「ロシア製SFではトップクラス✨」コスモボール COSMOBALL 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア製SFではトップクラス✨
吹き替え版にて鑑賞。
2071年モスクワにてコスモボールと言うスポーツが流行っている未来。
地球人は宇宙人と溶け込んでおり、地球が荒廃していても全世界の人類が空を見上げてコスモボールに興奮。
しかし、コスモボール組織の真の目的は、このスポーツにて貯められたエネルギーで紀元前から地球に封じ込められている宇宙破壊神チェルノの復活阻止である。
コスモボールに興味が無い主人公:アントンは母の看病を条件にコスモボールに参加。
チェルノは復活の条件であるアントンの遺伝子を付け狙い復活を企む。
別映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と「スターウォーズ」「ファンタスティック・フォー」を合わせた様な世界観。そして一昔前、ハリウッドで作られた「バトルランナー」の様な世界の運命が未来スポーツに握られている感。
映像の作りは一級品であり、これがロシア製と言われるとかなり驚くだろう。
私が序盤にてあらすじをより詳細に書いた理由は、かなり序盤が分かりにくくとっつき難いストーリーではあるからだ。この序盤で好き嫌いが分かれてしまう可能性もある。後半が面白いだけに。
また、コスモボールのルールが分からないw
後半映画としてコスモボールを知らなくても楽しめるが、やはりコスモボールのルール等を説明すべきだと思うし、これではエネルギーを貯めれるスポーツならばコスモボールで無くても良いとなってしまう。
後半はスポーツ感あるが、地球を守るために頑張る選手達。スポーツ選手で無く戦士である。
久しぶりの掘り出し物。
評価はロシア映画の今後への期待も込めて✨。
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