「好きは麻薬と一緒」BLUE ブルー せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
好きは麻薬と一緒
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プロボクシング選手ではあるものの全く勝てない男と、気になる女の子にもてたいという理由でボクシングを始めた男と、試合後の脳の後遺症に悩まされながらもボクシングを続ける男の話。
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この3人とも強い弱いに関わらずボクシングをこよなく愛していて、なかなかボクシングへの踏ん切りがつかない。特に死の匂いがずっとしている東出さん演じる小川の行く先を想像するだけでも怖い。
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でも好きってたぶん麻薬みたいなもので、離せられなくなるんだよね。私も映画を見ることは辞められないし、身体に悪いとは分かりながらも2日も酒を我慢できないのと一緒だなという最低の連想をしながらアル中20代女は見ていました。
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あとは松ケンのこの人成功しなさそう感がめちゃくちゃ良くて、人にきつく言われてもヘラヘラすることでかわしていくの姿が、自分を見ているかのようで。自分が追い込まれるほどヘラヘラしちゃうアレなんなんだろうね。成功しない人間の特徴なのかね。
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