キャラクターのレビュー・感想・評価
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作品は『笑顔』ではなかったのが残念。
「決定稿」ではないシナリオを叩き上げに出版された原作を読んだ。 小説ではタガーの作品は作られた笑顔の上に成り立ってるんだよね。 だけどラストに向かい段々とズレていく物語に引き込まれる。 「こうなったか!」と。 当てがき⁈って思える程演者それぞれが見事に役を演じきっている。 小栗旬のラストシーンなんてゾクゾクしっぱなし。 fukaseのラストシーンもこの作品の核として良いと思う。 高畑充希はやっぱり上手い。ふたりの赤ちゃんが全く見られなかったのは残念だけど。 「面白かった?」と人に訊かれたら「観て損はないよ」と言い切れる作品です。
2人の狂作に挑め!
監督が好きで内容も面白そう。fukaseさんの演技が予告時点で異色の空気を放っているという事で楽しみしていて観ました。 感想 これぞエンタメ映画という感じで楽しめました。両角の犯行動機を探りつつ山城との共同作品が作られていく。そしてその事件を刑事たちが追うというのが大まかなあらすじかな。 次々展開が変わって描かれていくのであっという間の時間でした。惨殺描写が予想より生々しく子供には見せられないと思った。それ程までに全編血まみれの印象があった。山城と両角の死の価値観の違いを語る場面は漫画関係者が作品に関わっているからこその視点だなと思った。 両角の登場場面は毎度驚かされました。夢にも出そうなほどに恐ろしかったです。劇中漫画の34は読んでみたくなりました。漫画に書かれたことが再現されるという感覚は新しく終始興奮していました。そして、この設定を存分に使ったクライマックスの展開は必見です。最後に伏線が一気に回収される事が爽快でした。 特に最後のセリフが鳥肌でした。 役者陣の演技は皆さん素晴らしかったです。小栗さんのかっこよさ、菅田くんいい意味での地味感、高畑さん温かい演技、中村さんの熱い男感が自然に表現されていました。特に映画初出演のfukaseさんは演技初挑戦とは思えないほどの怪演でした。素直に圧倒されました。怖かったですね... 総評 正にダークエンターテンイメントな作品。気になっている人には必見一本です。
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