「切なくも何とも心地良い」くれなずめ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
切なくも何とも心地良い
青春や友情が染みる映画。
ただ、合う合わないが凄い別れそうな作品作りです。特に山場の演出が。
で、私は「合う」側でとても楽しめました。
まずキャスティングが素晴らしく、彼らを見ているだけで何となく楽しい。
同じようにアホな学生時代を過ごしていたこともあり、何度も「そうそう」と心で頷き、何度も笑いながら鑑賞していました。
それとウルフルズ。
たまたまですが友人の結婚式の際「なんか幸せそうなの歌ってよ、ウルフルズのバンザイとかで良いから!」と、余興の歌を頼まれた事があったんですよ。 ※因みに全然違う村下孝蔵を歌いました
それと学生時代には赤フンの思い出もあるんですよね、本当懐かしい。
そんな風に自分自身と色々ダブるところもあって、より作品に惹かれたんだと思います。
終盤の畳み掛けるような演出も、振り切った感じがむしろ爽快。
何だか「もっと好きやっちゃえ!」と応援したくなるような気分でした。
切なくも何とも心地良い作品、久しぶりに古い友人と酒を呑みたくなりました。
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