キャラクターのレビュー・感想・評価
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爆発的に面白い!!!
冒頭、絵は上手いのに面白いストーリーが描けない夢に敗れそうな青年の説明が静かに語られる。そこから物語の導入というか、漸くサスペンスな雰囲気に飲まれたところで脳を震わすようなイカしたBGMがここから半端ないぜ!!!!!!ってトゥンクさせてくる、ヤバいと思いました。すき…。
面白いという噂はかねがね聞いていたけどここまでとは。ふかせさん3才児にしか見えないよ。菅田くんより歳上なのに。
全体を通して冒頭以外に緊張感が緩む箇所がないというか、おもしろに到達するポイントがいくつも用意されてて全然長距離マラソンな感覚がしない、全部の地点が面白さとワクワクで満ち溢れててハッピーランでした。しかもその面白い部分がちゃんと繋がってて辻褄が合うことが嬉しかったです。私的には昨今の邦画の中で間違いなく一番面白かった。なんで当時映画館で見なかったんや。
昼間、家で鑑賞しても心臓バクバク
いつもはあまり見ないタイプの、グロい、しっかりと血が出る、ダークエンターテイメント。
ただ、完全オリジナル作品で出演者が菅田将暉と小栗旬、高畑充希という個人的に好きで演技力があると思っている人たちが出演していたので鑑賞。
結論、怖かった。
ホラーのような驚かす系ではなくて、ヒリヒリ、ゾクゾク、ゾワゾワするかんじ。
漫画家と殺人鬼のつながりで奇妙な物語が進行。
途中、いくつかご都合主義は登場するものの、それよりも目を引くのがセカオワ深瀬と菅田将暉の演技。
感情を顔、特に目で表現していた。
興奮や恐怖、特殊な感情、見ているこちらの感情もしっかり起伏させる。
特殊な内容ゆえに、鑑賞して人生観に影響するもの、得たものがあったかというと、正直微妙だが、のめり込んで見れるタイプの映画でした。
話が怖かったのと、好きなジャンルではないので星は3つですが、好きな人は高評価しそう。
演技していますという演技に杜撰な脚本
評価が良かったので期待して観ましたが何がそんなに受けたのか全く分かりません…。
特に深瀬さんの演技、やたら目を見開いたり首を傾げたりといかにも「サイコパスな人を演じていまーす!」といった感じでわざとらしさすら覚えました。
ただでさえ頭の色も奇抜なのに重ねて一本調子のサイコパスな演技だと犯人に狂気を感じず、意外性もなく「ああそうでしょうね」としか思えなかったです。
あんな人、近所にいたら何かしらで一回くらい通報されててもおかしくないでしょう…。
あんなに血飛沫を浴びていたり手に包帯を巻いているのに警察が目をつけていないのも謎だし、かなり危ない状況なのにノコノコ葬式に顔を出す主人公、SPがつかない状況、笑顔でありえない状況に協力する家族、もう全てがツッコミどころ満載でした。
アクションは見応えありました。
所々気になってしまう
ちょいちょい気になるところがあって入り込めなかった。
連載中の漫画を完全に模倣した事件が連続して起これば世間はパニックだろう。それに作者の前に何回か犯人が現れるが警察が一人も張っていない。マンションに警察が誰も着いてきてない等々。
あまりにリアリティーがないというか、警察がやる気無さ過ぎて興ざめした。
fukaseさんすごいや…
菅田さんは勿論のこと今回はfukaseさんの演技が素晴らしかった。世界観がマッチしていてさらに魅力が増してた気がします。
ストーリーも面白かったのですが、観ながらこれは「ファイトクラブ」的な話ではないのか、とか奥さんが実は…とか考え始めてしまいました。実際はすごくストレートな作品でした。
気になった点は、導入の主人公が勝手に他人の家に入るところです。音楽がうるさくて隣人に頼まれてもインターホン鳴らして住人が出て来なかったらまず開けないと思います。開けても血があれだけ流れていたら匂いで気づくはず。冒頭以外でも展開ありきで非現実な部分が結構あった気がします。
非現実的な部分をそういう世界観だと思えれば、今作を楽しめるはずです。
マンガと事件の連動や終盤の主人公と犯人の立場の変化はなるほどなーと感心しました。
よかったが、大事な終盤が残念、
「目が離せない」映画をひさしぶり見た。
おもしろかった、でも、しかし、いかんせん、なんにせよ、最後がなー、犯人が襲いに来るのになんで警察は警備についてないの?
そこでがっかり、興醒めしたのはある、「なんで?、なんで誰もいないの?」って。
奥さんもすぐに警察に電話するでもなく泣きじゃくってるだけで。
よくできたストーリーだっただけに、それがもったいなかった。
有名どころの俳優が出てただけに、そういうオチ、終盤の流れがもったいなかった。
犯人役の人は確かにサイコ的で怖かった、でも法廷まで出るくらい生き延びていろんな意味で自分が誰だかわからんありさまで、ヘタしたら「責任能力なし」になりそうなかんじでもあり。
警察がいないなかで作家と犯人がもみ合う、そこからの意外な結末でもあった、でも奥さんはおなかが大きくなる間もなく主人公が入院してる間に子供はいつの間にか生まれてるし(笑)、それも含めてなーんか、その終盤のあたりがなー、中盤までの緊迫感が一気に腑に落ちないというか違和感ばかりというかツッコミどころばかりでもったいなかった。
あまり得意なジャンルではなかったけど面白かった。 俳優陣も実力派が...
あまり得意なジャンルではなかったけど面白かった。
俳優陣も実力派が揃っていたからそれもあったかも。
Fukase好きじゃないし、演技初みたいな感じだったから「なんでコイツなんだよ…」とおもっていたけど、こういうサイコパスなの違和感なくて良かった。
ラストの一コマ
ただのいい人だから、
売れる漫画が描けない先生と
強烈な印象を残して
次々と人を殺す殺人鬼
正反対のキャラクターの2人が
漫画を通じて関わっていく
ラストの一コマ、
タガーが先生の上に倒れるシーンで
現実では先生がタガーの上に倒れていて
キャラが逆転してる
「先生も漫画の中で楽しんで殺人してるじゃない」
て言われてムキになって言い返してたのは、
図星だったから?
最後は笑って人を刺そうとした先生と
実は戸籍ももらえず、誰にもなれない自分に苦悩してた殺人犯の
逆転したアイデンティティの対比なのかなと思った
ミステリーなのに予想の範疇内
一言で言うと、ご都合主義すぎる。
リアリティのない型通りの漫画家、型通りのサイコパスっぽい殺人鬼、型通りの警察、ストーリーと結末。全てが凡庸。はっきり言って人間性や狂気や情熱、なにも感じられない。
色々なレビューでセカオワの方の演技力を絶讚してるけど、型通りなだけ。一般人の妄想する型通りの、常にどこか薄ら笑いを浮かべている不気味なザ・サイコパス殺人鬼でしかない。
つまり何がつまらないか。
脚本がつまらない。
夜中に勝手に人の家をスケッチする非常識漫画家。この始まりからしてまず失笑もの。
漫画でたまたまチョイスした殺人現場の人気のない山道が実は殺人鬼もよく知る場所だったというあり得ないレベルの偶然。
しかも殺人鬼は漫画を模倣するためにその人気のない山道をうろついて親切な4人家族を乗せた車が止まってくれるのをひたすら狙うというご都合主義。高校生くらいは行ってそうな男子女子と大人二人を狭い車内で誰一人逃がすことなく、事故らず、反撃にもあわず、刃物できっちり殺し切るというのがまず無理っぽい。しかも殺して死体を車に縛り付けて、そこまで誰にも見られないという完全な運要素。
極めつけに、妻がたまたま双子を妊娠して漫画家の夫には話していないという、ご都合主義。
妻が妊娠という時点で、ある程度目の肥えた視聴者はラストのオチまで読めてしまう。ミステリーとしては最高に残念でしかない。
なによりキャラクターというタイトルの割に登場人物にまるで人間味がない。なんで髪の毛ピンクなのよ。どこの大学のバンドマンだよ。
以上、ツッコミどころだらけの映画でした。
名作だが、傑作の一歩手前のサイコスリラー(後半若干ネタバレあり)
Amazonプライムにて視聴。
これは面白い。
殺人鬼から生み出されたキャラクターが、殺人鬼のキャラクターを創っていく。
現実とフィクションの狭間で、何が何処へ影響するのか?
その作り方がとても丁寧だ。
若干、血液が飛び散るので、血が苦手な人にはおススメできない
主演の菅田将暉の演技も、とても良いし、小栗旬の刑事役も妙にハマっている。
何よりも今作はFukaseの怪演が光っている。
このキャスティングは英断だったし、Fukaseの役作りが見事と言える。
ただし、エンディングに、もう少し衝撃が欲しい印象。
キャラクターと言うタイトルを回収するようなエンディングなのだが、
この題材であれば、「告白」や「帝一の國」のような演出を望んでしまった。
もう少し、ラストに衝撃が来るような演出であれば傑作と言える作品になっただろうに・・・。
出来は滅茶苦茶良いので、暗めの部屋で集中してみて欲しい。そんな作品です。
※以下 若干ネタバレしながら語ります。
今作のエンディング
夏美が外に視線を感じるカットから、
病室の圭吾と真壁警部補のやりとり。
裁判官が両角に対して「誰として裁かれていると思いますか?」
両角は「僕は・・・誰なんだ?」の一言。
今回の作品の肝は、キャラクターを生み出す側と影響を与えた側が、お互いに作り出した作品。
正に共作である「幸せな4人家族に対する悪意の塊 殺人鬼ダガー」と呼ばれるキャラクターの芯が、誰にあったのか? だと思います。
真壁警部補が、漫画の最終回のページと、現場のシーンを見比べて、存在が入れ替わっているような印象を受けるシーンが象徴的でしたが、あのシーンが最後にフラッシュバックするような演出が欲しかった。出来れば刺し合うシーンでの明言は避けて、最後に持ってきて欲しかった・・・。
あの漫画のコマと「僕は・・・誰なんだ?」のセリフ。圭吾と両角の二人の表情を、うまく組み合わせてくれると最後に、一気に落とされるような感覚になったかも。
エンドソング後の刃物の音は秀逸だ。キャラクターの影響が日常に続くような・・・そんな気持ちにさせられたので良かったです。
それぞれがすごい
売れない漫画家のアシスタントがある日一家殺人事件に遭遇する。そこからそれを原案に漫画を描き始める事になる。それが売れ始めたと同時にそれを模倣した殺人が行われる様になった。ある刑事は、漫画と殺人には関連性があるのではないかと捜査に乗り出す事に。
まず、小栗旬と菅田将暉のコンビだけでもすごい。
そこに引っ張られるて他の役者達の存在がなくなるかと思ったら、世界の終わりの深瀬の存在感がまたすごい。
連続殺人鬼というキャラクターを演じる姿がまるで自然体で観る人をどんどん引き込まれる印象だった。
キャラクター
何かを演じる自分がそこにいるのかと問いかける最後シーンは、物語として深みがある最後だなと感じた。
因果応報
2021年。監督:永井聡(「帝一の國」に続き菅田将暉と再タッグ)
原案とオリジナル脚本は長崎尚志。
よく練られた脚本のサイコ・ミステリーです。
この映画が特に良いのは、
セリフが聞きやすく(且つ、分かりやすい)
テーマ(言いたいこと)が真っ直ぐ明確に伝わってくる点。
そして一番良いのは、登場人物のキャラクター(性格)が実に上手く描かれている点。
題名のキャラクターの意味は、
《人間の行動には性格が出る》
セカオワのボーカルのFukase。
映画初出演の思えない達者な演技を見せる。
ふっと「ジョーカー」を連想させる。
漫画家・山城圭吾役の菅田将暉。
一家4人殺しを題材に漫画「34(サンジュウシ)」を描く。
その内容が何者かに模倣され、一家4人殺しが漫画同様に再現される。
山城の素顔は平凡で優しい男。
そして山城は最後の賭けに出る。
ある決意した菅田将暉はオーラを発してそれまでとは別人だ。
そして辺見役の松田洋治。
この映画の6番手位に重い役。
物凄く上手い。
辺見は16歳で殺人事件を起こした過去のある男。
足を引きずり、背中は曲がり老人のようだ。
彼がMなのか?
刑事・清田(小栗旬)は新タイプの刑事。
怒鳴らないし相手の立場に立つしその上漫画好き。
この芸は身を助けるのだが、予想外の展開をする。
(ここは、かなり驚きました)
映画は、借金のかたに戸籍を売る人間。
(日本に無戸籍の人が一万人居るとされる)
犯人は血も涙もないサイコパスか?
社会の片隅で恨みを抱く弱者なのか?
そんな社会問題も孕んでいます。
とても面白いです。
PG-12だがR15+くらいに感じた。
血生臭く、グロいです。
子供には見せたくないですね。
過去鑑賞
Fukaseさんのサイコっぷりが逆に気持ちいい
原作通りだから仕方ないのだろうけど
さすがに身ごもっているのが双子で幸せな4人家族というところはご都合主義が過ぎますね。今回の連続殺人の肝でもある部分について、何事もない普通の家庭のように幸せボケして隠しているというのはさすがにないわーと思った。これほどシリアスに作っておきながら、すっとぼけたオチをぶっこんでくるセンスのなさに脱帽。邦画のレベルの低さを改めて認識した。
久々に気持ちいいサイコパス
前から気になっていてやっと見れたんだけど、もう最高すぎた!
ずっとワクワク止まらないし、みんな演技上手くて魅了された!
菅田将暉さんや小栗旬さんは勿論だけど、何より、深瀬さんのあのサイコパスの自然な演技…
もうびっくりです。
声も顔も表情も喋り方もすっごく合ってたし、ほんと演技お上手…
歌だけじゃなく演技の才能もあったなんて、すごいなあ(´-`).。oO(
早くもう1回見たいと思います。
騙されたと思って、是非見てください。
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