キャラクターのレビュー・感想・評価
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これすごくないですか?
予告編を何度か観て気になり、菅田将暉くんの作品は間違いないかと思い観に行きましたが…
・・・これ、すごくないですか?
サイコパス役のフカセくんは、セカオワのボーカルで、初演技とのこと。
嘘でしょ?
ストーリーの軸となる漫画家、菅田将暉くんの、いい意味での地味感&苦悩ぶり…
相変わらず、さすがの七変化ぶり。
そして小栗旬、中村獅童、高畑充希という豪華な脇役にも
全く霞まないフカセくんの狂った演技。素晴らしい。
日本アカデミー助演男優賞ものでは。
今回、個人的には小栗旬が特に光っていました。
あ、この役にはこの人ぴったりだ…と思うと同時に
泣けて仕方なかった。
「人は道に迷うと、遠回りするでしょ』って。
うん、そうですね。遠回りしちゃうよね。それも良し。
これ、今のおすすめですよ。
※残酷描写多いので心臓の悪い方や子供はやめた方がいいです。
終わらせ方が少し残念
終わり方以外はよかった
【なんか新しい感じがした】
浦沢直樹作品に携わった方のオリジナル脚本で、漫画大国日本ならではのサイコサスペンスだと思う。
そして、ストーリー展開にリズムもある。
一つ二つ、突っ込みたくなるところはあるけど、両角ことFukaseのイカレタ感じとか、狂気とか、山城こと菅田将暉の追い詰められていく感じが、ちょっと先は読めても、それが不快じゃない、なんか楽しめる作品だと思う。
(以下ネタバレ)
清田が思いもよらない奴に殺られるのは、明らかに浦沢直樹作品に通じるものがあるし、両角の背景に新興宗教っぽいヒストリーがあるのも浦沢直樹作品の社会を見つめる感じと同じだ。
ただ、ペントハウスのあるタワマンは、絶対にデカイ車寄せがあるし、日中のコンシェルジュサービスは閉じてても、夜間はガードマンが絶対に少なくても一人はいて警備してるし、そもそも警官や警官は後からじゃなくて一緒に駆けつけるでしょってとこをマイナスにしました。
あと、防弾チョッキ着てるのも分かってたから、撃っても大丈夫だって思ってましたから。
でも、なんか楽しめました。
エンディング、
あのイカレタ感じのサイコパスは温存して、続編があるということなのだろうか。
菅田将暉にハズレなし、そしてFukaseがハマりすぎ!
思った以上に良かった!!
インパクト凄い
誰?このサイコ役、失敗です。
クソーっ。楽しみにしていた映画をリリコが紹介してる。勘弁して欲しい。最悪、この人の紹介する映画、ハズレなんです。でも見に行きます。絶賛出来れば良いがハズレた場合、この女のせいです。ボロクソ言ってやる。では後ほど....期待に応えてよ。
結論。面白かった。すみません。
リリコをボロ糞、非難する予定でしたが意外に面白かった。しいて文句を言うのならサイコ役を演じていた役者、名前は知りません。調べる気にもなりませんがサイコ役を演じ過ぎてと言うか。それこそリアリティが無く、これまでサイコ役を演じていた人の真似ばかりしてたので恐怖心も怖さもなく韓国見たい生ぐささも無くダメな役者でした。唯一の失敗でしたね。サイコ役者、考えてくれてたら、この30倍は面白くなってたのに残念。韓国のサイコ役、見てるんでしょ?
これならヒメアノ〜ルに出た、V6の森田さんの方、全然上手い。サイコ役に綾野さん使っていたら100倍面白かったのに、俺キャスティングしようか?
衝撃的な演技力。
『キャラクター』鑑賞。
*主演*
菅田将暉
Fukase
*感想*
売れない漫画家が本物の殺人鬼をモデルに漫画を連載した事から事件に巻き込まれるサスペンスホラー。
画力は良いけど、キャラクターにリアリティーがない売れない漫画家の山城。その彼を懸命に支える優しい恋人。
クセが強めな刑事2人組、そして、最も印象的だったのが、殺人鬼・両角を演じたSEKAI NO OWARIのFukase!
いやぁ~衝撃的な演技でした。サイコパスです。狂気的な容姿と動きと顔!目がいっちゃってるし、4人家族が幸せそうだからって、オイオイ!自分勝手すぎるでしょ!(^^;
主人公の山城は、本物の殺人鬼をモデルにしたことから、次第に精神的に狂って、葛藤に苦しみ、そこに両角が容赦なく入り込み、精神的に追い込む所が怖かった。
グロ描写はそこそこあって、山城と両角のやり取りがしびれるし、両角が現れる度にゾクッとしますね。。とにかくFukaseの演技が凄く上手かった!
そして、事件を追う中村獅童と小栗旬!特に清田を演じた小栗旬は眼光が鋭いし、口が悪くて、最初は良い印象は持たなかったけど、中盤からとても印象がガラリと変わりました! 真壁を演じた中村獅童はとにかくクセが強かった!
事件はあまり捻りがなくて、モヤモヤしてちょっと残念だったけど、全体的にスリリングだったし、BGMも合致してて、個人的には面白かったです!\(^^)/
狂気を演じる
実力派俳優陣を喰ったFukaseの怪演!
いい意味で裏切られた
予告編が結構凄い物って自分で勝手にハードルを上げ過ぎて「まあ面白かったな」と思う映画ってよくあるので今回もただグロくて怖い、よくある主演俳優さん達が団結してサイコパスな犯人を追うストーリーなのかなと思ってましたが…
違ってました。
想定外のストーリーでした。
描写もリアルで事件現場ってこんな感じなのかなと鳥肌物です。
ここで出くわすのかな…と自分で想像して観ててもそれを超えて思わず「わぁっΣ(゚◇゚ノ)ノ」となるような構成…
映画館で思わず声が出てしまいました(笑)
根は優しく思いやりのある人が自分の良心に負けて悪に耐えきれなくなる心情、相手を想いやる不器用さなど…
菅田将暉さん、高畑充希さんの演技に魅せられました。
フカセさんのサイコパスな役…この人ほんとに初めて?って感じの演技で脱帽です!
小栗旬さん、獅童さんははまり役だと思いました。
怖くて寝れなくなるから観に行こうかどうしようか迷ってましたが、この作品はとても怖い描写が多いですがそれ以上に完結までのストーリーに引き込まれて面白かったです。
欲を言えばもう少しフカセさん(両角)の育った環境とか周りとの関係性が分かったらなと思いました。
とても怖くてグロいですが面白かったです。
いい奴には悪い奴は書けない
漫画家が殺人鬼を書く話
旬な俳優を使ったサイコスリラーってあんまり記憶無いけれど、いい映画だったなと思うのは少ない。
俳優のイメージとか有るしあんまり攻めれない(残酷性や猟奇性)印象がある。
記憶に有るのだと「ミュージアム」「三角窓の外側~」位かな、どっちもあんまり面白くなかったけども。
韓国映画はこの手のジャンルが得意だから名作は大量に有るけれど日本の作品って少ない様に思う。
そんな事を考えつつあんまり期待せずに鑑賞。
予想を超える程の残酷も猟奇もなく、いたって普通の映画でしたね、まあ強いて言えばFukaseさんの殺人鬼演技はよかったです、めっちゃキモかった。
SEKAI NO OWARI はドラゲナイくらいしか知らないしファンでも何でもないけれど、彼の挙動不審さはよかったですね。
内容は予告編でほぼわかるし、落ち的なものもパッとしない。
「貴方が深淵を除いている時、深淵もまた貴方を覗いている」
「怪物と対峙する時は自らも怪物にならなければならない」
使い古されたテーマだけれど誰もが大好きなテーマ。
これをどう観客に共感させるかがそれぞれの作品の勝負所だと思うけれど、本作は共感とか新鮮味などは感じ取れなかった。
幸福な4人家族って設定はよかったですけどね。
あと漫画の絵は綺麗、普通に読みたくなりました。
漫画のダガーはめちゃくちゃカッコよかったし魅力的だったけれど、Fukaseさんのコートにジャージ姿はダサかったね。2次元の壁かこれが…。
最終的に「お前誰だったの?」ってなるキャラは「セブン」のジョンドゥや「ダークナイト」のジョーカーと言った最高の先人がいるので、ちょっと本作は弱かったかな。
ほかの作品と比較したらダメかもですがどうにも猟奇成分が足りないし、後味もっと悪くないと記憶に残らないよ。
ちょっとジャンル違うかもですが「ヒメアノ~ル」の森田剛とか「葛城事件」の三浦友和のが心に刻まれるくらい強烈だったなぁ。
役柄とかじゃなくて見せ方がよくなかったのかも、青春映画の「ブレイブ 群青戦記」ですら殺害シーンやら指が切り飛ばされるシーンあが有るというのに、サイコスリラー押してる本作はそこらへんの表現日和ってたし。
この作品は別にグロとか売りにしてねぇからと言われればそれまでですが、サイコスリラーにグロは付き物だし、血だらけの遺体並べた位じゃあ物足りないとしか言いようがない。
もっと心に不快な恐怖をくれ!お洒落にまとまったサイコスリラーなんて毒にも薬にもならないよ。
なんだか書いていて自分が怖くなってきた、グロが足りないとか猟奇成分が足りないとか…
怪物になっていたのは私の方だったのか…
怪物になっていた私の戯言ついでに言わせていただくと、ラストバトルで高畑充希のお腹を刺してれば後味わるくて嫌な感じで記憶に残ったかも。
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劇中セリフより
「二晩くらい寝込んじゃうんだよ」
どんなことにもエネルギー消費はあるけれど、こんな体力の消耗は絶対ヤダ。
FUKASEさんの狂気と原作なしのストーリーとしては名作
ですが、全体的に薄さを感じる部分がありました。
FUKASEさんの狂気感と高畑充希さんの悲壮感、小栗さんのほどよさは星5ですが、その分もっと対比を感じさせて欲しいのに主人公が菅田君効果で光すぎ、中村獅童さんも存在感が強すぎるよう感じ、もったいない気がしました。
また、もっと見せて欲しい背景情報が少ない割に、間延びするシーンが多く編集にも少し残念感がありました。
この映画がもし、FUKASEさんと高畑さん、小栗さんを除いて、もっと薄い味付けの配役だったらと思いもします。
もったいない気がして批判的なことを書いてしまいましたが、原作なしのストーリーとしては本当に面白い映画でした。半地下パラサイトをいい意味での韓国ぽさとするとこの映画はいい意味で日本ぽい気がします。
それくらい面白かった。
俳優の印象が薄い他国ではもっと素晴らしい評価を受ける作品かもしれないと思いました。
共作・狂作・狭窄
マンガ家の道を諦めかけた男が一家惨殺事件に遭遇し、そこで見かけた犯人をモデルにした作品「34」(さんじゅうし)で売れっ子になり巻き起こる話。
サスペンスマンガで独立を目標にしていたけれど、良い人過ぎて悪人を上手く描けず、最後の仕事の日に幸せな家のデッサンに出かけて事件に遭遇し…というストーリー。
最中のエグい描写はあまりないし、事件がモデルのマンガだった筈が、マンガがモデルの事件になってとかは有りがちだけど、そこにどうどうと犯人を登場させ、ストーリー上は不明な犯人を追う警察を描きつつ、観客に対しては謎解きを排除して、サイコと向き合う様に特化しているのがとても良い。
最後の一捻りは、幸せの定義を強く謳っていたし、それより大分前の病院での件で想像がついてしまうつくりなのがちょっとねぇ。
どうせならこれも最初から明確に示しちゃうか、こじつけるぐらいの方が良かったのでは?
それと、ここでの警察のぐだぐだ感もちょっとね。
評判良かったらそこから繫げて次作つくる気か?とも思えるラストの中途半端なお残しはいらなくない?
そんな気になるところもあったけれども、サイコ野郎の気色悪さと、潔い退場劇と、追い詰められ変化していく主人公の機微と、とても面白かった。
本作が俳優デビュー?のFukase氏も、この作品を観ただけで演技が上手いか下手か判断するのは非常に難しい役所ではあるけれど、少なくとも今作はめちゃくちゃハマり役で素晴らしかった。
多重人格探偵サイコを思わせる狂気
Fukase
思わず…
途中で口に手をあてました!
声が出そうになってしまったので…
ネタバレになるので書きませんが、
こうなるだろうって予想は出来ていたのに
なのに、思わず「口に手」です。
「完全オリジナル」まず一言、よかったです!
だるくなる事なく、サクサクと進んでいくストーリー
ある程度、予想はできるのだけれど、目が離せないお話でした。
匂わせるような、コレで終わりのような…
終わり方が、微妙でしたが…面白かったです。
漫画、アニメが好きな自分からすると
漫画家さんがいかに大変なのかが、しみじみ伝わってきました。
小栗旬…久しぶりに観た感じでしたが、相変わらず
カッコいいですね。
Fukaseさん…キャラクターにハマってるなぁって思いました。
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