劇場公開日 2021年1月29日

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「柄本佑が素晴らしい」心の傷を癒すということ 劇場版 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5柄本佑が素晴らしい

2021年3月5日
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鑑賞方法:映画館

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精神科医の安克昌氏が阪神・淡路大震災時に被災者の心のケアを実践した著書を原案にNHKで放送された「心の傷を癒すということ」の劇場版。
安和隆(柄本佑)は自分が在日なのを小学生の時に知ってから、人の心に関心を持つようになり、医学部に進み精神科医となる。
映画館で出会った終子(尾野真知子)と結婚し子供も産まれた幸せな生活を送っていた時、大震災に遭い、避難所などで被災者たちの心の傷に苦しむ人々に寄り添いそして・・・という話。
医者と言うとつい外科など手術で病気を治す事を想像するが、体の傷と同様に心の傷も手当が必要で、安先生の一言一言が心に沁みた。
NHKでの放送を再編集した様で、所々唐突感が有ったが、本質は外してないと思う。
主役の柄本佑、尾野真知子他、近藤正臣など素晴らしかった。

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