「くれなずんでればいいのさ」くれなずめ プールサイドさんの映画レビュー(感想・評価)
くれなずんでればいいのさ
成田凌くん、若葉竜也くん、藤原季節くんらノリに乗っている俳優陣らと、これまた勢いのある松居大悟監督が描く群像劇。
ネタバレになるので詳しい事は書きませんが、「ほほーう。そういう事ですか」と(笑)
そして「これはどの部分が監督の実体験なんだ?」となります。
序盤から中盤にかけて所々長回しで、その中での学生時代の友人特有のやり取りがまあ自然過ぎて…
成田くんと若葉くんに関してはいよいよ役者ではなく、ただの多重人格者なのではないかと思っています(笑)
過去は引きずるけれど今を生きなきゃいけなくて、でもやっぱり引きずっちゃって…
それでいいと思うんですよね。
城田優くんも「10年後とかに今日のこと思い出すんだろうな」って言っていたように、思い出すのが引きずるのが過去なわけで。
ただそこでヘラヘラできるかどうかが大事。
昼でも夜でもなくていいじゃないですか。
作品オフィシャルサイトに載っていた監督のコメント「曖昧にこそ真実が宿る」
これこそ「それが答えだ」ですよね!?
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