映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
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小学生くらいで止まっていたクレヨンしんちゃんに対するイメージが良い...
小学生くらいで止まっていたクレヨンしんちゃんに対するイメージが良い意味で変わった作品。普通に面白かった。
このシリーズ自体は、キャラクターが歳をとらない形式の作品ですが、今作では一つのifとして幼稚園のその先を上手く描いていると思いました。
一般的な?5歳児として描かれているいつもの4人と、何かと一般の5歳児より出来ているであろう風間くんとの意識の差とそれに焦り寂しく思っている風間くんの描写が良かった。何時迄もみんなと一緒にいたいと願っている風間くんのいじらしさが可愛く、見ていてとても共感出来た。
ストーリーに絡めた謎解きも良く出来ていて風間くんが残したヒントもある意味5歳児らしくて良かった。
とても久しぶりのクレヨンしんちゃん映画でしたが観て良かったです。
クレヨンしんちゃんは素晴らしい
しんちゃんの映画ってあんまり当たり外れ無いし大人になっても絶対観たくなるんだよな〜
吸血鬼は一体誰だ....!?って一緒に探したり、ボーちゃんの恋に一緒になって喜んだり悲しんだり....ずっと目が離せなくて面白かった!!
春日部防衛隊の友情は勿論、しんちゃんと風間くんの友情は本当に素敵で尊い....
みさえのなんだかんだ寂しがってるのグッてくる.....
二次創作として
自分の中でクレしんというものはカスカベボーイズで終わったものであって、〜宇宙のプリンセスあたりまでは作画の雰囲気もどうにかクレしんを保っていた時期で、それ以降は作画も脚本も二次創作で作られた物のように感じていましたし、もうそういうものだと思って見てました
そういう風に割り切って見るとB級グルメやロボとーちゃん、ユメミーなんかは面白いなぁと思えました。二次創作として、ですが。いや、二次創作じゃないですよ実際は。ちゃんとした本家ですけど、揶揄として
︎︎ ただ、しんちゃんもひろしも声が変わった今はもはや完全に、揶揄なんかではなく二次創作アニメなんじゃないか? と。原作リスペクトも一切感じられないですし、しんのすけのキャラが崩壊してて可愛くない違和感のせいで作品をちゃんと見ることができない。それはそれで監督や関わった人に失礼だし、しんちゃんが声変わってからは映画もアニメも完全に離れていました。クレヨンしんちゃんというアニメは終わったんだ、という事で自分の中で完結したものとしていました。クレヨンしんちゃんのアニメはもう見ることはないだろうな、と。少なくともムトウが離れて原&水島が帰ってくる、なんてお祭りでも起きない限り
だから今作も一切見るつもり無かったですし、情報も一切仕入れてなかったんです。ただ、どうしても見なければならない事情が出来てしまった。出来てしまったというか、情報が耳に入ってきてしまった。
CVを齋藤彩夏さんがやってる、と。そう、つばきちゃんの声の人です。つばきちゃんの声の人がまたしんちゃんに関わってる!? と(日常アニメの方でも1回出たみたいですが)。これは絶対に見なきゃということで、レンタルしに。最近レンタルされたばかりで、そんな時期になるまで一切情報に触れてこなかったんだなと思うとしんちゃん愛も完全に尽きたなぁ、なんてしみじみ
見て収穫できたのは、きっと普通に見に行ってたら絶対齋藤彩夏さんって分からないだろうなって言う荒々しいハスキーボイスで話すろろだけでした。これつばきちゃんと同じ声優なんか……という声優の凄まじさを見せつけられたような。モフるんとかルビーとか、貧ちゃんとかゆるふわなキャラばかり演じてるのでこんな齋藤彩夏ボイスが聴けるってだけでもファンは見る価値あり。目を閉じて、声だけを聞いて「共犯者だな……」なんて、悪ぶったつばきちゃんに言われてるって想像できる材料ができただけでも大きな収穫です
いやでもね、作画は割と近年よくなってきたなぁとは思います。一時期めちゃくちゃ酷かったじゃないですか、特に原勝徳作画。アレも拒否反応出て見なくなってた原因の一つなんですけど、自分の好きな針金屋、間々田タッチのしんちゃん多めで個人的にはよかったかな、と。多分普通の人からしたら作画監督とかどうでもいい事なんだろうけども
全然内容に触れねーじゃん! って思うかも知れんけども、そんな語る内容ってないんよな。なんというか、もはやしんちゃんオタクが今のしんちゃん見て楽しめる部分ってもうそういう作画とか、荒川さんの音楽だとか、cvだとかそういうものになっちゃうというか。このしんちゃんが好き! って言ってる人は、言い方は悪いかも知れないけど、あまりよく知らないけどなんとなくの"クレヨンしんちゃん像"みたいなものがあって、なんとなくそれっぽくしんちゃん風なことしてるのを見るのが好きなんだろうな、と。それが決して悪いという事ではなく、むしろそういう風に広く受け入れる心を持ってこそ創作物ってのは楽しめるものだろうしさ。俺らみたいなオタクの方が悪だと思ってるし、思ってるからこそ見るのを辞めてた部分もあったしね
そういう、"なんとなくのクレヨンしんちゃん像"で作った作品って感じなんだよ今のクレしんは。なんかオネェっぽく喋るキャラって思われてるけど、実際しんちゃんがオネェキャラやるのなんて作中の1〜2%くらいの成分だったのに、今はもう80%甲高い声でオネェやってるから別キャラなのよ。pixivとかTwitterとかの素人が描いたクレヨンしんちゃんの漫画見てる気分になる。でも俺はそういう二次創作を結構楽しんでる方で、よく漁ったりしてる。二次創作って分かってるから、各々のクレしんへの解釈があるんだなって分かるし。だからこそ、本家にはちゃんとしたクレしんであって欲しい、みたいな願望があるのかもしれないね
だから、そういう意味でTwitterとかにあるような二次創作のクレしんアニメって考えて見ると、ちゃんと作画もほどよく動いて、なんと豪勢にもかすかべ防衛隊やみさえ・ひまわりは本物の声優さんが担当してくれてるしクオリティ高いじゃん! と。めちゃくちゃ金だして有志が作ったアニメと考えるといい出来なのよ。motherをTobyFoxが真似して作った、みたいなね。糸井重里のテキストではないけど雰囲気はmother、みたいな
一応最低限ミステリー物としてミスリードや、推理シーンもいれて考えさせる作りにはなってる。子供が犯人は誰だろう、あの人かなっていう推理として楽しむ場合、コナンよりよっぽど子供向けな推理物として完成してるようにすら思える。青春について、とか、チシオのコンプレックスの話なんかはコンプレックスまみれの自分には結構刺さる話でうるっとも来た。でも全体的に作りは雑というか……、近年あらゆる作品に言えることな気がするけど趣がないというか、脚本が綺麗だなって思える作品がほとんどない。脚本はそんなに評価されてないものでも、「AKIRA」なんかはその雰囲気、圧倒的作画で評価を得てるし。昔のクレしんは、そういう静的な美しさ、暗い芸術みたいなものが確かにあったんだよ。レイ・ブラッドベリに通ずるようなさ
齋藤彩夏さんに釣られてってのが視聴した理由の9割だけど、結構高評価だったから少しは期待してもいいかもっていうのもあって観たんだけどね。ちゃちな出来でも、趣旨さえ形になってれば大衆は評価するものなのだろうなという感想を抱いた。きっと、作品というものにそういう理想を抱く時代は終わったのかもしれない。わかりやすく、それなりに娯楽として整っていれば満足って人の時代なのだろう
しんちゃんと風間くんの友情も、各々の恋模様も、SSを見てるような気分になった。でも俺も好きなんだよ、二次創作としてはこういうのがさ。だから二次創作みたいなことを本家がやってても何とも思わないって言うファンだったらきっと評価するだろうなって内容だと思うし、だからこそのこの評価の高さなんだろうと思うわけだ。昔のクレしんが好きって人は、これは有志が作ったアニメとして観るといいよ。俺はそうして見ることで十分楽しめた
でも……それでもやっぱり心の底のどこかで俺は、それを本家がやるのが許せなくて、どうしても昔のクオリティばっかり追い求めてしまう。こんなんじゃオトナ帝国で未来を掴んだしんちゃんに、カスカベボーイズで空想からの未練を断ち切ったしんちゃんに、怒られちゃうだろうね
さすが、侮れない傑作!
本作(シリーズ29作目)は、さすが、侮れない傑作だった!
この前作(同28作目)を映画館で観て「最近、クレしん映画のクオリティが落ちて来た感」があったので、本作は映画館で観なかったが、それを後悔させられる見事なミステリー映画だった。
本作は「エリート」を物語の軸としているが、いつものクレヨンしんちゃんメンバーで「エリートに一番近いのは風間くん」であり、風間くんの希望でカスカベ探偵団の5人が天カス学園という「エリート教育する学園(なりそこなった者はカス扱い)」に体験入学する。
そして、1週間の体験入学を通じて、学園内で発生した「吸ケツ鬼事件」(ケツを噛まれるような事件)が起こる。
風間くんも、その被害者となってしまうのだが、「いったい誰が吸ケツ鬼なのか?」・「風間くんの残したメッセージの意味は?」などなど、いろいろな謎が生まれて、それを解決しながら友情も描く見事なストーリーはアッパレ!!
ところどころで見られる「しんのすけギャグ」(「よろしく…」が「よろ乳首…」と言いながら乳首をいじる)などは笑える。
とても楽しいミステリー映画であった。
一番実写化出来ないアニメシリーズ最新作
しんちゃんの身体の形状は
一体どうなっているのだろうか。
おしりにはヴェノムが
宿っているのか?とさえ思う。
そんな誇張表現が子供心をくすぐり爆笑w
物語自体は大人でも泣ける物語に仕上げる。
一歩間違えれば奈落の底。
しかし今作も素晴らしい。
何でしんちゃんに半べそさせられてるんだろう。
ちゃんと感動、頂きました。
余談だが俺なら出口で
焼きそばパン売るね。
凄い売れると思う(^_^;)
ミステリーと青春、どっちつかずになってしまったような・・・
ミステリーと青春の学園ストーリーにしたかったと思うのですが、
結局どっちつがずになってしまった感は否めないです。
高評価に期待して映画館に足を運びましたが
最後お腹いっぱいになってしまいました。
まさかのド級の青春ミステリー
かすかべ防衛隊が「私立天下統一カスカベ学園」に一週間の体験入学するが、キュウケツキが現れるという都市伝説にしんのすけたちが巻き込まれる話。
歴史物、昭和ノスタルジー、B級ゾンビ風、グルメ、スパイ、タイムスリップ、旅行記など子供向け映画の仮面を被りながら色んな作風に挑戦するクレしんが大好きです。
そして今回はミステリー×青春。もうこの時点で最高。
クレヨンしんちゃんの映画といえば、大人の涙腺ガバガバにしてくるのですが、今回は学生層の涙腺をガバガバにしてきます。10代、20代には刺さる部分が多いと思う。
序盤はミステリーパートで、学園の人々の動機やアリバイを調べていく。ここが割とちゃんとしている。
クレしんといえば個性的なキャラ。これが推理と相性が良く、多いキャラの割にごちゃごちゃせず見れます。
ミスリードやダイイングメッセージなどミステリーの定番もしていて驚いた。
でもトリックや動機はいかにもクレしん笑 安心しました。
後半は青春映画に様変わり。ここのパートが痺れる。
あれもこれもそれも青春。何も分からないのも青春。
そんな全方面に学生を包み込んでくれます。
そしてクレしんのある名回を思わせる展開に号泣。オメェらやっぱり心のエリートだぜ…
あとクレしんファンとしては増尾さんが出てきて感動したり、ゲンコツがみれたりと大満足です。
「いざ無駄を愛する!」
そんな気持ちになれる素晴らしい映画です。万人にオススメです。
大人も楽しめる子ども向け映画
コナン、ポケモン、ドラえもん。日本のアニメ映画定番と言えるモノが次々と大人受けをあからさまに意識していく中、そしてともすれば子どもを蔑ろにしてしまいがちな中、この作品は正しく「子ども向け」でした。ギャグも盛り上がりも感動シーンも、全て子どもを意識していて、まずこれが好印象です。
じゃあ大人は楽しめないのかといいますと、そんなことは全くありません。今回のキャッチフレーズにもなっている「ミステリー」
なかなか侮れず、真相が判明したときには膝を打ちました。結構しっかり推理モノやってます。
その他の点でも、登場人物の感情の交差が綺麗に描かれており、掛け値無しに「面白かった」と言える映画でした。
大人になっても忘れられない物
しんちゃんの声が変わり、僕の中にはもうあの頃のしんちゃんは居ないのだとふと見たテレビで思いました。
そんな僕は、休日に映画館を訪れました。朝一で見れる映画を見ようと思いクレヨンしんちゃんが時間帯があったので暇つぶしぐらいの感覚でチケットを購入しました。コンプライアンスだなんだの言われる時代で僕たちがあの頃楽しみしていたしんちゃんは観れるのだろうか?そんな疑問を持ちつつ席に着きました。
そこに待っていたのは、声は変われどもあの頃笑ってときには涙したクレヨンしんちゃんがありました。今回この映画を見た事は、僕は良かったと感じました、大人子どもどちらの目線でも楽しめるような作品でした。大人になった皆さんも一度この映画を見てみてはいかがでしょうか?忘れてしまった物が見つかるかもしれません!
ヒエラルキーとバカの壁
笑える内容ありの学園ミステリーもの。
誰が犯人かは明かされるまで分からなかった。
子供向け表現とはなっているものの、一般でも通用しそうな脚本レベルである。
観ればよいのでは。
良い点
・キャラのネーミング
・色々な伏線
・階級仕様の学校
・一人だけ足を閉じて立つカザマくん
・エンディングに絵入り
悪い点
・一番下の階級とは言え、エリート校に何故いるのか分からないのもいる
・栄養バランス
・歯がないトカゲ?
・犯人の扱いが軽いか
・感動のピーク所が散漫
・タイトルが分かりにくい
その他点
・フワちゃん
新タイトル案
「映画クレヨンしんちゃん 謎めきすぎる!天カス学園!」
期待ほどでは無かった
良かったんですけど、期待ほどでは無かったです
最後も、焼きそばパン買ってこい競争はそれまでの犯人探しとはまた別のエピソードです
強引に別エピソードを挿入する盛り上げ方はちょっとズルいなと思いました
かすかべ防衛隊の青春学園ライフ
小中高一貫のエリート校「私立天下統一カスカベ学園」の体験入学に風間くんの誘いでしんのすけ達かすかべ防衛隊が参加。
エリート養成校として徹底管理された学園生活に胸躍る風間くんだが学園にはある怪事件の噂が…。
勉学と友情の間で揺れる風間くんをはじめ、かすかべ防衛隊のメンバーも各キャラクターたちに焦点を当てたエピソードがそれぞれの個性を引き立てている。
舞台を学校に移し、かすかべ防衛隊たちの普段とは一味違う学園ライフの描写が新鮮。
毎度おなじみしんのすけ達のおバカだけどまっすぐなお話の中で時折ハッとさせられるセリフが胸に響く。
いうほどかなぁ…
クレしん映画ってもっと的確に笑いが散りばめられていた気がするんだけど…ストーリー進行の間に適当にギャグを置いた感が…特に前半
ラストに向けてのアクション、メッセージの疾走感は結構良かったんでまあ満足出来るかと
クレしん映画の評価ってイマイチなものでも高くされ過ぎているている感が拭えない…(いいのはホントにいいんだけど)
何度も何度もやり直せる!それが青春
初めて劇場でクレヨンしんちゃん見ましたが、30分アニメの時とは違って、ストーリーがとてもよく大人でも飽きずに楽しめました!
これは良作☆
園児がメインのアニメでまさか青春をテーマに取り上げるなんて、、しかも子供が見ても大人が見ても面白い!
学園長のセリフ、無駄なことこそ必要ですね。
これを借りて言うなら、こんな映画をわざわざ見るなんてそれこそ無駄ですね!
最後に、オツムンが青春とは?と問い続けるシーンで、、ヒロシの答えがカッコよかったですわ(笑)
バカとエリートは紙一重
久しぶりに映画館でクレヨンしんちゃんを観ました。おそらく「黄金のスパイ大作戦」以来だったので、抵抗がありました。しんちゃんとひろしの声優さんが交代して自分の知っているクレヨンしんちゃんではないと思っていましたが、気になったので視聴しました。
予想よりも面白かったです。子供向けにしてはギャグがシュールだし、青春群像劇を一週間でまとめていることに驚嘆しました。懐かしかったのが粘土のOPでした。二十年以上たっても色あせない演出で、ワクワクしました。
しんのすけ達は天カス学園でエリート教育の体験入学をするわけですが、全員優秀な生徒たちではなかったのが意外でした。カス組の生徒は子供とは思えない見た目をしていて、時々小中一貫校であることを忘れてしまいそうなキャラばかりでした。けれど、そういう子供向けとは思えないクオリティを見せつけるのが劇しんの面白い要素だと思います。
今回の劇しんはかすかべ防衛隊がメインでひろしやみさえの出番はほとんど皆無ですが、時々しんのすけのいない野原一家を映す場面では「しんのすけロス」の状態になったみさえを見ることができます。
見どころとしては、しんのすけと風間君が本気でケンカするシーンは見ていて動揺しました。特に風間君を演じた真柴摩利力がありました。二十年以上積もっていたしんのすけに対する感情を吐露したような演技で、強く印象を持ちました。
クレしんの映画といえば変な秘密結社が出てくるイメージでしたが、今作はシンプルで学校という狭い環境の中で「あなたにとって青春時代とはなにか」と振り返させてくれた良い映画でした。
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