「ラズベリー賞作品を楽しむ目で愛でる映画」アンチ・ライフ キウイジャムさんの映画レビュー(感想・評価)
ラズベリー賞作品を楽しむ目で愛でる映画
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リドリースコットのエイリアンを現代的にアレンジして(そして突っ込みどころを多く)作られたSFホラー映画
「人間は地球を蝕む寄生虫だから実験で生み出した寄生生物を持ち込んだんだ!」と事件の黒幕が語っていたけれど、こういうのはちらほら見かける、「世の中どうにでもなれ」という投げやりな意見のようで、必死であがき戦う主人公はそれに対するアンチテーゼのように感じたけれど・・・
この映画ちょっとおかしな点が多い。
先ほど言った事件の黒幕も律義に真相を話したり、提督がゾンビを道連れに自爆(宇宙船の中なのにいいのか?)冷凍睡眠装置から目覚めて数分でなおかつ身重の主人公の奥さんが自動小銃を担ぎゾンビ相手に戦いそして報われないB級ホラーっぽい締めくくり
酷い映画だけれどオイオイと笑いながら見てしまう。そんなB級映画のような雰囲気や突っ込みどころがこの映画の魅力なのかなと思った。
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