜群です。
海の中に土で盛られた一本道。
そこをどこまでも走るバス。
水平線が見渡すかぎり広がり海は果てしなく広い。
(天国へ続く道を連想しました)
このシーンがジーンとする。
帰り道。
バスに10数年前に失踪したシャオチーのお父さんが乗り込んでくる。
このエピソードも胸を打つ。
こんな発想が何処から生まれるんだろう?
最高に素敵なファンタジー。
グオタイが初恋の女性シャオチーへの愛を貫く強さ。
それが感動的なのです。
2人は10歳の時に出会いがあったんです。
グオタイのシャオチーは初恋の人でした。
手紙交換の約束もあった。
シャオチーは忘れている。
グオタイの純情が胸に沁みます。
なんと来年(2023年)
日本版のリメイク「1秒先の彼」が
岡田将生と清原伽耶の主演で公開されるそうです。
山下敦弘監督、脚本は宮藤官九郎。
どんな素敵なファンタジーに生まれ変わるでしょう。
彼の方が1秒先の設定だそうです。
おっしゃる通り初恋テイストに対する照準が、彼女の方に足らないことが若干のバランスの悪さですね。
見逃せる程度ですが、不完全さというニュアンスを残してしまいます。
それだけ作品作りは難しいのでしょう。
時間が止まる仕組みは誰にも解らないというのがポイントでしょう。ただその不思議を体験した人だけの奇跡です。
彼らが束になって意見を言ったところで誰も聞きません。
そこがまたファンタジーとしていい点をついています。
私は「苗字の字画数」は失敗設定のような気がします。
面白かったです。
オリジナルだけにプロットに違和感はありませんでした。
最後に二人がとうとう再会しますが、オリジナルは涙がこぼれました。
すべてのこのがこの瞬間のためにあることを痛感しました。
ただ、
比較すると日本版の設定の「苗字の画数」があることで諸問題につながっているような気がします。
面白さではありますが、嘘くささと彼女の住所わかるでしょ? ってなってしまうのです。
そう考えると、ちょっとヤバいものを垣間見てしまった感が残ります。
琥珀糖さん、やはりの調査通❗️ですね。多分そのタイトルだと思います。あと犯罪都市や、国際通りなんとか、とか、今のところ思い浮かばないです。『母なる証明』
もエグいですが、TV版は楽勝。
だいぶ逸れますが、『デイジー』はご覧済みでしょうか。大好き❤です。🦁
フッフッフッ、宣言しておかないといつまでも書かないので、敢えて宣言いたしました。
『銀魂2掟は破るためにこそある』ご覧になられましたか。今ちょっと上位確認しましたが。
一度ご覧ください。岡田将生さん、エエですわ❣️🦁
岡田将生さんは、私は上手かったと思います。セリフ内容がおもしろかったし、こんな人窓口にいるなぁ、という雰囲気出ていました。ピッタリがどうかは謎。
先に『生きる』のレビューをします。忘れてはいけないので、その後日本版します。
コロっと違うこと書いたりしたり、謎🦁暗数殺人失礼しました。
実際にあった大きな事件で、タクシーがそこへの行き来する作品❓
はいかがでしょう。
コメントありがとうございます😊
本作の方が納得するし、流れがいいし、そして、心に来ますね。
日本版ラスト辺り中心に観ましたが、頭こんがらがっています。
ラスト感動できなかったですね。
清原伽耶さんの人気があるのがわからない自分です。無表情ばかり。トロさがあまり感じられなかったです。本作主役さん、表情が多彩❣️前半の局でのやりとりおもしろかったです。途中から話がシリアスになると顔も思いつめた
すみません、コメントありがとうございます😊
wowowなので放送初日に両方あったのですが、ちゃんと観ず、後日本版ばかりの放送で、久しぶりに本作観て、日本版何回か観てますが、こちらの方がsimple is best.です。日本版、順番とか変えたところ、逆効果に感じました。🦁
写真館の写真、サッととって中に入って行った時、私、彼女本人とは思わなかったのです。
爽やか美人さんに写ってたので。
でも、窓口で毎日封書を受け取っていたら名前見ることもあるだろうし、毎日だから思い出す可能性も大きいのにな、と、今気づきました。台湾版good❣️です🦁
おはようございます😃
共感ありがとうございます😊
リメイク版完成前にご覧になられたのですね。
台湾にはバレンタインデーが7人にもあると教えていただきまして謎が解けました。だからノースリーブだったんですね。ですが、国によって増やしたりできるものなんですね。
よく見たら、美人⁉️って⁉️
メイクで初めそうでもないようにしていたのかと。