ビバリウムのレビュー・感想・評価
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ゾワゾワ
あ~、こういう何か風刺しているというのはダメですね。ヨーロッパには時々あるからなぁ。
カッコウの託卵は知っていたけど、あのキモい子供を託卵させられてたって事?
ナゼあの2人なんだろうと終始疑問だったが、ブルーカラーだから?(そもそも教師ってブルーカラーなの?)
資本主義社会や人生を風刺しているらしいですね。ナゼわざわざ生きる事を絶望させるような作品を撮るのかね。
どんな立場でも、健康なら出来る範囲で人生楽しめば良いやないと、難病持ちで死ぬしかない私は思ってしまいました。
既視感ある!と思ったのはマグリットでしたか!!絵本の様な雲や積み木の様な家々。マグリットは好きだけど、この映画は二度と見たくないですね。(ミッドサマー程何これ?とは思わなかったけど)
ずーっと救われないだろかと祈リながら、これはファンタジー?ホラー?SF?と考えあぐねていました。比べるのもおかしいけど救われないという意味ではセブンの方が数段良い!(デビット・フィンチャーに失礼?)
まずは不気味。街並みも空も段ボール箱も。とくに幼少期の息子がヤバい...
まずは不気味。街並みも空も段ボール箱も。とくに幼少期の息子がヤバい。不気味かつ快感。この雰囲気はインザトールグラスのドラマ版に似てるかも。
ところで夫は必要だったのだろうか?穴掘り要員?
成長した息子が何を成し遂げるわけでも無いってのがまた不気味。
解放
なるほど、人間なんて、神様の目から見れば、ちっちゃな人生というマッチ箱の中で毎日、毎日、延々と長い歳月をかけて、同じような苦しみに耐えて修行しているようなものなんだろう。
差詰、マーチンは人間を苦しみから解放する天が遣わした水先案内人ってところでしょうか。
それにしても、死ぬことでしか救われない人間の存在って何なんでしょうか。
ちなみにトムと言う名は正直者という意味があるらしく、ジェマは宝石という意味があるらしい。
救われない人の世を皮肉った何とも薄気味悪い感覚は秀逸です。
世にも奇妙な物語(海外版)
終始不思議な世界やった。
ゲームの世界のように整頓された街並み!
行っても行っても戻ってくる最初の場所!不思議な系が好きな人は大好きな世界観です。
結論は色々な捉え方があると思いますが、宇宙人にさらわれたって感じなんやろか⁉︎
不思議さが残る映画でした。
最後はタモリさんが出てきそうな感じ🎤
嫌いじゃないんですけどね。
楽しい、楽しい新居探しのはずが…。キッチリ七三の不気味な不動産屋に...
楽しい、楽しい新居探しのはずが…。キッチリ七三の不気味な不動産屋に連れてこられたのは新興住宅地Yonder。帰路につこうとするが、どこへ進んでも戻ってしまうNo.9の家。凄まじい早さで成長する謎の子供。展開にメリハリがなく飽きるが、どんなオチかと予想しながら観ていたら斜め上をいかれた
【”Yonder あなたの家にようこそ・・” 同じ家並みが続くラビリンスの街の不気味さと、段ボールに入った謎の赤ん坊・・。トワイライトゾーンへようこそ・・。】
ー 今作は、地球侵略モノという触れ込みだったそうであるが、異形のエイリアンは出て来ない。爆撃シーンもない。登場人物も、極小だ。
しかし、正体が分からないナニカの不気味さが、ドンドン増していく。
まるで、段ボールに入っていた赤ん坊が、異様なスピードで、成長していくように・・。ー
◆感想<Caution !内容にやや触れています。>
・異形ワールドの設定が秀逸である。
マイホームが欲しい若夫婦のトム(ジェシー・アイゼンバーグ:今作では、高速台詞は封印し、只管不条理な世界から逃れようと足掻く男を演じる。)とジェマ(イモージェン・ブーツ)は爽やかな笑顔を湛えた不動産屋の男、マーティンから人の気配が全くない”Yonder"という住宅街を紹介される。
ー 薄緑色の、全く同型の家が整然と立っている街。不気味である・・。ー
・マーティンは二人を家に案内した後に、忽然と消え、トムとジェマは帰ろうとするも、ラビリンスに迷い込んでしまい、何度も、元の家に戻ってしまう。
・そこに贈られてきた段ボール。中には、男の赤ちゃんが。
”成長すれば、解放される”と言う張り紙。
ー この赤ちゃんの成長スピードが速い事速い事。あっという間に、少年になるが、この白い顔の髪がキチンと整えられた少年が気持ち悪くって・・。奇声を上げたり、変な画像が映るTVを熱心に見ていたり・・。
・トムは、街から逃げるために庭に穴を掘り始める。だが、徐々に弱って行き、その姿をみた白い顔の髪をキチンと整えた青年になった男が言った言葉。
”そろそろ、解放する時だ”
ー ジェマはトムが亡くなって、青年が変な袋にトムを入れ、穴に放り込む姿を見て、鶴嘴で青年を襲うが・・。
ここからの、展開が視覚的にも奇妙すぎる・・。そして、ジェマも・・。ー
<同じ家並みが続くラビリンスの街に閉じこめられた、若夫婦。そして、爽やかな笑顔を湛えた不動産屋の男、マーティンもいつの間にか、老化していて成長した青年がマーティンのバッジを身に着け、新たな”犠牲者”が店に入ってくる・・。
不可思議テイスト炸裂の、スリラー作品である。>
漫画でありそうな話
まず、ホラー映画だと思って見たのだけどホラーではないような気がする。何かが襲ってくるわけでもなく敵と戦うこともないし走って逃げることもない。ただ謎の状況に苦しめられているだけ。
藤子不二雄の漫画を読んでいるような感覚に近かった。昭和の漫画ってこういうの多いと思う。手塚治虫とかでもありそう。理不尽で説明不足な状況に、主人公と一緒になって振り回されるのが楽しい人にはおすすめ。
終盤の展開はすごい好きだった。これまで見てきた前提が崩れるような感覚があって、でもやはりはっきりとした説明はなし。最後まで見ていろいろ考えたくなる、少し不思議な映画だった。
#71 人間が托卵されるのか?
冒頭に出てくる自分のヒナの代わりにカッコウの子供を育てる鳥がこの映画のテーマ。
どんなカラクリになっているのかわからないが、人間が郊外のニュータウンに閉じ込められて、かぐや姫みたいに速く成長する子供の世話をさせられる。
私はあなたのママじゃないと言ってもお構いなしに親として慕ってくる子供。
なんだか不気味な世界だけど、不思議と違和感なく見てられる映画。
アイルランドって車は右ハンドル左側通行だっけ?
面白くなりそうでならない…
面白くなりそうなアイデアだが。
痒いとこに手が届かなくてもどかしい。
最後の最後のシーンで面白くなりそうな展開がありますが、尻つぼみで終了。
世にも奇妙な物語、みたいなショートショートでも良かったかも。
全てが謎
脱出不可能な異空間で人の形をした怪物との共同生活。味のしない食事、変わらない風景、先が見えない不安と恐怖で頭がおかしくなりそう。
つるはしでアレを襲撃したあたりからマジで目が離せず、固唾を飲んで観賞したが結局全てが謎のまま。っていうか謎が増えて終わった。
ビックリさせるとかグロテスクな描写もないが、終始不気味な雰囲気で理不尽で理解不能。
自分の理想のホラーに近い気がして良かったな。
CUBEやPLATFORM系が好きな人は観よう。
男の子の成長スピードを楽しむ映画。
そこにドン引きできたらかなり面白いです。
空がルネ・マグリットみないなのも非常に魅力的で、テレビの映像にもアート作品的な感動を覚えてしまうと呪われた気分になります。
不気味な内容にしてはかなり観やすい映像で良かったです。
カッコウの習性を知っておいた方が楽しめるかと思います。
救われない
ここまで救いのないホラーは久しぶりに見たなあ
昔のホラーはけっこう理不尽な終わり方するやつも多かったけど最近はバッドエンドでも主人公は納得してる、とかどこかに救いがある話が主流派なように思う
とは言え昔の殺人鬼系のように一旦は倒したと思ったのに最後の最後でやっぱり生きてましたー、みたいな理不尽さがなく徹頭徹尾立ち向かいようもなくじわじわ夫婦が弱っていくのは今っぽい
胸くそ系はあまり好きではないけど映像が綺麗でチープさもあまりなく、ほぼ夫婦の二人芝居なのにダレるシーンもなく面白く見られた
たまにはこういうのもいいね
カッコーの団地の中で。
いや、それ。普通に街中で「ローズマリーの赤ちゃん」的にやった方が怖くね?
意外性が足りなくてですよ。あと8分削って90分にして欲しかった。
いや。
更に半分に圧縮して45分なら。まぁ、オチも半分は予測できるレベル、って言うか、「明確な謎解き無しのヤツだよねー。トワイライトゾーン的な」、と予想しながら成り行きを見守るだけなんで、サクサクっと進めて欲しかったです。
可もなく不可もなく。
無難に胸糞だった。
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