「とても意外な物語」TOVE トーベ いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
とても意外な物語
第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表作品ということと、全く今まで想像もしたこともなかったがムーミンの誕生話ににわかに興味が湧き鑑賞。
観てみると想像と全く違った。決して悪い意味ではないのだが、作者のキャラやムーミン誕生までの流れが期待していたものと全く違うのだ。作者はもっと質素でおっとりキャラだと思っていたし、ムーミンももっと専業的に創作されたものだと思っていた。そもそも、もっとしっとりとしたちょっとお堅い作品だと思っていたのだが、ほぼ真逆のトーベ・ヤンソンの自由奔放ともいえる生き方を軽快な音楽にのせてかなりイケイケに描いている。
観終えて、期待外れだったような、ちょっと得したような…複雑な気持ちになった。
それにしても、この作品のジャケットはとても好みで壁に飾りたいくらい気に入った。
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