劇場公開日 2021年3月12日

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ビバリウムのレビュー・感想・評価

全136件中、121~136件目を表示

5.0不思議ちゃん。でも物語の主題の伏線ははられている。【更新してます 映画館で観たのは公開直後のだいぶ前です。】

2021年3月14日
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ベルギー、デンマーク、アイルランド合作映画。その珍しい組み合わせのためか、不思議な不思議な物語。

基本理屈では無くスタイリッシュな映像と不思議さを感じる映画。
私個人は緑、グリーンが好きなので好感持てた。

別に深く考えなくても、単純に住宅街から逃れられない。それだけで観れば良いと思う。

けど、伏線としては冒頭のカッコウの、ヒナが本当の親鳥のヒナや卵を本能で巣から追い落とし、一羽で巣をぶんどる場面。厚かましく、他の鳥類親鳥より異様に大きくなってもエサを給餌してもらっている場面がこの映画を象徴している。

追い込まれた無機質な生活、風もなく、雲も動かない、なぜか送られてくる食糧や生活物質、無菌パック、無味無臭。誰もいないからコミュニケーションも無い。

安月給で35年ローンでたいして職場にも近くなく、駅からもそこそこ距離がある。日本の首都圏のサラリーマンはチョット身をつまされる。

何故か送られてきたガキが成長異常に早いのですが、わめくは、生意気に主人公のカップルの真似するわで、ちっとも子供らしさゼロ、憎たらしいだけのクソガキ。

とここまで書きましたが、それほど「何故か?誰かの陰謀か」までは考えなくても良いでしょうね。
ただスタイリッシュな映像と一見単純なストーリーを気楽に見る映画。
考察はキネマ旬報とかの映画評論家にさせとけば良い。一般人は気楽に疲れず身を委ねれば良い作りで、単純ながらも意外に飽きません。エログロは一切ないので、カップルにもオススメ。ただし、物語の結末は・・秘密。ネタバレになっちゃうから。主人公が、庭師?と教師の未婚のカップルというのは関係あるかもね。

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満塁本塁打

3.09の家

2021年3月14日
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昔観た世にも奇妙な物語に内容が良く似ている

9の家から逃れられないカップル

ラストまでジワジワドキドキさせてくれる作品

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ナムムナ

3.0子育ては苦行だよ

2021年3月13日
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思ってたよりホラーじゃなかったというか、グロいシーンとかがなくて個人的には良かった。こういう社会派サスペンスは、「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール監督で好みだったので、そんな感じかなと思って観てました。

最終的には、オープニングシーンがこの物語の全てを説明しているようだと思いました。カッコウの子どもの話。ここだけ如実に嫌な感じでしたね。

いつかは子どもが欲しいよねというカップルが子育て地獄というかループに陥ってしまう話。何かが起きそうで大きなことは起きないんだけど、もう気持ち悪い。いい意味で気持ち悪い空間でした。

食事を用意しないと叫び、イライラするほど似ている親のモノマネをする見ず知らずの子どもを育てないと街から抜け出せないという設定なんですが。まず、子役が本当にとある人物と似ている人を上手くキャスティングできているし、首のかしげ方とか非常に演技指導が行き届いている。感心しました。

特に父親は自分で子どもを産んだわけではないからこそ生まれる父親と母親との価値観のズレを描いた作品はこれまでも多くあったけど、今回は母親“代わり”というところが新しかったです。

オチというか主人公の最後のほうが、何か急にチープな道具を使ってしまうなーとか、正直ループが続くっちゃ続くので、代わり映えしない退屈だと感じてしまうところもあったんですが、結婚、子育て=幸せ幻想を打ち砕いてくれるというか、覚悟がいるんだなと改めて思わされる一本でした。

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わたろー

2.0怖すぎる。人間版かっこう。

2021年3月13日
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怖い

難しい

怖すぎる。人間版かっこう。

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nao

1.5終の棲家

2021年3月13日
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悲しい

怖い

新しく住む家を探していたカップルが、怪しげな不動産屋の男に連れられてきた住宅街。そこはエメラルドグリーンの家が立ち並ぶ、「ヨンダー」と呼ばれる地。行けども行けども同じ景色が続くこの場所から脱出を試みようとする2人だったが…という物語。

初っ端、いきなり雛鳥のドアップ。よくよく見ると雛鳥って見た目怖いんですよね。。しかし何故こんな映像を見せられる?しかも親鳥さん、えさあげてるの本当にあんたの子…??

さておき、不気味な土地で起こる出来事や、急に現れた謎の子供、少しずつ悪化していく2人の状況により不穏な空気になっていくが、特にこれといった展開もなく、精神崩壊モノなのであればもうちょっとトラウマになるようなパンチが欲しい所。

そういう映画だと言われればそれまでだけど、色んな事象に対して説明もなく未回収なままだし、キャストの演技とビジュアルが良かったから最後まで観られた作品って感じかな。

でも、上述した冒頭のよくわからない鳥のシーンについて、あとからカッコウについて調べたら…成程、本作のストーリーに絡んではいますね。親子の関係としては、寧ろジェマとは真逆ですが。

その他、気になったのは会場で若い女性グループが多数見受けられたこと。
ジェシー・アイゼンバーグ、イケメンですが日本でも結構知られているんですかね。

因みにワタクシ、今住んでいる所の更新料のお知らせが来て、この際引っ越したいな~なんて思っていましたが、このタイミングで本作と出逢ったのも何かのメッセージ…!?

…なわけないですね。

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MAR

3.0郊外の新興住宅地の怖さを感じさせる様なシチュエーションスリラーです。

2021年3月13日
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怖い

難しい

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松王○

3.0不条理過ぎて、許せません。

2021年3月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

不条理ですなぁ~~
こんな不条理、許せませんね。
カッコウの托卵を人間でやられちゃたまりませんな。
カッコウは仮親の巣に卵を産むけど、
無理やり巣に連れてきて育てさせるのは、チョー反則。
ブラックで固めに固められたストーリーは
一筋の光が見えず、あまりにも酷い話に。
イモージェン・プーツの可愛らしい顔が一筋の光。
あとは、暗く辛く、ラストまで突っ走ります。

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tom

2.5カッコウ

2021年3月13日
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出オチな感じ。プーツたんが可愛いから見られるけど、何のメタファーか探りながら脳内変換するの辛い。シザーハンズとかトゥルーマンショーとか、導入から、さあどう見せてくれるの?ってなってシチュエーション系は傑作があるから評価低くなってすみません。

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michi

3.5雰囲気で味わおう❗️

2021年3月13日
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グレシャムの法則

1.5諦め

2021年3月13日
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52本目。
作品の世界では無限ループ。
観てるこっちが、諦めてしまう。

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ひで

3.0うーん…。(3月時点)ワーストかなぁ…。

2021年3月13日
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鑑賞方法:映画館

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 ※ 3/14 16時40分 誤字脱字修正
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今年48本目(合計114本目)。

この映画、結構な酷評を受けているようですが、私も見に行きました。
実際、かなり難があるというより、ストーリーというストーリーがない上に物語の展開が突飛に過ぎるので、何がなんだかわからないまま終わります(ハッピーエンドを期待しては絶対にいけない)。

しかも、昨年の「エジソンズ・ゲーム」(理系の方向けだが、文系の方でも予習さえすれば何とかついていけた)と違い、理系文系両方の知識が深く求められます。

 ・ vivariumは架空名詞等ではなく「(主に人工施設となる)主に鳥類の飼育場」という意味の語
 ・ (特定の鳥の)<ネタバレ防止>性質、生態系に関することがら

 ※ 当然、これを両方知っているという方はほとんどおらず、事前に調べるのでなければ、よほど博識でなければ難しいでしょう。

…といった点をまず理解しているのが大前提で(「理解」ほどはいかなくても、予習もしないと本当にわからないです)、その上でストーリーというストーリーは存在せず、しかも展開は「ある意味」「わかりやすい」(下記参照)ものの、なんだかすっきりしない映画で、この土日などに映画に数本行かれる場合、この映画を最初や2本目(裏を返せば、最後以外)に持ってくるのはお勧めしないです。いわゆる「胸く○悪い」展開がいたるところにあるからです(一応、R15だそうですが、「大人の営み」や「残酷な表現」があるのではなく’(まったくないわけではないが、それは目立っていない)「胸く○悪い」のが「度を過ぎて」影響したのかな…とも思えます)。

 評価は下記で3.0としました。

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 (減点1.1) 結局、この映画は何を伝えたかったのかはっきりしない点。映画って何かしら「観客に伝えたいメッセージ」ってあると思うのですが、それがこの映画ではまったく感じられず…。まさか「鳥類は大切にしましょう」だとするとそれも妙であり(鳥類をかわいがるシーンはほとんど登場しない)、あるいは「家を買うときには慎重にしましょう」という意図なのかなにか…。

 (減点1.1) ストーリーの筋としては非常にシンプルでもあるし、こういうタイプ(設定)のストーリーは時々みますが、これはちょっと…というより「救いようのない」映画です(誰も主人公を含め、映画の中の誰かがハッピーになる映画ではない)。その意味でも上記に書いたように、何本か見るなかで「最後に見る」ならまだしも「最初に見る」と、これはダメージが大きすぎますね…(しかも、R15という性質上、表現にときつい部分があり、それが結構「刺さる」ので…)。

 (加点0.2) とはいえ、この映画、実質的には「3人」で話が進みます(最初に家を紹介する不動産屋の人は、最初の15分くらいでいなくなる)。逆にそれ以外の人物は一切登場しないので、「登場人物が多すぎて混乱する」という類型はまずもって起きにくいです。最近は登場人物が非常に多くて(もちろん、「だまし絵の牙」のように、参加者を多くすることでミスリードを狙うように意図がある場合、常識的範囲で許容される)混乱させる映画もありますが、この映画はそれは感じませんでした。
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 総じて、まぁ、あまりこういう表現は好きではないですが「地雷を踏んだなぁ」という印象です…(私は一応にも「お体が不自由な方」なので1000円で見られますが、これを正規の1900円で見ていたら、文句が殺到しそう。公式の紹介サイトでもこの「謎の展開」を匂わせる部分はことごとくカットされている)。
今のところはこの評価ですが、これ以下(七捨八入ルールで、2.5以下)が出ないことを祈るだけですね…。
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yukispica

1.0カッコウ

2021年3月12日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

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J24

1.0可もなく不可もなくではなく不可。

2021年3月12日
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絶対に企画の段階では面白いと盛り上がり、作っていくうちにアレって思っただろう。初めはどうなるんだろうが先行して期待したが。なんのメッセージ性なくただただ時間が流れるだけの映画。「ソウ」とかを作りたかったのか?カッコウを題材にするならもっと面白くなるような。
結局?妖怪不動産の跡継ぎを育てたって話?
子供殺して次また送られて来るとかなにか展開があっても良かったのでは。

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ゆう

3.0(いい意味で)とにかく気味が悪い映画

2021年2月10日
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家探し中の若いカップルがアパマンショップみたいなところで店員に家を紹介され、全く同じ外見で無数に建ち並ぶ家の一軒を内見しにいく話。淡々と物語は進んでいき、衝撃的な出来事が起こるわけでもないのに、途中から(いい意味で)ものすごく気味悪く感じて、なんかすごくイヤ〜な感情がジワジワと押し寄せてくる、「世にも奇妙な物語」を観た時のような気持ちにさせる映画だった。わりと有名な「カッコウという鳥の修正」を知らない人は、調べてから映画を観るとより楽しめると思う。

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マスコミ試写

3.5「世にも奇妙な物語」的な不気味さ

2021年1月31日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

とっても可愛いミントグリーンの家が立ち並ぶ住宅街…どこを見回しても同じミントグリーンの家…。
空にはまるで、壁紙のような完璧な形の雲…とっても不気味w

ほぼ家の中、登場人物も基本3人だけなのに、この不気味かつゾゾっとする演出、個人的に好きでした!

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Chucky

3.0奴らはすでに存在していた

2021年1月28日
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鑑賞方法:試写会

怖い

難しい

監督本人も認めているように『トワイライト・ゾーン』テイストなSFスリラー。
この手のジャンルは過去に沢山あるが、とりわけジャック・フィニイの小説『盗まれた街』の影響を色濃く感じた。加えて、異様すぎる分譲住宅地のルックから、何となくデヴィッド・リンチの『ブルー・ベルベット』を連想したら、監督もリンチの『ロスト・ハイウェイ』からインスピレーションを得たと語っており、あながちハズレではなかった模様。
タイトルでかなりネタバレしているが、ブラックすぎる展開とオチは、まさに「奴らはすでに我々の世界にいた」。久々に“攻めた”映画を観た気持ち。

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regency