モンスターランナー 怪物大戦争のレビュー・感想・評価
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むしろ戦争反対でしょ
謎めいた少女レイがバイト先のスーパーに突如現れた白毛のゴリラの様な怪物に襲われるが助けたのは折り紙のロボットを操る自称モンスターハンターのモンでした。怪物を倒すのが床に書かれた絵文字や霊符と陰陽師風なのは元祖の中華だからかな・・。
怪物はゴリラの他に頭でっかちのトカゲの様なものくらいで総じてチープだから怪物映画としては見劣り感は否めません。しかも、途中から襲うのは怪物ではなく別のハンター、その裏には怪物のいる異世界の扉を支配するリンファというこれまた謎のおばさんの存在。リンファを倒したレイとモンは怪物を異世界に戻して一件落着。
どうも、本作の世界観は怪物は単なる悪者ではなく、たまたま人間界に迷い込んだ異世界の生き物で、門さえ閉ざせば二つの世界で共存すべき存在と言う戦争反対の平和主義、子供向け映画としては納得です。それにしては邦題の怪物大戦争は的外れ、原題は怪物先生でレイを指導する半人半獣の雑貨屋のおやじのことなのかな・・。
どんなパンツを穿けば良いのか
精神科病院を出てスーパーのバイトから人生をやり直そうとするモンスターが見える女の子が、モンスターハンターと出会い運命と対峙する話。
バイトを始めた途端にモンスターに襲われてハンターに遭遇。何とか助かったと思ったら、なぜか彼女にはモンスターが付いて回り…。
序盤はモンスター対ハンター=人の構図だったけど、怪物大戦争というサブタイトルなのに戦うのは人対人wランナー感も皆無だしね。
そういう境遇の裏にあった真実だったり、そこに纏わる隠謀と擁護と戦いのストーリーはとても良かったし、堅すぎずノリも良くて面白かった。
ただ、肝心の山場のシーンが大袈裟に引っ張る割に大した展開や熱いバトルというものが無くてちょっとダルかった。
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