半径1メートルの君　上を向いて歩こう

オムニバスながら、
クスッと笑える作品も、
最後は思いっきり泣ける作品も、
福袋みたいな映画。
色々あるけど、また明日から上を向いて。

ショートコント。コロナじゃなかったら劇場でやったのに編という感じ

割と楽しめました。

真夜中
又吉さんの又吉さんによる漫才愛。

回りくどい
福徳さんらしい安定のキモさ。

戦湯
品川さんらしい令和のドロップ。

やさしい人
シニカル演出家が思う無償の愛の形。

バックヤード
星新一風SFショートコント。

とある家のこと
女子特有の姉妹あるあるちょっと優等生編。

同度のカノン
粗品さんらしい実験的リズムネタ。

本日は、お日柄もよく
脚本家によるお手本中のお手本。

軽く観れます。65点くらいのどこ切っても同じ味のバームクーヘン食べてる感じ。

吉本の芸人たちがメインのショートムービー8本のオムニバス映画。
倉科カナが、意識のある植物人間を演じた話が面白かった。

【賛否両論チェック】
賛：オムニバス形式なので、好みの作品で感動させられること請け合い。豪華なキャスト・監督にも注目。
否：作品ごとの毛色が大分違うので、観る人の好みによっては、思わず退屈してしまうものもありそう。

　言わずもがな、キャストや監督さんはどれもとっても豪華です。そして良くも悪くもオムニバス形式なので、ご自分の好みに合った作品で、感動したり考えさせられたり出来るのが魅力ですね。個人的には、「やさしい人」や「バックヤードにて」、「本日は、お日柄もよく」なんかが、意外性があって感動しました。
　ただ逆に言うと、好みに合わない作品だと、観ていて退屈してしまいそうなのも、また事実。それでも10分も待てば次の作品が始まり、また新しい気持ちで観られるのも、やはりオムニバスのイイところですね。
　テーマは“心の濃厚接触”。気になった方は是非、チェックしてみて下さい。