「それぞれの道、それぞれの思い」映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの道、それぞれの思い
2021年夏公開。当時はPCR検査で陽性になった人の数を新型コロナウイルス感染者数とかなんとか言って発表するという大掛かりな茶番をして、クラスターとかなんとかで若者たちの青春を奪った。
青春は年齢が関係ない。今作では、とーちゃん(野原 ひろし)が、そういうことも語っている。
人を騙して実験台にする犯人にも言及し、エリートシステムに対するアンチテーゼも感じたし、“犯人探し”イコール“責任の所在を明確にするべきだ”というメッセージもある。他人の目を氣にして好きなことができない生徒会長からも教訓があるように思う。
シリアスなだけでなく、尻が多く登場し、トイレのウォッシュレットで氣持ちいい~等と、変態的な要素も沢山ある。サスペンス、アクション、恋愛もあって、ボリューム満点な内容であった。個人的に寺盛アゲハ(声:仲里依紗)がお氣に入り。
ラストの風間くんとしんのすけのランニング競争、ワケわかんないけど何故か感動した。
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