キャラクターのレビュー・感想・評価
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王道ストーリーが良い
サイコパス犯人系の映画はたくさんありますが、まったくひねりも特質したキャラクターもなく、ベタなサイコ犯罪系に仕上がっている。
自分はある程度ストーリーは読めても、こういう観たい物をみせてくれる映画は好きです。
殺害対象となる家族も犯人像もステレオタイプですが、それでもこの作品が魅力的なのは映像のセンスとテンポの良いストーリーが大きい。
また、心配事だったミュージャンfukaseも役柄にしっかりハマったキャラクターになっていて良かった。
背筋がゾワゾワ寒い!
映画告知イメージ通りではあったが、内容は奥深い。邦画のサイコサスペンスとしては最高レベル!刺すシーンはリアルで背筋が何回もゾワゾワしました。幸せな4人家族を妬み殺す両角(Fukase)。山城(菅田)と夏美(高畑)には関係ないと思っていたが、お腹の子が双子だと分かった時は、心理的にゾワゾワでした。刑事役の小栗旬もはまり役でしたね。途中で死ぬなんて珍しい。山城(菅田)は最後には、殺人鬼の魂が乗り移ったのでしょうか?拳銃で撃たれますが、あれって防刃ベストではなかったのかな?両角役のFukaseの初演技でしたが、サイコ感満載でした。できれば、エンドロールでセカオワの爽やかな曲が流れれば、ギャップがあって良かったと思いました。
小栗旬さん・菅田将暉さんの競演✨
漫画家山城を演じた菅田将暉さんの自然な演技に冒頭から引き込まれ、改めて演技の振り幅が大きい役者さんだと感じました。
族上がりの刑事清田を演じた小栗旬さんの深みのある演技に魅せられ、終盤の○○シーンでは、思わず「止めて!」と心の中で悲鳴を上げていました。落ち着きのある声と渋さの増した大人の魅力に溢れていました。
殺人鬼両角を演じたFukaseさんの怪演が凄い。微妙な違和感が何とも言えず不気味でした。
高畑充希さんが山城を優しく支える妻夏美を可憐に演じていた。心の純粋な役が似合いますね。
凄惨な殺人現場のシーンが暫くトラウマになりそうですが、とても見応えのある作品でした。テンポのいい楽曲もいい。
- 殺人事件て終わりがないんですよ
映画館での鑑賞
下手なホラー映画より断然怖い…。ちょっと泣いちゃいました。
怖すぎて数回泣きました。サイコキラーのモロズミが本当にいそうな感じというか、リアリティがありすぎです…。今日の夜は眠れそうもないです。
けど、ストーリーが面白く、上映中に飽きることは全くありません。また、モロズミの言動からモロズミにとってのアイデンティティ、『キャラクター』を考えるのも面白いと思います。
死体の映像はありますが、殺す過程の映像が無いのはありがたかったです。
めっちゃ面白怖かったです。
今日の夜はバットをベッドの下に入れて、窓の鍵をかけたか確認してから寝ようと思います。
キャラクターに込められた様々な意味
驚きました!この両角という役にFUKASEを選んだ時点で完成されている。ハマり過ぎてずっと目を見開いて釘付けでした。残忍な場面も多いのですが不快に感じる間もなくストーリーと役者さん達のキャラクターと演技に引っ張られる。両角に対する畏怖の感情を菅田将暉の表情で更に倍増して観ている側に恐怖を感じさせる。タイトル入りのオープニングとエンディングもすごくカッコよかったし音楽もよかった。両角のバックボーンがわかった時さらに「キャラクター」に深みを増した。とにかく既視感無く面白かった。そして、小栗旬はホントにびっくりしました!
恐ろしくも……演技の凄さに目が離せない…
恐ろしくも何か意味のある内容でした
Fukoseの演技の凄さに圧巻…悪感でした
歌い手である彼も素晴らしいけども、演技に吸い込まれてしまいました
リアルすぎる殺人…
幸せな家庭を恨むばかりに心が歪んでしまった殺人者……
とにかく観てほしい映画です
残虐な作品は苦手ですが…これはかなり深い…
オリジナル脚本で見応えあり。
予備知識を全く入れず(レビューすら見ず)鑑賞しましたが、かなり楽しめました。余計な知識を入れずに観た方が良かったと思います。
作品的には、辺見と両角の関係性をもっと深堀して表現してくれてたら、あと、山城がいい人間に描かれ過ぎてる気がして、もっと負のオーラを出してもいい気がしました。
これは蛇足ですがPG12ではなくR18だと思います・・・
映倫はエロには厳しいがグロには相変わらず寛容なんですかね?
観客を安心させない展開が素晴らしい
期待を激しく上回る面白さでした。
ミッション・インポッシブルなどを見ていていつも思います。どんなに主人公のトム・クルーズがピンチになっても絶対に死なないでしょ。
それは緊張に上限があるということです。
本作では絶対に最後まで山城(菅田将暉)と協力して殺人鬼を捕まえると思っていた清田(小栗旬)が殺害されるという観客の想像を裏切る展開が待っています。
それは今後、何があってもおかしくない状態。誰が殺されてもおかしくない状態。緊張の上限の解放です。
そして素晴らしいラストの展開。本作の設定を上手く利用したアイデアで緊張のリミッターを気持ちよく外してくれます。
実際分かりやすい伏線を見せてくれるので、主人公の生死はある程度想像できるのですが、それでもギリギリまでどうなる⁉︎どうなる⁉︎と別の意味でハラハラさせてくれます。
こんなに興奮したラストは久々です!
役者としてイメージが定着していないのもありFukaseのサイコパスぶりは素晴らしかったです。
そして、死体にしか見えない死体役の皆さんも素晴らしかったです。
素晴らしいエンターテイメント
Fukaseさんと菅田将暉の
特にFukaseさんの演技に大変興味が湧きみたくなりました。
予告だけでもFukaseさんの異常性やサイコパス度が伝わってきて
それに菅田君はカメレオンですので
上手く絡んでいくだろうと
もう満足です💗
おふたりもですけど
小栗旬や、優しい上司の中村獅童さんも
あんな優しい顔されます!?
いつも怖いヤクザなのに笑笑
小栗旬さんも主役を殺さないように。
それでなくても静かな漫画家の菅田君を殺さない様にでも静かな刑事じゃない
このお二人もうまいんですよね
話の展開も目が離せなくて
終始楽しい映画だった
ただ、サスペンスは好きだけど、殺しのシーンなどは苦手なのでこの映画ぐらいが限界かなぁ
痛さが伝わってくる
殺された後の惨劇は大丈夫なんですけどね。。。
静かな漫画家菅田君が、最後のFukaseさんとの一騎打ちの時に魅せた狂気な顔
中にサイコパスもってたんだなぁ
Fukaseさんってやはり元々相当なオーラを纏ってはるのかなぁ
存在感が半端なく
綺麗な殺人者ってキャッチだったけどほんとそれ!
純情無垢な綺麗な殺人者
まるで親に喜んでもらいたいが為にやってるかのような。
きっと疑問がないんですよね。殺人に。
最後の一言もパンチ効いてましたし
ただ、個人的には4人家族の会がもう少し気持ち悪いぐらい絡んでラストに向かったら良かったかなあと
ラストが少し弱い
菅田君が実は4人家族の会からの貰われっ子だったとか。
あと、細かいですが菅田のマンション防犯がしったりしてるので、なんで戻るの?
鍵や暗証番号さえわからなかったら絶対安全でしょ!!
あーもう一度観たいなぁ
あのシーン以外は💦
最後に映画館がまたしても満席になるほどの人気で
いっときは土日の上映をしてなかったのですが。
今回は日曜でも半分の席だけどほぼ満席
Fukaseさんファンなのか若い男性が多い感じがしました。
普通に上映されて、映画館に人がいるって嬉しいです。
藤井流星との比較
賭けグルイの藤井流星と比べて100倍FUKASEの演技が素晴らしい
藤井流星の狂ってる役は、ただ大声だけだけどFUKASEの演技は狂気が見える
ガチのサイコパスじゃないかと思うくらい
多分、役者として今後もオファーが来ると思うけど、果たしてこの作品以上が演じられるかな?
こういう悪役が映える映画は確実に主演を食ってるから、それもまたいい
それにしても小栗旬が殺されるとは思わなかったし、FUKASEを崇めた辺見の恐怖を残した後味が、いい意味で悪い映画
なかなか
ありそうな設定ながら、役者陣の自然な演技で最後まで集中して見れた。
犯人も素人を感じさせない自然な演技で、誰だったかと思ったらエンドロールで、そういえば番宣とかでよく見かけたなと思い返した。
唯一気になるのが、こういうときなぜ奥さんはいつも役立たずで足を引っ張り人質になるだけの腹立たしい存在になるんだろう。
道志村と旧上九一色村
映画館では前列に幸せそうな4人家族が鑑賞していたのですが、彼らはどんな気持ちで観ていたんだろうか。げっ、4人家族だってよ!やばいじゃん、怖くても大丈夫、僕らはもう一人じゃない・・・などと感じていたかは知る由もない。
日本でもこれだけの猟奇殺人ものを作れるようになったのだと感慨深い。『ミュージアム』なんかはカエルの被り物をしていたから、今回はピエロの被り物か?!などと想像していたのに見事外れてしまいました。Fukaseの顔まんまじゃん!てな感じです。貴方が殺した命の歌が聴こえてきそうです。
殺害シーンそのものよりも、狂気の殺人鬼が現れるシーンと結果のシーンのみが描かれ(終盤はアレだけど)、レイティングもPG12という甘い設定。遺体の顔も残虐だし、顔も蒼いよ!もうこの世界にはいないのに殺人鬼は何も感じない・・・Welcome to the Starlight Paradeだよ!(意味不明)
単なる予定調和でもないし、漫画家だって狂気の顔へと変貌を遂げたり、普通にこの人が事件を解決してチャンチャン♪とも終わらない。菅田将暉も逃げないのね。逃げることの方が怖かったんだろうね。まさしく終わらない世界なのだ。そんでもって、エンドクレジットでびっくりしたのが、サイコパスの部屋のデザインが深瀬だと~~!?狭いアパートから豪華すぎるマンションへと引っ越した以上に驚きでした。ほぼ満足。ただ、司法関係の台詞や展開は疑問符。
山道はどこにでもある風景といった台詞もあった中、やっぱり神奈川・山梨の県境というと相模湖から道志村に向かう、いわゆる“道志みち”なのだろう。そこから忍野村、山中湖へ抜けて、富士山をぐるっと回って上九一色村。う~む、懐かしいドライブコースだなぁ。
セカオワFukaseさん、恐るべし
予告編および期待どおり凄い映画でした。
菅田将暉さん、小栗旬さん、中村獅童さん、高畑充希さんが演技派俳優さんたちであることはもちろんですが、やっぱり特筆すべきはセカオワのFukaseさんですよね!?不気味で本当にサイコパスとしか思えない熱演ぶりでした。
まさか「Welcome to the “STARLIGHT PARADE” 星が降る眠れない夜にもう一度連れて行ってあの世界へ〜」って歌ってるファンタジーよりのボーカルとは信じられません。デビュー当時バントメンバーで共同生活を送っていたとも聞いてましたが劇中の怪しい宗教団体は実話?なんて思ってしまいます。(メンバーのLOVEさんは殺人鬼にありがちなピエロのお面かぶってますしね。)
Fukaseさんこれからも色々オファーがありそうですね。それにしても『罪の声』では記者ではありましたが星野源さんのテーラーにお客として訪れたみたいにハッピーエンドっぽくなって欲しかったですね。衝撃的でした。
編集者の中尾明慶さん、最初の対応と売れっ子になってからの手のひら返し対応、よかったです。(さすが仲里依紗さんとBigLoveしてるだけのことあります。)
ただ実行犯が逮捕されてないこと、高畑充希さんの不安げな表情から、なんだか続編がありそうな余韻を残したエンディングで気になります。エンドロール後に何かヒントがあるのかとも思いましたが。
余談ですが殺人犯の部屋のデザインまでFukaseさんがやってるみたいですね。多彩です。少しグロいことには目をつぶるとして息のつけない、なかなかの衝撃的作品で面白かったです。日本映画もやりますね!
追伸
今日は『漁港の肉子ちゃん』となんとも両極の二本立てで若干疲れてしまいました。肉子ちゃんを後にするべきでした?!早く帰ってお風呂入ってビール飲んで寝よ!
底の見えぬ闇の中に埋もれていく
深瀬さんがハマりすぎ。ホンモノの殺人鬼にしか見えなかった。一方で菅田将暉さん演じる山城の圧倒的"普通"感の対比が見事だった。そして優しさの裏に潜む狂気に徐々に苛まれていく姿がリアルで恐ろしかった。そして両角の、人間の情というものがぽっかり空いてしまったような姿は、どこか儚く切なかった。
まさにダークエンターテイメントという感じ。怖いけど興奮する。引き込まれる。オリジナルストーリーもここまでやれるんだな、と。
「キャラクター」という題名にふさわしく、登場人物のキャラ立ちがしっかりしていて、より引き込まれた。両角によるハラハラさとスピード感と同時に、清田や奥さんを通して暖かい人間関係や情といったものをバランスよく写しとっていて、非常に感情移入しやすかったとおもう。
日本映画もまだまだ捨てたもんじゃないよね
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