「急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。」1秒先の彼女 23さんの映画レビュー(感想・評価)
急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。
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1秒先を生きるヤンシャオチー
郵便局で働く独身の彼女、性質はそのままに周りとうまく付き合いながらも将来に対して漠然とした不安を抱える。
仕事帰りに公園で出会ったダンスのインストラクターを名乗る男。
数日のうちに急接近する2人だが、約束のバレンタインの日と共に男は消えてしまう。
少ない手掛かりから失った人と一日を探し始める。
1秒後を生きるウーグアタイ
幼い頃の交通事故で両親を亡くし、入院先の病院でシャオチーと出会い、彼女に忘れられながら約束の文通を続ける。
何度か再開のチャンスはあったものの名乗ることはできずにいた。
毎日の1秒はまるで利息のように20年に一度、世界の停止した24時間として還元される。
その一日の中で2人は共に過ごし、それぞれの生活に戻ることを決意したグアタイだが、失踪したシャオチーの父の言葉を思い出し、トウファを買いに動くが交通事故にあう。
一年の時を経て再開する2人、
「自分を愛そう、誰も愛してくれないのだから」
「自分を愛そう、愛してくれる人がいるのだから」
消失的情人節の原題にも遊び心が加えられる。
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