キャラクターのレビュー・感想・評価
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小栗旬さんっていい俳優さんだなぁ。
思っていたよりも、よくできた作品でした。
凄惨な殺害現場の造りが凄すぎて、
ちょっと驚くほどでした。
キャスト皆さんの演技もいい感じで、
中でも小栗旬さんの落ち着いた雰囲気の
刑事役が見事でとてもいいアクセントになって
作品を引き締めていたように思う。
中村獅童さんもなかなか。
辺見役の松田洋治さんの変貌ぶりには驚いた。
ちなみに「もののけ姫」でアシタカの声を
演じた俳優さんです。
世の中の人々が自分自身と作られたキャラクターを演じている事
ずっと素のまま剥き出しで生活している人は世の中にそうは居ないと思う。
この作品は良質ではないがダークなエンタメとして成立している。
両角の突拍子もない殺人から始まる展開は、マンガチックであり、その刺激で産み出されたキャラクターによって描いたマンガが売れてしまうのは安易ではあるがキャッチーである。
そう言う意味ではよく似た作品もありそうだが、見入らせるちからはある。
しかし捜査もマンガもあっさり描かれているため、一つ一つの事象にタメがない様に思う。
良くも悪くもそこそこ売れるが佳作どまりの感じだ。
キャストもそれなりに豪華で
小栗旬は配役としてよく当たっている役のタイプの刑事役
中村獅童はその上司
漫画家が菅田将暉
殺人鬼がFukase
もう一人の殺人犯、辺見はあまりに容貌が変わっていて判らなかったが松田洋治(ジブリの男性キャラでお馴染み)で変わりすぎてて恐かった。
Fukaseは異常な思考と行動を上手く表現して殺人鬼両角を演じたのはちょっと凄い。
両角の破綻した人格の元は宗教がらみで説明されるため、ディティールは曖昧でこの辺りの内容が薄い。
尺、製作費ともにこの辺りが限界だったのだろう。
ちょっと頑張って連続ドラマにした方が売れそうだが、この殺伐とした殺人ドラマが受け入れられてる事の方が恐いのでこれで映画で終わらせるのが良いかな?
我々はこの社会に存在を受けたキャラクターなのか
邦画のサスペンス物、特にサイコ・スリラーやダーク/ハード系はつまらないと昔からよく言われる。ハリウッドや韓国と比べると圧倒的に格下と…。
演出や脚本、会社や日本映画界の事情その他諸々あるかもしれないが、こういう理由もあるかもしれない。
インパクトある“キャラクター”が居ない。
つまらないと言われているけれど、邦画でインパクトあったハード・サスペンスって、『冷たい熱帯魚』然り『孤狼の血 LEVEL2』然り、インパクトある“キャラクター”が居た。
そして本作も…。
山城圭吾もそう。
人気作家のアシスタントを続ける漫画家志望。
彼が題材にするのは、殺人鬼を主人公にしたサイコ・スリラー物。
画力はある。新人賞など幾つか賞も取った事もある。
が、“漫画家”としてデビューした事はない。
致命的な理由が…。
人のいい性格故、インパクトある凶悪キャラクターを描き切れない。
それってどうなのだろうか。
例えば映画の世界でも、その時代に生まれてないのに、戦争映画や時代劇や西部劇の傑作を撮る監督がたくさんいる。
やはり才能やセンスの違いか…?
山城にはそれが無いのか…?
しかし、思わぬ形で彼の才能×運命が花開く…。
アシスタントの仕事で家のスケッチをしに。
その家から大音量の音楽。近所から苦情。
人のいい山城は音楽を消して貰うよう家の中へ。
ツルッと滑る。
血の海…。
一家4人が無惨な姿で…。
その時山城は見てしまう。立ち去る犯人の姿を…。
事情聴取。
経緯についてはくわしく話すが、犯人については見てないと嘘を付く。
これは後々語る事になるが、クリエイターの性なのか。
どんな異常なもの、恐ろしいものを見ようとも、そこに何かを発見したと。
作り手はどうしても作り、見る側はどうしても見たい。
残虐でグロく、痛々しいホラー。
人の深層心理に突き刺さるスリラー。
若干違うかもしれないが、アクション映画のド派手なバトル、銃撃、カーチェイス、SF映画の大爆破、都市破壊、天変地異…。
現実世界では起こり得ない非現実的な世界にカタルシスを感じる。
人の中にそんな欲求はある。
山城はあの夜見た犯人をモデルにした殺人鬼主人公の漫画『34』を描き始める。
念願の漫画家デビュー。インパクトある殺人鬼キャラクターがウケ、作品は大ヒット。全くの鳴かず飛ばずから、一躍売れっ子に。
アパート暮らしから超高級マンションへ。
同棲していた恋人・夏美と結婚。妊娠。(←後にある伏線)
羨まし過ぎる成功。よく言われるけど、成功した漫画家ってスゲェ…。でも、それはほんの一握り…。
だけど何故か浮かない表情の山城。やはり、殺人を下敷きにした事に罪悪感があるのか…?
とある山中。4人家族が惨殺体となって発見された。
あの事件と類似点もさることながら、さらに驚くべき事が。
事件の何もかもが、山城の漫画『34』とそっくりな事に、刑事の清田は気付く。
模倣か、それとも山城が…?
事件を知って動揺する山城。
そんな彼の前に現れる。
「ダガー(『34』の主人公)って僕ですよね?」
ある意味、『34』の熱狂的なファン。
山城はすぐに分かった。両角と名乗ったこの青年。
あの夜見た犯人である事を…。
スティーヴン・キングは小説家ならではの恐怖を描いた作品があるが(『ミザリー』『シークレット・ウィンドウ』etc)、こちらは漫画家ならではの恐怖が描いた着眼点が面白い。
それもその筈。『20世紀少年』などの漫画家・浦沢直樹作品に関わってきた長崎尚志によるオリジナル・ストーリー。話の面白さはそれ故。
4人家族を狙った連続殺人が続く。
全て両角の犯行。しかも、自分の作品を模倣して。
自分が描けば、アイツが人を殺す。
言い換えれば、自分の漫画で死者が出たようなもの。
人のいい山城がそれに平常心でいられる筈がない。苦悩。
しかし、自分は漫画。描くのを辞めたいと言いつつ、本当は描き続けたい自分がいる。葛藤。
『34』を描いている時の取り憑かれた表情。
山城にとって両角は、恐ろしくも最高のキャラクター。
それに対し両角は。
後々徐々に分かってくる両角の生い立ち。
自分は何者でもない。
そんな自分をモデルにし、山城先生が創り上げてくれた。
初めてこの世に、生(=キャラクター)を感じた。
だから、そんな僕からの、敬愛する先生への恩返し。
先生の作品を、僕が完璧にしてあげる…。
山城は両角が持ち掛けてきたアイデアを漫画に活かす。
残忍な方法で人を殺す。サイコパス。
どっちもどっち。一切その心情など分からない。
分からないのに、その奇妙な関係がスリリング。
ここに絶妙なほど、真っ直ぐな正義感放つのが、清田。
元暴走族。理解者はその時から目を掛けてくれた先輩・真壁。(親友みたいにタメ口だけど)
それ故警察上層部から疎まれるも、『34』と事件の関連性にいち早く気付く敏腕ぶり。
事件を追う。徹底的に。
徐々に事件解明の糸口と、犯人=両角に近付いていく…。
純粋に山城の漫画のファンでもある。
ペンを置こうとする山城に、エール。
漫画を描き続けて欲しい、と。
さすがの演技力を見せる菅田将暉、ナイス好助演の小栗旬。
だけど何と言っても、言わずもがな!
Fukaseの圧倒的存在感、怪演!
2件目となる殺人で、山中を歩く彼を後に彼に殺される事になる家族が車に乗せるシーン。そのシーン、Fukaseの佇まいだけでもゾクッ…。うわっ、ヤバい奴乗せちゃったよ…。
突然発狂したり、サイコなシーンもあるけど、物静かな雰囲気や穏やかな声がより不気味さを煽る。
撮影前に1年半の演技レッスンを受けたとは言え、役者デビューでこれほどのインパクトある“キャラクター”作り!
これも一つのアーティスティック。その表現方法に身震いした。
一度はペンを置こうとした山城。
が、ある悲劇が起こり、その為にも再びペンを取る。
漫画家が漫画を描くという事は、以前見た『バクマン。』でも感じたが、何かと闘うという事。
漫画を通じて、両角と決着を付ける。
売れっ子になってからデジタルで描いていた山城。
この時、昔通りのペン書きだった事に山城の決意を感じた。
山城の言葉、「漫画を尊敬している」は、皆それぞれ自分が好きなものに当てはめられ、ジ~ンとした。
三者三様のドラマと、人のダークサイド。事件捜査サスペンス。
多少安直であったり、先読み出来たりもなきにしもあらず。
常に4人家族を狙う両角。山城は自分の家族を囮にするが、両角が狙ったのは…。ここで、夏美の妊娠。
いよいよ両角に近付いた清田。ああ、何となく分かっていてもやっぱり…。
当初犯人として逮捕された不審な中年男、辺見。その後もちょろちょろうろつき、何奴!?…と思っていたら、上記に関わる思わぬ行動を。って言うか、そのシーン、メッチャびっくりした…。
あっさりと犯人=両角に辿り着いた警察。が、調べると、お決まりの“お前は誰だ?”。
本名、戸籍不明。“両角”は他人の戸籍のもの。
しかし、これがこの男の哀しき存在を浮き彫りにもする。
事件をもう一度洗ってみると、2件目の殺人が起きた山中が、かつて4人家族こそ幸せの象徴と考えるコミュニティがあった場所。
今はもう廃村となり、そこで生まれた子供たちの消息は分からず。
ひょっとして“両角”はこの村の出身…?
生まれた時からこの社会に戸籍も無い。“キャラクター”も無い。
そんな子供たちがまだ、居ないとは言い切れない。
ヒューマン・ドラマやラブストーリーでは繊細な演出、菅田将暉との初タッグ『帝一の國』でハイテンションなコメディ演出を見せた永井聡が一転して、サイコ・スリラーに挑戦。
全国公開作にも関わらず、陰湿な作風、血みどろ&痛々しい描写に挑んだ事に拍手を送りたい。
役者陣の熱演、演出、雰囲気、話の面白さ。
飽きる事の多い邦画サイコ・スリラーだが、2時間全く飽きる事なく見れた。
直接対決のその後。
傷付いた手でまた描き始めた山城。
あの“キャラクター”を。
“両角”は何者なのか。
逆に問う。
僕は(あなたは)この社会に存在を受けた“キャラクター”なのか。
なんかいろいろ
演者さんはみんな良かった。構成はしっかりしてるのにね。肉付けと詰めの甘さが目立つ。
血みどろ映画は好きでは無いので、どーしても厳しくなります。が、ほんといろいろ甘い。
殺し方が美しく無い。動悸設定が甘い。いろいろ辻褄が合わない。殺人鬼の描写が薄くて笑えさえしない。サイコパスなの?連続殺人鬼なだけなの?妬み嫉み?ミステリーでもない、サスペンス?ほどでもない、オカルトでもない、ファンタジー?でもない、パニックムービーでもないし、、、笑いもない。生い立ちの描き方、捜査のしかた、刑事の人柄の描き方の薄さ。人物描写が弱すぎる。
兎に角全体的に中途半端。演者さんに頼りすぎ。
血みどろで殺すならせめて笑えるか、じゃなきゃ美しく無いとね。スマートで無い時点でレクター博士に怒られろ。
漫画家さんて命削って書いてるから、こんな甘い作品書いてるように見えるのはどーだろう。
しかも、こんな風でしょって感じで映画化されたらたまったもんじゃないんじゃ無いだろうか。と、思う。
キャスティング最高
自分は誰なのかわからない
売れないマンガ家の山城。
ある日、殺人現場に出くわし、犯人と目があった。
それから、山城はその殺人のことをマンガとして書き売れていった。
犯人は、そのマンガの通り再現をしていった。
犯人は山城に接触してマンガについてアドバイスした。
山城は犯人のことが怖くなり、警察に全てを話した。
そして、犯人を捕まえるために山城は自分のマンガを使って犯人を追い詰めようとしたという内容だった。
この作品って、自分が誰なのかわからない人だらけのような気がしました。
相手によって影響を受けて変わった人が、その相手に尊敬される。
自分というものを持っていない人だらけだなと思いました。
マンガ家ってめっちゃ激務だなと思いました。
寝る暇をおしんで作品を書き続けるなんてすごいと思いました。
マンガ通りにすべてを再現するのって無理だなと思う。
場所や人もすべて一緒ていうのは現実感がないなと思った。
話は面白くて、二時間がすぐに終わってしまった。
出演している人達が豪華で、よかったのですがグロイシーンが多いので、R指定しなくっていいのか思いました。
エッ、辺見が松田洋治なの?!
ありそうだからこわい。
Fukaseを起用しようって言った人天才
連れが鑑賞後げっそりしてた笑
Fukaseがジリジリと追ってくる様がメリーさんのように思えてしまって途中吹き出しそうになってしまったが、手に汗握る展開で面白かった。
一緒に見に行った男性は鑑賞後、気持ち悪いっと言ってげっそりしてたので見る際はご注意を
とんでもない奴をトレースした漫画家の末路
予告でも謳われている通り、リアリティのある悪役をかけずにうだつの上がらない漫画家の山城がとある殺人現場に遭遇したことで、「ダガー」という魅力的なキャラクターを誕生させ、売れっ子漫画家となるが、描かれた作品の後を追うように4人家族を狙った殺人事件が次々と起こる。
とにかく結末が気になりすぎた作品だったが、
鑑賞後はどこか釈然としない感が否めない。
この作品の肝となる登場人物は2人だ。
1人は「ダガー」のモデルとなった殺人鬼の両角。
もう1人は誰とでも距離を縮めることが得意な刑事の清田。
このふたりは物語が進んでいくほどにそれぞれが役割を全うすべく主人公に深く関わって行くのだが、そこの善悪の対立的描写が印象的だった。
見終わっても色々気になる
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