キャラクターのレビュー・感想・評価
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最後まで気が抜けない!
なかなか良くできたサスペンス
Fukaseさんの名演光る!
菅田将暉さんがホントの漫画家に見える!
途中から結末はもしかしてもしかして?
と思いつつ怒涛のラストシーンへ
とにかく観れば分かるおもしろさ。
久々の⭐️4だ。
漫画が原作じゃないことに驚き
漫画家役の菅田将暉が描く絵がかっこよくて、
原作はマンガかと思っていたら、映画の方が先だったことに驚きました。
怖い、怖い、怖い、の連続で、スピード感もあって、一気に見てしまう。見終わった後は、面白かった!と心から思いました。
fukase演じるモロズミ?がとにかく怖い、ハマってる。常軌を逸した行動やけど、彼の中ではちゃんと信念のようなものがある。理解できない怖さ。モロズミ?の視点からの話があれば是非みたいって思ってしまいました。
思ったより楽しめる作品
ダークサスペンスなので、少し怖い部分もありましたが、全体としてスリリングな展開を楽しむことが出来ました。
オチは途中から予想できますが、描写など素晴らしい作品だと思います。
小栗旬は刑事役ばかりな気がしますが、逆に見やすいです。
Fukaseの猟奇的な殺人鬼もピッタリだと感じました。
オススメの作品の一つになりました。
よく頑張りましたで賞
よく頑張って作られたのは認めるが、好きにはなれない作品。良くも悪くもかなり狙って作られたている感じがある点が微妙でした。人気キャストを使いたい気持ちは分かるが、全員に言える事だが、深みが足りない気がする。一応ギリハッピーに終わったので良かったが、殺人鬼も漫画家も掘り下げが何故かイマイチ足りなく感じた。しかし、日本映画としてはよく頑張っている作品です。
意外と面白かった
途中まで犯人が本当に存在するのか?主人公の妄想で実は菅田将暉が犯人なのか?と、不安になりながら見ていた。
FUKASE君は役にあっていたね。本当にこんな人なんじゃないか?と不安になったよ。
脇に小栗旬と中村獅童は贅沢。
たぶんミステリアスな要素に偏った結果、犯人の生立ちが少し薄くなってしまったね。たぶん設定はもっと色々ありそうだなぁと、見ながら思っていました。
人を嫌な気持ちにさせることに成功した映画
アマプラで一人で観ているときに、感情がこもりすぎて以下のような言葉が出てきた。
「恐‥こわこわこわこわっ‥!」
「うわ、気持ちわる‥!」
ハラハラして最後まで見てしまったので、俳優さんたちの演技も素晴らしいし、エンターテイメントとしては成功した映画だと思う。血がたくさん出てくるので繊細な方にはオススメできないけれど、人間の異常心理について興味ある方にはオススメです。
スッキリしないラスト
途中まではめちゃくちゃ引き込まれた!
殺人シーンはグロいし、両角の掴めない感じの不気味さも怖い。
山城は二重人格なんじゃないかとか真犯人は真壁なんじゃないかとかいろいろ考えを巡らせたんだけど、最後は全然スッキリせず。
なんかすごくもったいない。
ストーリー展開は面白かった。心理描写とか背景がもう少し見たかった。
パッとしない漫画家が殺人現場を目撃してしまい、
警察には犯人を見たことを黙ってそれをそのまま漫画にして売れっ子になっていくか
その犯人に目を付けられて…というストーリー展開は面白かった。
ちょっと犯行シーンの残虐さの方に力入れすぎというか
もう少し心理描写があったり、なんで警察になかなか捕まらないのか
納得できるような展開があったらよかったのになー、、とは思いました。
でも深瀬サンの不気味な演技は確かによかった。
【菅田将暉さん×小栗旬さん×中村獅童さん。それぞれの異なる空気感が混ざり合うことで新しい雰囲気の映画に感じます】
・2021年公開の日本のホラーサスペンス映画。
・漫画アシスタントをしていた主人公 山城は、画力は高いも性格の良さから悪役のキャラクターをうまく描けない課題があり、アシスタントを抜け出して独り立ちすることができずにいた。出版社に持ち込んでも「キャラクターが弱すぎてねぇ」と言われてしまい、漫画家を辞めることまで決意した。アシスタントとして働く最終日、「幸せそうな家のスケッチをしてきて」と先生に依頼されて訪れた一軒家惨殺された家族と、その犯人を見てしまう。警察には犯人を見たことを伏せ、その犯人をモチーフに漫画を描いたところ大ヒットして売れっ子漫画家に。しかし、1年後。その漫画をなぞるように殺人事件が発生していく。そして、以前の事件で見た犯人が山城の前に現れる。漫画はどうなっていくのか、犯人はどうなっていくのか、山城はどうなっていくのか。 という大枠ストーリー。
・ちなみに、本作は「映画」「漫画」「小説」の3パターンでリリースされているようで、それぞれ結末が異なるようです。
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[お勧めのポイント]
・SEKAI NO OWARIのFukaseさんのキモ過ぎる名演
・小栗旬さん×中村獅童さん×菅田将暉さんによってダークでいて哲学さを感じた全体の雰囲気
・展開の読めない物語
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[物語]
・犯人の動機が不明、警察は犯人にたどり着けるのか、山城はどうなるのか、などなどとにかく先が読みにくくて見入ってしまう物語構成でした。
・タイトル「キャラクター」に対して、序盤は主人公 山城の「キャラクターがリアルではない」ところに焦点が合わさっているように見せかけて、実はそれ以上の意味を含んでいるところが「あぁ、そういうことですか!」という腹落ちが実に気持ち良い。
・中盤では警察(小栗旬さんと中村獅童さん)が絡んで簡単な「勧善懲悪」な流れでない衝撃的な部分も魅力的でした。
[演出]
・よく劇中で出てくる漫画ってオプションとしての漫画のごとく、どこかリアルな漫画ではない(映画のために作られた漫画)感を良く感じていました。が!本作品の劇中漫画はかなりクオリティが高くて素敵です。故に、漫画そのものがかなりのシーンを占めており、それを物語に絡めて魅せることで、かなりリアルに感じさせてくれる演出になっています。
・犯人の過去が少し薄めなので、犯人の生い立ちや動機に対して共感しづらい部分もありましたが、それこそがまさに「キャラクター」というタイトルに「あえて絡めた演出」なのかもしれませんね。
[映像]
・グロの直前まで魅せてくれる、際どいグロは、雰囲気を作りつつも、グロが苦手な方でもギリ観れる映像になっている気がしました。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・個人的にですが、小栗旬さんと言えばグロ×リアル×サスペンスの映画やドラマが想起されどこかリアルダークな雰囲気を感じ、菅田将暉さんと言えば哲学的な落ち着いた雰囲気を感じ、中村獅童さんはどこに配置しても柔軟に雰囲気を構築してくれる安心感を感じます。この豪華な3名のキャスティングなだけで、これまでの映画やドラマとは違う雰囲気を醸し出してくれていて、映画の重厚感を感じざるを得ませんでした。どこか「プレミアム」な感じです。
・そこにいい意味でも悪い意味でも違和感丸出しのSEKAI NO OWARI のFukaseさん演じる犯人が絡んでくる。終盤になるにつれてキモさが積みあがっていって、最終的には「すごい演技」に感じさせてくれます。
[全体]
・菅田将暉さん×小栗旬さん×中村獅童さんの競演作品として、ダークなグロサスペンスとして、結末の読めない作品として、一度鑑賞して損のない映画だと思います。ダークなグロサスペンスなのですが、登場人物それぞれの「優しさ」などをはじめとした人間味はどこか落ち着きを感じれます。そんなギャップも見どころの一つかと。
・哲学さを感じれる映画かと問われると、ゼロではないけど多少ある(50点くらい?)程度。ただ、ハラハラを楽しむアトラクション映画要素は80点くらい?で見ごたえがある!が、今日時点の個人的な結論です。ありがとうございました。
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#全体3.6 #物語3.6 #演出3.5 #演技3.6 #配役3.7 #映像3.5 #音楽3.5
人は善と悪、両側面のキャラクター性がある
冒頭、彼女から「ほんとに善い人だよね」と言われる山城(菅田将暉)。
終盤、両角(Fukase)から「あなただって殺しを楽しんでいるじゃないですか」と言われ、最終的には笑顔で両角を殺そうとする山城。
山城は善なのか悪なのか、はたまたグレーか
「人には善と悪の人間できっぱり別れているんです」という山城であったけど、自分は誰なのかと自問自答をして終幕しています。
人はなにかのきっかけで、善にも悪にもなる。
冒頭から終盤での対比がうまい。
殺人鬼両角が絶対悪かとみせかけて主人公山城の二面性のある不安定さを魅せる良いシナリオでした。
両角はいわば山城の悪を引き出すアシスタント的な役割でもあり、漫画家の主人公にうまく絡ませていたのも良かったです。
中盤までは何にフォーカスを当ててるのかよく分からず、殺人への緊迫感もミステリー感もないのでハズレかな〜なんて見てましたけど、最期のオチで伏線をきれいに回収していったのでまぁまぁ面白かったです。
サイコスリラー、サスペンスというよりかは人間ドラマ的な映画でした。
漫画の潜在的能力
菅田将暉扮する漫画家を目指している山城圭吾は、夜も寝ずに最後と決めた作品に取り組んで出版社に持ち込んだが、絵は上手いがキャラクターがないと言われたこともあり漫画から足を洗うと宣言した。山城はいい奴だから悪人が描けない様だ。ある夜、家のスケッチに出かけたところ一家4人の惨殺死体のある家に入ってしまった。
しかし、漫画のために目撃証言隠すかな。あとでヤバくなるよね。特に犯人そっくりに描いてしまったらまずいんじゃない。警察の捜査対象にもなるだろうし、夜も眠れなくなるよな。
菅田将暉、高畑充希、小栗旬、中村獅童に Fukase とそうそうたる多様な役者を揃えた作品だけど、よくこんな気持ちの悪いホラー作品に仕立てたもんだ。漫画の潜在的能力を見せつけた様な出来だ。菅田将暉の演技力も真に迫って凄かったね。
主題はどこいった
題名も”キャラクター”だし、あらすじも面白そうだし…なんだけど
どこに主題があるのか全く分からなかった作品。
サスペンスっぽいことをやってはいるものの、
見た後には何も残らないタイプの映画だった。
見てる分にはそれなりに面白いんだけど
時間の流れが分かりにくい編集で、
しかもそれがただ分かりにくいだけっていう肩すかし。
主人公はなんでその行動をしたの?
犯人はなぜそんなことをせずにいられなかったの?
ここを丁寧にやってればタイトルに負けない作品になったのかもしれない。
着眼点が素晴しい作品
【鑑賞のきっかけ】
劇場公開時は、全くノーチェックの作品でしたが、サスペンス映画として、なかなか評価が高いようでしたので、動画配信で鑑賞してみました。
【率直な感想】
<着眼点が素晴しい>
もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?
しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?
上記は、公式ホームページの文章で、本作品の発想の原点を簡潔に表現したものです。
本作品の主人公・山城圭吾(菅田将暉)は、サスペンス漫画を目指していて、新人賞への応募や出版社への原稿持ち込みなどを行っているのですが、「絵はとてもうまい。しかし、登場人物、特に犯人のキャラクターが魅力的でない」となかなかデビューできなかった。
そんなある日、閑静な住宅街の一軒家で、一家4人が惨殺されている現場の第一発見者となってしまう。
清田俊介(小栗旬)と真壁孝太(中村獅童)の二人の刑事から事情聴取された際、彼は、実は犯人の姿を目撃していたにも関わらず、何も見ていないと証言。
そんな彼は、犯人の顔を思い出して、作品を描き上げ、売れっ子漫画家となっていくが…。
というものです。
私は長年にわたり、ミステリ小説を読み、ミステリ映画を観続けていますが、このような設定の作品は初めてでした。
物語は、主人公・山城が、どのような形で、犯人と接点を持ち始めるのかという点と、二人の刑事がどのような捜査をしていくかという点が、興味を惹くところなのですが、観客に飽きさせることのない巧みな展開となっており、高く評価できる作品に仕上がっていたと思います。
ただ、一点、物語中盤で、結末への展開が予想できてしまった部分があり、そこだけが、ちょっと残念に思いました。
<大河ドラマの共演者たち>
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には、菅田将暉(主人公・山城圭吾)が源義経役で、小栗旬(清田俊介刑事)が北条義時役で、中村獅童(真壁幸太刑事)が梶原景時役で出演していました。
私が感心したのは、いずれの俳優さんも演技が達者であるということです。
本作品と大河ドラマでは、演じる人物の「キャラクター」が全く違います。
俳優さんの顔つきはもちろん同じだし、声も同じ。
でも、顔の表情や、話し方は全然違う。
これが演技というものなのか、と。
優れた俳優は、自分に与えられた役柄の「キャラクター」を見事に演じているのだな、と実感させられました。
【全体評価】
思いがけない着想により構成された物語を、優れた俳優が、実力を発揮して演じきった、評価が高いのにも納得の作品でした。
全395件中、21~40件目を表示