劇場公開日 2021年5月12日

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くれなずめのレビュー・感想・評価

全144件中、141~144件目を表示

4.0感動した……泣いた?って笑ってんのかい〜

2021年4月15日
Androidアプリから投稿

過去なんて書き換えてやる --- "それ"が答えだ♪感動した……泣いた?って笑ってんのかい〜(そうです!そうなんです!)!!!!!!
ちんちんに失礼じゃない映画。男ダチの内輪ノリだけじゃなくさまよう幽霊・天国もタイムトラベルもめちゃくちゃ監督らしい松居大悟作品、その頂点!いつまでも子供みたいにくだらないことでハシャぐ内輪ノリ盛りだくさんに、男ってバカだ(から良いんだよ)な〜となる毎度の松居監督節が、今回も驚異の長回しの中なんかでいつも以上に炸裂していて、ズルいくらいノリがリアル。だから「あ〜あるある!分かる分かる!」とすごく共感(ex. 友達ん家に泊まるときの寝るってなって電気消してからのしばらくの空気)。
色々なキャストの高校生コスプレも見られる。ファーストカットの長回しから引き込まれる。最初の方はスベり倒してもしてたけど、それも結果的には観客をこの仲間の一員にする導入部みたい。カラオケのシーンもすごかった。しょうもないこともいいじゃない、どんと来い。この監督作品に対して今まで少し抱いていた苦手意識みたいなものもどこへやら、しっかりと愛おしかった。本作に関してはプロットや時系列入り乱れる語り口なんかもすごく好きで、なんならちょっと嫉妬したりなんかもしそうなくらい。
くれなずんでんな〜作品が後半に差し掛かるほど笑いも涙も感情がしっかりと揺さぶられる。余韻の沁み入るエンドロールまで最高だった。心臓のように血が通っている。突然の終盤自由奔放すぎて「あれ、これ『THIS IS THE END』とか『ソーセージ・パーティー』のセス・ローゲン作品か?」となったけど、そんなところなんかもこの監督らしい。"男ってバカね"ノリ。後悔が創造力の源?いや、あの最高な日々が!いつかまた会える友達へ、またね。また明日会おう。
もしかして俺ってさ、死んで……ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!みんなよかった。今年もう4本目の成田凌。正直、『まともじゃないのは君も一緒』ほど"変"ではないけど、本作のキャラクターも結構クセ強めの非モテ男子役で、やっぱりあの見た目では難しいなとは思った。けど、(助演の)イケメン役だけじゃなく、主演でそういう役柄をしっかりとできるだけの演技力・経験をモノにしているということ。今年3本目の若葉竜也は、例えば『あの頃』で仲野太賀が最高だったみたいに、自分の中で忘れがたい存在にしっかりとなってくれた。藤原季節も。ワンシーンとかしか出ない脇キャラも豪華、まさしくバイプレイヤーズ。個人的にウルッと来たのは「すげーお菓子もらって。お菓子もらいにきたわけじゃないのに…」と「今度は絶対電話出てやるから!」

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とぽとぽ

4.0アクセルワークの上手い松居大悟監督が描く、ちょっと男臭くて大人な映画

2021年4月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

やっぱり僕は松居大悟作品が好きみたい。結構傑作なつもりでいたけど、終盤のモヤはそれなりにあるのであえてこの評価。元々舞台なだけあって、その違いも気になる作品。

松居大悟の脚本は、アクセルとブレーキの加減が上手いと思っている。基本的にパラレルワールドに観客を引き連れて作っていくような作風。今作もそんな感じ。違和感なく見せておいて、落とすところで落とす。その加減が上手いから、かなり泣いた。ただ、ネタバレレビューを書きたくないので伏せておくが、ちょっとパラレルのさじ加減が強かった印象。あいつららしくもあるんだけど、それではちょっと消化不良で、こっちが置いてかれてしまった。その辺は観てくれると分かると思う。ん?となる人もいるはず。
なので、観た直後は作品にしみじみ来ていたが、ここに来てキャストの方が印象的に。特に6人は皆好きなキャストなので文句なしとして、格段際立っていたのは前田敦子。高校生から大人になるまでのブランクを上手く体現。ある種この作品のヒロインのような存在ということもあって、なかなか際立っていた。あと、脇役の使い方も豪華。キャストがバーッと書いているクセ、あんまり出てこない。ほぼワンカットみたいな出方なのも、時系列を感じさせて面白い。
また、長回しだったのも良かった。挨拶代わりに6人のダラダラした空気が映し出されるが、それをそのままパッケージにしているので、グイグイ引き込まれる。

また同窓会や結婚式に呼ばれた時に観たい作品。全編に漂う哀愁と優しさが堪らない。ちょっとアホな男子をあのイケメンたちにやらせるのもなかなか憎い。舞台版も観てみたい。

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たいよーさん。

4.5涙、酸欠笑い

2021年4月14日
iPhoneアプリから投稿

身に覚えがある学生時代の馬鹿騒ぎに笑い、
事情がわかってきた中盤から涙。
そして、あまりのバカらしさに呆れながらも、
笑いと涙が同時に襲い酸欠になった。
今はコロナで我慢だが、
アイツらに無性に会いたくなった。
ラグビー部、ゼミの悪友達に。

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tyz

5.0東京の逢魔が時。

2021年1月28日
PCから投稿
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t2law
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