劇場公開日 2021年2月27日

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夏時間のレビュー・感想・評価

全33件中、21~33件目を表示

4.0淡々としたひと夏の日常に何処か懐かしさを感じた

2021年3月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ある家族のひと夏の日常を捉えているのですが、ひと夏の家族の小さな事件や問題、平凡な日常が淡々と映し出される内容ですが、その家族のやり取りがどこの家族でも良くあるような、懐かしさを感じて、観賞後、ふと昔を思い浮かべてしまいました。
今話題になっている同じ韓国映画のミナリよりも、奥ゆかしさのある素敵な映画でした。

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high4

1.0余りにも退屈過ぎるだろ。

2021年3月23日
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カメラワークや人物の動かし方などThe映画って感じで良かった。初めて家に来て四人で麺をススル食事シーンなど本来なら弟を奥に座らせて四人の顔を映してワンカットの所をあえて裏にして見せる所など映画を意識している、弟は裏でも十分。テレビドラマでは絶対に出来ないこと。
しかし全く内容がないしキャラクターが生きてない。劇的な事はあるにはあるが全く感情移入出来ない。これはキャラクターもそうだが脚本と演出が余りにもおそまつ過ぎる。Aをした、おきたからBの感情が生まれる、それを切り取るのが映画だと思う。この映画はそうはならない。Aをした、おきたらAの感情のまま切り取る。これでは退屈になるのはしょうがない。
パンティーを干すシーンが良かったとかよく書いてあるが、別に当たり前の演出。そんなんでいちいち感心してたら、映画の半分はカンヌ取ってるよ。この映画は万人受けしないし、多分多くの人が観ない。その中で選んで観る人には流石映画通と思いたい、でもその先があるか無いかはこの映画を観た感想で来まるような気がする。
ラストの主人公の泣きもなんの感情で泣いているのか分からない。何で泣いているのか分からない演出ならもっと伏線やキャラクターを掘り下げないと。
母との確執か父への愛が大きくないとあそこまで母を嫌いにならないしなんの説明もない。そこは説明しないと。家族の話なんだから。

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ゆう

4.5スジナシのようだが実は緻密なストーリー

2021年3月20日
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しろくま

4.5【ひと夏のあれこれ】

2021年3月19日
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夏の、あの気だるい、まったりした雰囲気と時間。

兄弟姉妹のあれこれ。

好きな異性への気持ちの揺らぎ。

自分のコンプレックスと向き合ったり。

親との葛藤。

叔父叔母とのあれこれ。

祖父母の死も。

仮に断片的であっても、この姉弟が経験したことを、僕達も多かれ少なかれ通り過ぎている気がする。

夏休みはあっという間に過ぎ去る気がするが、どこか時間の流れが遅く感じて、少しイライラしたことはないだろうか。

仲のいい友達が、旅行に行って不在。

夏休みなんだから、弟妹の面倒を見なさいと言われるのが嫌だったり。

親は働きに行っていても、祖父母に夏休みの日常を観察されている気がしたり。

夏休みはあっという間に過ぎ去る気がするが、実は、自由じゃなくて、思い通りにならないことが多かったりする。

そんな雰囲気をとても良く伝えている、愛おしさを感じる作品だと思う。

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ワンコ

3.510代の少女の視点

2021年3月19日
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マキ

5.0パラサイトより、ずっといい!

2021年3月16日
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鑑賞方法:映画館

 この映画のすべては、最後の、少女の涙に集約されます。
 特に大事件が起こるわけではありません。父親も、別れた母親も、おじいさんも、叔母さんも、みんな善人で、少女は、これらの人々に愛されています。しかし、彼らは、みんな、それぞれに不幸を抱えて生きている。
 最後の少女の涙は、いったい何ゆえか。少女の、本格的な人生が始まったことを示すものにほかなりません。

 とかく、味が濃いだけの韓国映画が多い中で、ほんとうの韓国を知ることの出来る映画でした。
 それゆえに、日本人の我々の心をも、打つことができたのでしょう。

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KKK

3.5もし韓国にラジオ体操があれば

2021年3月12日
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小沢昭一似お父さんの思い出話。もし韓国にラジオ体操があったら、夏の6時半という、空の色合いが一瞬、朝か夕方かわからない世界が彼のエピソードにグッとリアルさを加えたことでしょう。

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アマチュア

3.5眠かったので-0.5

2021年3月10日
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少しの不幸、幸福、アクシデントが積み重なり、その中で日常を送る思春期の少女目線で捉えた映画。成熟と未熟の狭間にある感情が時には無表情、時には爆発してみたり…行き場のない感情、捉えようのない感情が描かれますが、大きな起伏がない前中編は正直眠い。

ラストの少女の止めどもない感情を表すような泣きがいいです。

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Oyster Boy

2.5ラストシーン…

2021年3月9日
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前半はとっても退屈でした。
全てはラストシーンの為の枕のようで、
古典落語を見ているような作品でした。

評価が高いですが、
僕にはちょっと違和感有りですね。

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しゃちょう

3.0教え諭せないオヤジの家庭

2021年3月1日
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単純

幸せ

萌える

父親が事業を失敗すると共に離婚して、アパートを引き払い、父親の実家で夏を過ごすことになった家族の話。

あまり深くは交流をしてこなかったであろうお祖父さん、在庫の靴を路上で売りつつ新たな仕事に備えようとする父親、10代中頃の姉、10歳ぐらいの弟に、旦那と上手くいっていない家出中の叔母が加わって、庭付き一軒家での暮らしが始まっていく。

どこかで居心地の悪さを感じているのに加え、家庭環境の変化に戸惑いや苛立ちもみえる姉の機微を中心に、更なる変化に対峙していく様をみせていく物語で、自分勝手に振る舞ったり、欲求が暴走したり、後ろめたさがぶつかったり、苛立ちが爆発したり、と爽やかさ全開では無いけれど、リアルな感じがとても良かった。

それにしても、普通のスニーカーレベルで一々ホンモノ?と確認しなければならない国って…(´・ω・`)

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Bacchus

4.5ひと夏を共有してるよう

2021年2月27日
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仮面貴族

5.0時を止めた!(過去、未来がない)つまりストーリー構成がない

2021年2月27日
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単純

知的

幸せ

原題「남매의 여름밤」(弟姉の夏の夜)
邦題の「夏時間」さすがうまいタイトルです。
この映画、時が流れません。
つまり、ストーリー構成に重きがない!
これ、凄いですね。

社会背景、人間関係、過去も未来も・・・
作品内での全てが「場面」でしかない?!
作品内での役割として、弟ドンジュの言動の
一つ一つが、狂言回しのように場面展開していく妙。

だからこそ、それにしても、素晴らしいのが
ショットの画面構成!
こんなに無駄なく、自然に、それでいて
見事なフレームワーク!

何気ない物干の洗濯バサミが、目に焼きつく!
おじいさんが住む家での、夏時間。

あの家のロケーションがあったからこそ書けた
シナリオ?と、思いたくなるほど
うますぎる展開です。

監督ユン・ダンビの底知れない思考と技量に、うっとりしきりでした。

余談ですが、作品内の姉オクジュとおばさんが洗濯機を干しながら交わす会話がいいね!
(お互い、自分のショーツを干しながらの会話で・・オクジュのショーツは原色のスケスケ、おばさんのは、ベージュの肌着ぽいやつ)
おばさんがオクジュに
「今、付きあっている人、いるの?」

女性監督らしさが・・・随所に感じられて、それも、たまらなく良い感じです!

「はちどり」に比べられることがあるでしょうが、わたし的には
器が違いすぎます!
これこそが、新しい映画です!

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SkyLock

3.5ハラボジ

2021年2月24日
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鑑賞方法:映画館

10代の少女オクジュと弟のドンジュは、父親が事業に失敗した後、父親と一緒に祖父の家で暮らし始める。幼いドンジュは新しい環境に馴染むが、オクジュは居心地の悪さを感じている。離婚寸前の叔母まで住みつき始め、一つ屋根の下に三世代が集まり、次第にオクジュにとってこの家と祖父の存在が大きくなってくる。今後の活躍が期待されるユン・ダンビ監督の初の長編作品。
何気ない日常風景の中に、10代という多感な年ごろに住む家を追われ祖父と暮らす少女オクジュの心の揺らぎを繊細なタッチで見事に表現されているのが印象的であった。ラストが秀逸である。

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オクやん