「ジャッキーチェン主演の違和感」プロジェクトV ゆさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャッキーチェン主演の違和感
クリックして本文を読む
この映画観賞後に感じた違和の正体がわかりました。
脚本、ドラマはジャッキーの部下2人にスポットが当たっており、序盤も中盤もラストシーンも大活躍します。
ジャッキーの役目はその2人をサポートする上司であるため、シナリオ的には主人公ポジションではないのではないかと思いました。
そこをやや強引にジャッキーを主人公にしてしまったせいで1番濃いストーリーが脇役の中で進行するというなんとも言えないシナリオ展開になりました。
一方、アクションシーンはとても満足しました。
予告編でも少し映る滝の前の川中の争いのシーンはホントに手に汗握るハラハラ感でとても楽しかったです。
ドローンなどSFのような文明道具がたくさん出てきますが中国ではもうあのレベルの文明が普通になってきつつあるのかな?と。
昨今、実際に連日ニュースでも外国の空襲の様子が報道されておりますが、そんなものでたら生身のアクションなんて無力でしかなく。
90年代のスタンリー・トン×ジャッキー作品とは別モノの作品という印象でした。
コメントする