「で、何が言いたかったの?」くれなずめ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
で、何が言いたかったの?
友人の結婚式の披露宴で、余興をやる為に久しぶりに集まった6人の仲間達。昔話で盛り上がりながら余興の出し物について、打ち合わせを進めていきます。
まず、しまったと思ったのは、予告編で成田凌が演じる吉尾(よしお)がすでに死んでいるっぽい情報を入れていた事。お陰で、本当に彼が死んでいるのか、それとも他の誰かなのか、映画の本筋とは別に、ずっと考えてしまっていた。
なかなかのファンタジーで、そこに存在していない友人を仲間達で想像しながら会話を進めていく。謎なのは、他の同級生達にも幽霊が見えていた所。普通に会話してんだもん。
生きていても死んでいても同じなんだとさ。
この映画40歳になる前に観たかったな。60手前の自分には高校生活を思い出して共感するにはちょっと遠すぎたかな。記憶がモヤ〜としてるもんな。
最後の方、皆んなで死後の世界に行っちゃうとか、シンクロ不可能なんで、もしかしたら全部舞台の脚本家の頭の中だったのかな。
で、この映画の言いたかった事はなんだったんだろう???
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