潔白

劇場公開日:

解説

平和な村で起きた集団殺人事件を軸に母と娘の絆を描いた韓国製サスペンス。幼少時から父に虐待されてきたジョンインは、現在はソウルで弁護士として活躍していた。ある日彼女は、父が亡くなり、その葬儀場で農薬入りマッコリによる殺人事件が起きたことを知る。多数の犠牲者を出したその事件の容疑者は、ジョンインの母ファジャだった。十数年ぶりに帰郷したジョンインは勾留中の母と面会するが、母はショックのあまり急性認知症を発症し、娘のことを覚えていなかった。母の潔白を証明しようと事件について調べ始めたジョンインは、村ぐるみで母を犯人に仕立て上げようとする不穏な空気を感じ……。ドラマ「黄金の私の人生」のシン・ヘソンが映画初主演を果たし、ベテラン女優ペ・ジョンオクが母を演じた。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。

2020年製作/111分/韓国
原題または英題:Innocence
配給:「潔白」上映委員会
劇場公開日:2021年2月19日

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映画レビュー

3.0韓国らしい映画。

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

韓国映画ではなく韓国らしい映画で楽しめた。
容赦ない検察と警察、マスコミの感じがまさにそれ。
法治国家とはいいきれない社会だと、まあ復讐はこうなるんだろうなあという感想。

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khapphom

3.5結局は上手な「隠れ蓑」だったのか?

2023年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

お母さんの認知症は。だったとしたら、相当な知恵者だったとは言えないでしょうか。お母さんは。
お母さんの弁護人であった娘も、最後はそこに逃げ込んで「落ち」を付けたようです。いかにも「信賞必罰」という東洋法的な結論だなぁと思います。評論子は。
「真に罰せられるべき者が、最後には必ず罰せられる」という意味では、正義といえば、正義なのですけれども。
『砂上の法廷』のような手続的正義の観点からは「?」のような結論だったのではないでしょうか。楽しめる法廷サスペンスものであったほか、『砂上の…』と同じく、「cinema de 刑事訴訟法」としては、これも好個の一本だったと思います。評論子は。

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talkie

3.0弁護士としての答えはどうなんだろう。

2022年4月14日
iPhoneアプリから投稿
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アンディぴっと

3.5母親が大量殺人の濡れ衣を着せられ、弁護士の娘がその潔白を証明する、...

2022年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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省二