「いまさらゾンビ?」アンチ・ライフ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
いまさらゾンビ?
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ウィルスに汚染された地球から巨大宇宙船で民族大脱出、主人公の名前のノアは例の方舟のもじりでしょう、コロナ禍に便乗したような焼けぱちなウィルスネタ、舞台が閉鎖された宇宙船というだけで、中身はよくあるエイリアン風ゾンビ・ホラー映画でした。いまさらゾンビ?と言われると思って謎の生命体と言い換えて再生時は恐竜風にも変身と味付けは多少工夫したようです・・。
ブルース・ウィリスもブルース・ウィルスに改名したらどうでしょう、こんなゲテもの映画によく出たものです、もっとも不似合いなドラエモンCMにも出ているからよっぽどお金に困っているのかしら・・。
それでも一応大スターだからおいしいところをもらってアルマゲドン風の自己犠牲、宇宙船自爆役、スクリプターも忖度してダイハードをもじったセリフ等々、ゴマすり感満載。
ブルース・ウィリスのお蔭でかろうじて脱出したノアとヘイリーのカップルだが目的地のニューアースも既にゾンビ生物が先回りしていたと言う救いようのない話、グロテスク三昧に加えて安っぽい希望など笑止千万と打ち砕く、製作陣の終末思想、偽悪趣味に付き合わされて気分最悪。
それでもシューティング・ゲームオタクなどには受けるのかもしれません、映画は好き好きですから厄介ですね。
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