キャラクターのレビュー・感想・評価
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グロくて残酷だが観てよかった
Fukaseの演技が初めての演技に見えなかった、、
ここまで殺ったら絶対に捕まるとは思うが、映画としてはラストにかけて盛り上がりがあり非常に面白かった!
出演者も豪華で、ずっとクオリティの高い映画を観ているようだった。
あと高畑充希は最後あんなことされても、
平然と暮らしていて、仕草とかも1番サイコパス感あった。
グロくて残酷だが観てよかった!
面白かった
タイトルにあってるのか。キャラクターがよくできていた。
それぞれの俳優がピタッとハマっていた。
最近見た邦画では展開、キャラクター、オチも含め面白かった。
なかなかのスプラッターでした。
FUKASEはこれが初演技とは思えない良さだった。
邦画も捨てたもんでない
時間を無駄にした最悪だった
<感想>
登場人物ばかすぎて途中で冷める。
あまりに衝撃的な映像で迫力には圧されるけど、
舐めてる。
あれだけの殺人犯すやつ相手にぬるすぎる。
最後それで終わり?は?
くっそみたいなストーリーだった。
倍速なしで観た時間返してほしい。
右手の指の間切られてるのに
神経切れてないの?
手動かせるとか都合良すぎだろ…
刑事に犯人と同じ背格好髪型の人居るの
キャラクター設定誤ってると思う
エンドロール終わりの音が悪趣味すぎる。
すごい気分悪い。
曲いい感じだったのに
最後の最後で耳が不快にされすぎて本当に最悪。
ただただひどいの観させられた。
観なければよかった。
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<感想>
>深みがない
4人家族が幸せの一単位コミュニティとか、
犯人と犯人2が文通までしてたとか、
せっかく面白い話出てきてたのに掘らないの?
もったいなさすぎる
犯人をジョーカーみたいに描かなかったら
もうなんか、もうなんか。
>警察無能
そもそも犯人と犯人2、
文通してるなら犯人2の家にも手紙あったと思う。
犯人が接触してくる可能性あるのに警備手薄だし、
警官の携帯持ち去られてるのにGPS未チェックとか、
事件防ぐは無理でも
捕まえる手段あったように見えてしまう。
それに警察が身内殺されたりなんてしたら
警察はメンツだ威信だで血眼になって躍起になるし、
4連続4人家族殺人事件、
16人+1人死者出てる、2人負傷のような
世間を揺るがすメディアも飛びつく大事件なのに
動員されてる警察の数が。
犯人2を最初に捕まえたときの
警察の数は異常だったのに。
>家庭不和
奥さんに養ってもらってたような分際で
漫画1つヒットしました、
いつまで続くか分かりません、の状態で
仕事楽しくやってる奥さんの仕事辞めさせ、
数億はするだろうマンションに越して、
漫画ダメになったら引っ越し。
子供の性別は生まれるまで秘密はまだわかるとして、
超音波での写真一切見ないとか見せないとか。
子供の名前考えるイベントとかもあるのに。
>コミュニティの設定
映画内の記事では、
1989年7月に20組は移住してきて、
1990年9月に大量殺人事件が起きた、
そして保護されたのは4〜15歳の23人、
多くは出生届未提出で無戸籍児だった、
ことになってた。
学校にも通わせてもらえていなかったため
人間としての生活もままならず
トイレの使い方が分からなかった、とか。
生まれたときから森の中で育ちましたみたいな
書かれ方だけど実際はたかが1年なのに?
それ移住してくる前からやばい人たちだっただけで
そこに移住したから云々、関係ないように思うし、
保護された子たちが無戸籍なら
その時点でどうにかしてもらえるわけで、
現在も無戸籍なのは大量殺人事件が起こる前に
コミュニティから逃げ出した子供たちだと思うけど、
裁判では犯人の出身は
そのコミュニティだとわかっていて。
矛盾を感じた。
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<備忘録>
魅力的なキャラクターを描けない才能のない漫画家が
たまたま遭遇した殺人事件と犯人をモデルに
漫画を執筆、大ヒット
犯人を目撃、目が合ったことで、
犯人が自分の中に入り、
自分が犯人の中に入ったような感覚になり、
犯人という魅力的なキャラクターが描けた
自分が何者かわからずに生きていた犯人は
漫画で自分が描かれたことにより
そこでサイコパス殺人鬼としてのキャラクターとして
命を受け、漫画通りに殺人を行い現実のものとする
しかし最後の殺人を遂行しきれなかった犯人は
自分が何者か分からなくなってしまう
元々サイコパスみがあったのか、
作品を描くうちに精神を病んでいってしまい
サイコパスになってしまったのか、
最終的に快楽的に殺人を犯そうとする漫画家
幸せな4人家族として漫画家の家族が
誰かに襲われそうな描写があるが、
その犯人が
実はサイコパスな一面があることがわかった漫画家か、
犯人のファンとしてアシストしていた犯人2か、
はたまた模倣犯か、分からないような終わり
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<概要>
漫画家を目指しアシスタント生活を送る主人公
魅力的なキャラクターが描けないため
漫画家として1本立ちはできないと漫画を諦める
漫画の道を諦めることを決めた日、
殺人現場に遭遇、そこで犯人を目撃
警察には犯人を見たことを隠し、
実際の殺人事件を犯人の容姿をそのまま使い
漫画で再現、大ヒット
1つ目の事件は実際に起こった殺人事件を題材に、
2つ目以降の事件は犯人のキャラクターそのままに
幸せな4人家族が殺されていくストーリー。
そしてその作品と全く同じ殺人事件が現実で起こる。
現実で1つ目の殺人を犯した犯人が、
2つ目以降を現実のものにすべく殺人を犯していく。
主人公である漫画家に接触する犯人
それを受けて主人公の漫画家は警察に連絡
犯人を見たのに黙っていたことを謝る。
1つ目の殺人は、
昔4人家族を殺害したことのたる別の男(犯人2)が
犯人とされ逮捕されていたため、
世間は冤罪による逮捕を叩き、
警察は真犯人探しに躍起になるが
主人公にいちばん近かった警察が
犯人の指示により犯人2に殺される。
目撃者がいたため、
やはり全殺人が
犯人2によるものだろうの見方になるなか、
主人公は自分の家族が犯人に殺されて
犯人と対峙するストーリーで最終章を描く。
無事に主人公は犯人に襲われ対峙。
警察が入ってきてどちらも命は取り留め、
犯人は捕まったものの
犯人の部屋には犯人2との手紙のやりとり。
双子を産んだ主人公の奥さんを
誰かが見ているような描写。
最後はエンドロール後に鋭利な刃物を研ぐ音が2回。
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<詳細>
2つ目の殺人現場のモデルとなった場所は、
4人家族を幸せの一単位として考える
宗教的コミュニティが存在した場所
元々廃村だった場所に
4人家族幸せコミュニティに賛同した
20組の家族が移住してきて生活を始めたが、
ある日その村で無差別大量殺人が起こる。
そして子供たちはそこで保護され、
犯人はその村の出身だったため
漫画のモデルとなった場所に土地勘があり
全く同じように殺人事件を再現することができた
事件により親を失うなどした子供たちは
ほとんどが無戸籍児だった
そして犯人も戸籍を持っておらず、
人の戸籍を買い取って生活していた
犯人は幸せな4人家族を憎んでいる
4人家族の殺害事件を起こした
犯人2のファンだった犯人
そのうち犯人2が犯人のファンになり、文通。
犯人2は犯人のアシスタントとして
犯人の指示を受け、刑事を殺していた
主人公は最終章で自分の実家を舞台に物語を描いた
両親が再婚し、義理の母と義理の妹の4人家族
主人公はずっとその家族に溶け込めずにいた
犯人はそれを見抜いており、
最後の殺人として選んだのは
双子を身籠もって4人家族になる主人公の新しい家族
主人公が警察準備の上で
実家で犯人を待ち構えていると、
殺された警察の携帯から着信、声の主は犯人
主人公の実家は幸せな4人じゃないから違うよと言われ
警察に何も説明をせず自分の家に帰る主人公
主人公の家は3回もセキュリティを通さないと
部屋に入れない万全状態なのに、
その鍵を持った状態で犯人に襲われて
部屋まで犯人連れていく始末
漫画では犯人が主人公に馬乗りになって
そのまま重なるように倒れるシーンが描かれるが、
実際は刃物を奪った主人公が犯人に馬乗りになり
最後仕留めようとして警察に発砲され
主人公が犯人に重なる形に
犯人は裁判で自分が何者かと問われ、
「僕は誰なんだ?」と言って終わる
サイコパスものだけど深くは描かれない
自分なりの解釈メモ。
・小説版、コミック版にある「殺人鬼というキャラクターが伝染する(乗り替わる)」という設定は、映画版では言及されていないので考えなくても良い、とする。他のメディアの作品を読まないと意味がわからないというのは、それだけで映画としては未完成品と見られるだろうし、ちゃんと映画単体で判断したいもの。
・裁判でのFUKASEの「僕は誰?」というセリフは、そのちょっと前に裁判官から聞かれた名前、生年月日、本籍に答えられなかったという事実に対応するもので、キャラクターが抜けたから何もわからなくなったと解釈するのは、映画の中だけで完結させるのであれば少々行き過ぎな深読み。
・時系列と誰が起点となって殺人事件が起きたのかがちょっとわかりにくいが、最初の事件はFUKASEが行って菅田将暉がそれを漫画化した。それ以降は漫画の殺人事件をFUKASEが再現したもの。
・最後ちょっと前、FUKASEのアジトに警察が入った際に、「包丁で刺されてる、動かすな」等との台詞が入る。あのアジトにはもう一人誰か居て、おそらくは本来の「両角」。多分死んでいる。一度、FUKASEがこの部屋であらぬ方向を見ながらしゃべるシーンがあるが、それは本来の両角に語り掛けている。
その後に出て来る手紙の束は辺見と両角のやりとりのもの。辺見の住所が神奈川県なので、医療少年院を出所してからのやりとり。16歳で犯罪を犯して12年医療少年院にいたので、出てきた頃は28歳。劇中では50歳なので、事件は34年前。漫画のタイトルのサンジューシとの関連が考えられるが、劇中で名言は無かったはず。
消印から令和4年の手紙だということが見て取れる(平成だと多分辺見はまだ医療少年院の中で、住所が違う)。
・菅田将暉の最後の入院シーンは、FUKASEとの刺し合いから大分経っている。子供は生まれて、高畑充希が子供を連れ出して外出できるくらいに大きくなっている。じゃあなんで菅田将暉はまだ入院しているのか。おそらく右手の腱を傷つけてしまい、その復旧手術で再度入院している。その結果、彼はまた絵が描けるようになり、そして真っ先に小栗旬の顔を描いた。
・高畑充希の子供が一人だけになっていて、一人は流産したか刺されて死んだのでは、という考察をどこかで見たが、高畑充希が刺されたのは左太腿で直接の危害は無い(ショックや低血圧で何か起きる可能性はあるが)。また、双子の片方がいなくなっても双子用乳母車を使い続けることは無い。友人と会っているシーンでも、高畑充希は双子用乳母車の(視聴者から見て)右側を見て、友人は左側を見ている。子供はちゃんと2人いる。
・FUKASEの殺人の動機については深くは描かれていないが、多分幸せな4人家族に対しての恨みではなく、妬み。自分が手に入れなかったのは自分に理由があるのではなく、そもそも世界にそんなものは存在しないのだということで幸せな4人家族を消して回ってる。
ではなぜこのタイミングで殺人を始めたのか?そこも描かれていないが、時系列としては多分辺見とのやりとりできっかけが生まれたのだろう。
しかしそこが深く描かれてないので、シリアルキラーFUKASEがなぜシリアルキラーになったのかがほったらかし。
でもまあ、映画でのシリアルキラーはだいたいそんなもの。出来上がるまで過程はほったらかして、いきなり殺人鬼が登場する。韓国映画とか。本職の分析を見ると、シリアルキラーはシリアルキラーになる前兆と下地があり、ある時に臨界点を超えてシリアルキラーになるのだとしている。観客としてはそこまでFUKASEの内面に突っ込んで欲しかったけど、そんな尺無いからしょうがないか(この映画は126分と長め、これ以上の要素は入れられないかと)。
どっちがどっち?
深瀬さんの演技が、リアリティがあって怖かった…。
菅田将暉も、被害者なのか加害者なのか、最後らへん分からなくなってきた。
脇を固める俳優の豪華さ。久しぶりにシュッとした小栗旬を見た気がする。
4人家族を殺害するのにこだわった理由は、宗教的なこと?
殺害後の場面も出てくるけど、血だらけでリアリティがなくなんとか見れた。
犯人掴まったけど、新たな殺人犯が誕生する気がするラストでした…。怖かった。
演技していますという演技に杜撰な脚本
評価が良かったので期待して観ましたが何がそんなに受けたのか全く分かりません…。
特に深瀬さんの演技、やたら目を見開いたり首を傾げたりといかにも「サイコパスな人を演じていまーす!」といった感じでわざとらしさすら覚えました。
ただでさえ頭の色も奇抜なのに重ねて一本調子のサイコパスな演技だと犯人に狂気を感じず、意外性もなく「ああそうでしょうね」としか思えなかったです。
あんな人、近所にいたら何かしらで一回くらい通報されててもおかしくないでしょう…。
あんなに血飛沫を浴びていたり手に包帯を巻いているのに警察が目をつけていないのも謎だし、かなり危ない状況なのにノコノコ葬式に顔を出す主人公、SPがつかない状況、笑顔でありえない状況に協力する家族、もう全てがツッコミどころ満載でした。
アクションは見応えありました。
所々気になってしまう
ちょいちょい気になるところがあって入り込めなかった。
連載中の漫画を完全に模倣した事件が連続して起これば世間はパニックだろう。それに作者の前に何回か犯人が現れるが警察が一人も張っていない。マンションに警察が誰も着いてきてない等々。
あまりにリアリティーがないというか、警察がやる気無さ過ぎて興ざめした。
よかったが、大事な終盤が残念、
「目が離せない」映画をひさしぶり見た。
おもしろかった、でも、しかし、いかんせん、なんにせよ、最後がなー、犯人が襲いに来るのになんで警察は警備についてないの?
そこでがっかり、興醒めしたのはある、「なんで?、なんで誰もいないの?」って。
奥さんもすぐに警察に電話するでもなく泣きじゃくってるだけで。
よくできたストーリーだっただけに、それがもったいなかった。
有名どころの俳優が出てただけに、そういうオチ、終盤の流れがもったいなかった。
犯人役の人は確かにサイコ的で怖かった、でも法廷まで出るくらい生き延びていろんな意味で自分が誰だかわからんありさまで、ヘタしたら「責任能力なし」になりそうなかんじでもあり。
警察がいないなかで作家と犯人がもみ合う、そこからの意外な結末でもあった、でも奥さんはおなかが大きくなる間もなく主人公が入院してる間に子供はいつの間にか生まれてるし(笑)、それも含めてなーんか、その終盤のあたりがなー、中盤までの緊迫感が一気に腑に落ちないというか違和感ばかりというかツッコミどころばかりでもったいなかった。
ラストの一コマ
ただのいい人だから、
売れる漫画が描けない先生と
強烈な印象を残して
次々と人を殺す殺人鬼
正反対のキャラクターの2人が
漫画を通じて関わっていく
ラストの一コマ、
タガーが先生の上に倒れるシーンで
現実では先生がタガーの上に倒れていて
キャラが逆転してる
「先生も漫画の中で楽しんで殺人してるじゃない」
て言われてムキになって言い返してたのは、
図星だったから?
最後は笑って人を刺そうとした先生と
実は戸籍ももらえず、誰にもなれない自分に苦悩してた殺人犯の
逆転したアイデンティティの対比なのかなと思った
ミステリーなのに予想の範疇内
一言で言うと、ご都合主義すぎる。
リアリティのない型通りの漫画家、型通りのサイコパスっぽい殺人鬼、型通りの警察、ストーリーと結末。全てが凡庸。はっきり言って人間性や狂気や情熱、なにも感じられない。
色々なレビューでセカオワの方の演技力を絶讚してるけど、型通りなだけ。一般人の妄想する型通りの、常にどこか薄ら笑いを浮かべている不気味なザ・サイコパス殺人鬼でしかない。
つまり何がつまらないか。
脚本がつまらない。
夜中に勝手に人の家をスケッチする非常識漫画家。この始まりからしてまず失笑もの。
漫画でたまたまチョイスした殺人現場の人気のない山道が実は殺人鬼もよく知る場所だったというあり得ないレベルの偶然。
しかも殺人鬼は漫画を模倣するためにその人気のない山道をうろついて親切な4人家族を乗せた車が止まってくれるのをひたすら狙うというご都合主義。高校生くらいは行ってそうな男子女子と大人二人を狭い車内で誰一人逃がすことなく、事故らず、反撃にもあわず、刃物できっちり殺し切るというのがまず無理っぽい。しかも殺して死体を車に縛り付けて、そこまで誰にも見られないという完全な運要素。
極めつけに、妻がたまたま双子を妊娠して漫画家の夫には話していないという、ご都合主義。
妻が妊娠という時点で、ある程度目の肥えた視聴者はラストのオチまで読めてしまう。ミステリーとしては最高に残念でしかない。
なによりキャラクターというタイトルの割に登場人物にまるで人間味がない。なんで髪の毛ピンクなのよ。どこの大学のバンドマンだよ。
以上、ツッコミどころだらけの映画でした。
それぞれがすごい
売れない漫画家のアシスタントがある日一家殺人事件に遭遇する。そこからそれを原案に漫画を描き始める事になる。それが売れ始めたと同時にそれを模倣した殺人が行われる様になった。ある刑事は、漫画と殺人には関連性があるのではないかと捜査に乗り出す事に。
まず、小栗旬と菅田将暉のコンビだけでもすごい。
そこに引っ張られるて他の役者達の存在がなくなるかと思ったら、世界の終わりの深瀬の存在感がまたすごい。
連続殺人鬼というキャラクターを演じる姿がまるで自然体で観る人をどんどん引き込まれる印象だった。
キャラクター
何かを演じる自分がそこにいるのかと問いかける最後シーンは、物語として深みがある最後だなと感じた。
因果応報
2021年。監督:永井聡(「帝一の國」に続き菅田将暉と再タッグ)
原案とオリジナル脚本は長崎尚志。
よく練られた脚本のサイコ・ミステリーです。
この映画が特に良いのは、
セリフが聞きやすく(且つ、分かりやすい)
テーマ(言いたいこと)が真っ直ぐ明確に伝わってくる点。
そして一番良いのは、登場人物のキャラクター(性格)が実に上手く描かれている点。
題名のキャラクターの意味は、
《人間の行動には性格が出る》
セカオワのボーカルのFukase。
映画初出演の思えない達者な演技を見せる。
ふっと「ジョーカー」を連想させる。
漫画家・山城圭吾役の菅田将暉。
一家4人殺しを題材に漫画「34(サンジュウシ)」を描く。
その内容が何者かに模倣され、一家4人殺しが漫画同様に再現される。
山城の素顔は平凡で優しい男。
そして山城は最後の賭けに出る。
ある決意した菅田将暉はオーラを発してそれまでとは別人だ。
そして辺見役の松田洋治。
この映画の6番手位に重い役。
物凄く上手い。
辺見は16歳で殺人事件を起こした過去のある男。
足を引きずり、背中は曲がり老人のようだ。
彼がMなのか?
刑事・清田(小栗旬)は新タイプの刑事。
怒鳴らないし相手の立場に立つしその上漫画好き。
この芸は身を助けるのだが、予想外の展開をする。
(ここは、かなり驚きました)
映画は、借金のかたに戸籍を売る人間。
(日本に無戸籍の人が一万人居るとされる)
犯人は血も涙もないサイコパスか?
社会の片隅で恨みを抱く弱者なのか?
そんな社会問題も孕んでいます。
とても面白いです。
PG-12だがR15+くらいに感じた。
血生臭く、グロいです。
子供には見せたくないですね。
過去鑑賞
原作通りだから仕方ないのだろうけど
さすがに身ごもっているのが双子で幸せな4人家族というところはご都合主義が過ぎますね。今回の連続殺人の肝でもある部分について、何事もない普通の家庭のように幸せボケして隠しているというのはさすがにないわーと思った。これほどシリアスに作っておきながら、すっとぼけたオチをぶっこんでくるセンスのなさに脱帽。邦画のレベルの低さを改めて認識した。
一言で言うとおもしろい
おもしろいです。
まるで本当に漫画を実写化したようです。
ストーリーも登場人物も、すべてしっかりとしたキャラクター。
全部よかったです、菅田将暉さんの演技力、小栗旬さんの演技力はもちろんですが、セカイノオワリのボーカルを務めるフカセさんの演技に、驚きました。
目つきや動き言動、所々もアドリブと言うのを見ましたが、うまいです。
なにも邪魔せず作品に入り込んでいけます。
ただ声質がいいので少し声優さんのような聞き心地のときがあるのが、気になりましたがそれは演技力等でカバーできるくらいのものでした。
今までたくさんの漫画が世にある中で、漫画を題材にしてそうやって殺人が起きたことはなかったのか?とすごく映画が終わった後気になりました。
そして最後【だれなんだ】との問いに2人の顔が映りましたね。
どこにお互いが自分を入れていったのか、最後の最後も鳥肌で終わる形でした。
小栗旬さんが滅多刺しで亡くなったのには驚きでしたが、あの犯人はどう言う意図だったのか。
どう操られていたのか。
急に刺されるから、ホラー映画ばりの大声をだして驚いてしまいました。
あれはびっくりするし、見せ方がうますぎます。
あの宗教で育ち、4人の幸せを恨み、殺し。
見つけて4人だ、さっ殺そみたいな映り方をしてましたがそんな殺し方をして、犯人が見つけ出せないことあるのかな?ってなりました。
計画班ならわかりますが、あんな窓から見つけて、いいね!ころそ!でなにも掴めないんかと。
そこだけが、ん?となりましたが、この広い世界で、そんな簡単なものではないですよね。
ラストの漫画も実際の自分のストーリーをかき、自分に犯人が接近するようしむいた作品を連鎖しました。
うまいですね、最後は逆になって殺人犯の顔になってしまってました。
打たれてもなお、漫画通り。
最初から最後までしっかり面白く見れました。
最初の家に入るシーンとかもドキドキでした。
殺人とか、サイコパスとか、そういった作品を作ってる人って一体どうやって、どう考えて、どうして作れるのだろうって思ってしまうくらいの作品でした。
今まで見てないストーリーの映画で面白かったです。
最後の方で殺人犯同士がファンのファンみたいなくだりも、おどろきます。
俳優さんたちの演技が上手い人だけだったのも見入りやすかったポイントでした!
見てよかったです。
痛みを伴わないサイコサスペンスかな。
この手の映画は、マンガが原作というものが多いのですが、
これはそうではない。オリジナル脚本なんですよね。
漫画家と殺人鬼が出会い、
漫画家が書いた物語そのままの、
悲惨な連続殺人が次々とおこっていく。
設定や話の流れはおもしろいし、テンポもいいので
最後まで飽きずに見ることが出来ました。
残念なのは、殺人がゲームのように描かれていること。
殺人鬼の内面が描かれてないし、いろいろ雑かな。
そして、大量殺人をカンタンに扱いすぎな気がしました。
サイコパスや殺人がテーマになってるものは、
もっと暗くて、後味が悪くていいと思う。
そこに至るまでの経緯も描いてほしいな。
びっくりしたのは、準主役の小栗旬が演じる刑事が死んだこと。
ふつう、死なないでしょw ビッグサプライズでした。
タイトルなし(ネタバレ)
近年稀にみる、酷い作品でした。
ありえない光景のオンパレード。
面識の無い赤の他人の真っ暗な家に、上がり込んでしまうとか。
自分の損得勘定だけで、殺人鬼の目撃情報を隠蔽するクズとか。
犠牲者の居る実際の事件を細部までマンガで描く、遺族に失礼な主人公。
デビュー作がまだエピソード2つ程度なのに、売れたからと引っ越した先の
新しいマンションが、数億クラスのマンションとか、どんな設定なのか?
1年目に1億稼いでも、税金で半分になるから、買えるわけがない。
先の事考えたら、そんな無駄使いするわけがない。 見た目の映え狙い?
殺人鬼は毎回、返り血で血だらけの服で帰宅するのに、誰にも怪しまれない謎。
12人も殺される連続殺人は、日本の警察の最優先のヤマで、警視庁の特捜はじめ
大量の捜査員が配置されるのに、防犯カメラの映像が本屋の一つだけとか吹いちまった。
その殺人鬼の目撃者で証人となりうる主人公の、カミングアウトがあって、
尚且つ、犯人が接触してきているという危険な状況なのに、警備も張り込みも
付けないトンマな警察・・。
犯人から女房を襲撃予告の電話が来たのに、傍に居た刑事たちに何も告げず
一人でタクシー乗って帰宅するアホな主人公。
殺人鬼に襲わせるオトリとしたはずの主人公が、突然外出するのを見送る間抜けな刑事。
殺人鬼との格闘の後、主人公が逆転マウントしてトドメの一撃の瞬間、普通なら近づいて
警棒か柔道で止めるのが日本の警察だが、主人公を銃で撃っちゃうトンデモ刑事。
等々、数え上げたらキリがないです。
東野圭吾も裸足で逃げる程のお子様脚本に絶句。
大体、サイコサスペンス系作品では、悪人描写のリアリティが肝心だから、悪人になれる
素養がないとダメだという編集者のコメントが浅すぎる。
殺人を描くなら、人を殺してから描けと言わんばかりで、嫌な気分になる。
で、サイコ殺人を扱う漫画がヒットしたとして、悪人のリアリティだけでウケるわけがなく
対峙する正義サイドの人物像の魅力がないと、そんなに売れるわけがない。無理がある。
そんなサイコマンガに対し、現役刑事が「俺はこの漫画好きだよ」とか、違和感しかない。
さらに、「この漫画をトレースした事件(犠牲者12人)の真っ最中」にもかかわらず、
「あなたは、めげずに書き続けましょう」とか、あり得ない提案。
どう考えても犯人が逮捕されてから、安心して描くべきである。
評価してる人のコメに「観客も殺人を楽しむ」とかありましたが、死体のシーンだけで、
殺すシーンが、刑事の殉職以外には無いのに、何を言っているのか??です。
この映画が作られたのも謎だし、 結構ウケたというのも超謎でした。
まぁ、面白いんだけど
Fukase、喋ったり表情が動くと演技経験が無いなぁと思うんだけど、止めた表情だけだとサイコパスの感じが良く出てる。他の役者は菅田将暉も小栗旬も良いと思う。
ただ、脚本・演出がザルだなぁと。最初の事件が起きて、次の車内で四人が殺されるまでが一年ほど。その間に、漫画家を諦めようと思った山城(菅田)が高級マンションに住む売れっ子漫画家に・・・・・って無理だろ。売れる事は可能だけど、その間に出た単行本が二冊で金はそんなに急に入ってこない。しかも、車内の殺人を清田(小栗)が真壁(獅童)に説明するのに出したのが単行本二巻。その前半で事件が起きて、車の天井部分に凶器を隠している。二人が山城に話しを聴きに行くと、凶器のオチは「まだ考えてない」・・・単行本の前半からだと大分時間が経ってる筈なのに。サスペンスを描きたくって、ずっとアシスタントをやっていたにしては雑な漫画の構成。
二つの事件の間隔が短いのは、最初の事件で逮捕された犯人の裁判とかが進んでしまうからだろうけど、なんだか「四人家族は幸せの象徴」と言うのも説得力が無いと言うか、最後のオチの為なんだろうけど、そこに説得力が無い。Fukaseが実は武道とかの達人とかなら兎も角、柳包丁?一本で家族四人を簡単に殺せるのはなぁ。最初の事件では子供も結構大きかったし。
ラスト、普通は山城の自宅にも警備配置してるだろうし、山城がタクシーで向かう間に警察が追いつけないのも・・・・
テレビ屋さんが二時間ドラマのノリで作った感じだったかなぁ。
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