ホムンクルスのレビュー・感想・評価
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かなり難解。深層心理で紡がれる、異色の人間ドラマ。
【賛否両論チェック】
賛:「他人の深層心理」が見えるようになってしまった主人公を通して、人間の心が持つ闇の部分や、それが他人との関わりで変化していく姿に、思わず考えさせられる。
否:物語の内容はかなり難解なので、観る人を選びそうな印象を受ける。ラブシーンやグロシーンもあるほか、終わり方も若干の消化不良感がある。
記憶をなくし、奇妙な生活を送る主人公・名越が出逢った、禁忌の実験。やがて他人の深層心理が、“異形な姿”という形で見えるようになってしまった彼を通して、様々な人間達が持つ心の闇と、それが他人とのつながりによって昇華されていく様が印象的です。
また、忘れられていた名越の過去が、やがて思いもよらない形で明らかになっていくのも、どことなくミステリー要素があって、物語に惹かれるスパイスになっているのもステキです。
額に穴を開ける手術がかなりグロイほか、ラブシーンもあったりするので、好き嫌いというか、観る人自体を選びそうな内容ではありますが、気になった方は是非。
バケモノの話とは違う
それなりのストーリーやんか
綾小路、ハマってるわ、そういや、キノコ生えるフランケンみたいなのもやってたな。
1775はE-girlsの子やったんか、お姉ちゃん髪切って〜や、の子やんな?
綾野剛はやっぱり良いんよ。
原作が「殺し屋1」の山本英夫さんと聞き鑑賞。面白かったです。
綾野剛、成田凌、石井杏奈の演技。ホムンクルスの造形。教訓も最高でした。
でもやっぱりホムンクルスへの変身シーンがストーリーの最高潮だと思うので原作読まないほうが良かったですね。
原作を読んでいない方なら楽しめると思います。是非ご覧ください。
ある種の幸福論
作品中、この中で誰が幸せになれるかなーという話。漫画と違うラストが良い。映画オリジナルのラストになったのも、著者の監修なら良いんじゃないか。漫画は気持ち悪くて途中で読むのをやめた。読み返し、ラストも気持ち悪かった。
基本は「生きた現実感の無さ」が作品全体に通底していて、たぶんホムンクルスというトラウマを見てもらうことにこだわる人は、イコール"幸福になれない人"を指している。それに対して、ホムンクルスの幻視(ヨーロッパの敬虔な宗教者の間では神の幻視者は評価されるが)を何とも思わない人がいる。つまり、"幸福になれる人"だ。作品中で口に出して言われてないことだが、リアル世界で理解するにはそう解釈するものだと思った。
漫画では他人のホムンクルスを見ることイコールその人をトラウマから救うこと、のように言わんとしていたが、そんなこと無いって。
ペンフィールドのホムンクルス理論は、少し触れられているが、明らかに絵的に話が先行していて、本来の理論の意味を誤解させるから、著者の悪いところだと思う。
それにストーリーとして、7日間でこんなに幻視に振り回されたら、そりゃ発狂自殺する人も出てくるわ。最後に伊藤は屋上に向かったが、それを意味してる。
実際にこんなことはあり得ないと思う。小説としてのフィクションやSFということじゃなくて、無いよ。いくら何でも。ま、希望を描いてる映画などではない。幸福って、性格の問題なのかな‥‥。
役者すごい!
内容ほぼ知らずに見ました.とにかく綾野剛さんと成田凌さんの演技がすごく良かったです.あと、ミレミアムパレードの曲よかったです!誰の曲だろうと思っていて最後のエンドロールで知りました.
内容は最後の終わり方が少し違和感を感じましたが面白かったです.
あと穴開けるシーンなど少しグロいところが自分にはきつかったです笑
漫画原作
「殺し屋1」などで知られる山本英夫の同名漫画を綾野剛主演、清水崇監督のメガホンにより実写映画化。
何故か邦画が入って来ましたと思ったらNetflix提供作品でした。
基本的にNetflixの提供作品は面白くないので見ない様にしているのですが
綾野剛さんが主演でしたの見てみましたがやっぱり面白くありませんでした。
きっと綾野さんを使い切れていないのでは無いのではないか?
いい役者さんなので惜しいです。元々はドラマの名前忘れましたが、何だかハッキリしないムカつく役を演じていましが
いつの間にか体を鍛えカッコよくなっています。凄いですね。
漫画の原作ですが、そもそも映画は小説、漫画の原作が多く、小説や漫画は白紙の状態から制作しているのだから
映画もオリジナルから白紙の状態から初めても良いのでは無いでしょうか?
原作から見ると殺し屋イチが断然面白いので、どうせなら殺し屋イチをリメイクした方が良かったのでは?
俺なら綾野さんで殺し屋イチをリメイクしていました。
そんなのどうでも良い事ですね。戯言でした。
意味がわからない
原作未読です。期待して観始めたんですけどね...
意味が分からん。
こういうこと言うと、「意味が分かる方」から理解力がないだけだと批判されるかもしれませんが、残念ながら自分の感性には合いませんでした。
結局、好みの問題ですよね。自分は考察を楽しむよりも、もっと分かりやすく単純に楽しめる作品が好きだと再認識できました。
ストーリーを無視すれば、そこそこ。
途中で破綻してしまった原作を、脚色でどう調理するのか・・・。
とても気になる作品でした!
けど、原作通り、とても意味不明の作品でした。
評価すべきは、清水崇の映像美と、
綾野剛と成田凌の芝居は最高良い。
CGはイマイチ。令和でこの程度か。
オチが微妙すぎる
2021年5月3日@Netflix
シネリーブルで宣伝しているなぁと思っていたら、早速Netflixに登場していたので視聴。
映画のストーリーやコンセプトは良かったです。
しかし、オチが残念でした。
成田凌が演じる胡散臭い研修医が、綾野剛が演じる記憶喪失のホームレスの頭蓋骨に穴を開けることで、人間の第6感を開花させる実験をするというもの。
第6感に目覚めた綾野剛が出会う人々の拗らせた心を開かせて浄化?してあげるというのが大筋の流れ。
最後まで観た感想は、「結局男女のもつれかよ!!!!!!」という感じでした。
成田凌も最初は、胡散臭さMAXだったけど、承認欲求MAXの童貞かまってちゃんだと分かって、がっくり、、、、、
映画館で観なくて良かったと思いました。
原作を読んでから公開初日に視聴。 原作と比べて後半からは映画オリジ...
原作を読んでから公開初日に視聴。
原作と比べて後半からは映画オリジナルな展開になっていました。
原作読みの人間から見て残した部分と削った部分と加えた部分と、原作と映画でケンカしないと思うナイスアイデアだと思いました。が、
はちゃめちゃに突き進んで行ってしまう原作だと多少の疑問、唐突さ、不快感はねじ伏せられるようなパワーがあったのですかが、
映画だと名越による救いを見出すような設定に帰着しているわりに、登場人物たちの心理の闇は原作の通り唐突な描写のままなのでちょっと描き足りないようなバランスが悪くなった気もしました。
原作のえぐみあるモチーフを使いつつ、でも一番えぐい描写は削って、スタイリッシュでヒリヒリするような映像作品を目指してまとめたんですね。そう、映像と音は思い切った感じに仕上げてあってカッコいいと素直に思いました。
また見直してからレビュー加筆するかもです。↓↓↓
ネトフリで見直しました。
初回見た感想のままでした。
二回見ると血の表現に慣れて、独特の映像の仕上りにより気付かされたが。
だからこそ筋書きももっと攻めてたら、
マニアには好まれる作品になり得たのになぁ。と言いつつも初回3.5から3.7に0.2加算です。
原作のキモさを不気味に置き換え
この原作者さん、エロと痛みを強烈に描く作者さんで、そのままのテイストで映画化してしまうとレートも厳しくなるし一般受けは絶望的になってしまう。
実際、同じ原作者の殺し屋1も映画化されていて、個人的には大好きな映画なのだが、とても人にはお薦めしにくい。
なので、原作の設定を生かしつつテイストを変えたのは良かったように思う。
原作を読んでいないと意味が分からないシーンが多かったかもしれない。...
原作を読んでいないと意味が分からないシーンが多かったかもしれない。
ぜひ原作を読んでみてほしい。
可もなく不可もなく
冒頭から清水色が強かった。原作は読んでないけど、話のテイストと清水監督の作風はマッチしていた。
成田凌の演技がよかったが、話としてはいまいち山場のない展開で、つまらなくはないけどおすすめする要素もないかなと感じた。
禁断の眼か、救済の眼か
現在も公開中の作品が早くも配信で見れるとは!(Netflixほぼ同時配信)
決してマイナーな作品ではなく、原作コミックは『殺し屋1』などで知られる山本英夫、監督はJホラーの名手・清水崇、綾野剛×成田凌他実力派共演…と、強力布陣。
ダーク・ファンタジー×サイコ・ミステリーの異色衝撃作。
高層ビル群とホームレスが暮らす公園の中間で車上生活を送る名越。彼は記憶が無い。
そんな彼の前に突然、研修医の伊藤が現れ、ある話を持ち掛けてくる。それは、報酬70万円で頭蓋骨に穴を開ける“トレパネーション手術”を受け、7日間実験に参加して貰うというもの。
伊藤の目的は何か…?
承諾し、手術を終え、名越が左目から見えたものは…
裏返したカードが次々分かる。
そんなの序の口。
街へ出てみると…
街行く人々の姿が、紙みたいに薄っぺらくなったり、上下分割したり、木の姿になったり…一体何だ、これは!?
伊藤曰く、手術を受けた事により、第六感が冴え、人間の心の歪みが異様な形になって見えるという。
伊藤はこれを、“ホムンクルス”と呼ぶ。
おいおいおいおい、冗談じゃねぇよ。
こんなのやってられっかよ。気が狂っちまうよ。
…しかし、単に人の心の歪みが見えるだけではない。時にはその人が心の奥底に抱える悲しみ、後悔、トラウマも見える。
ロボットの姿に見えたやくざの組長、砂女に見えた援助交際のJK、彼らを救済。
それは伊藤のトラウマも。
そして、記憶を無くしている名越自身の悲しい過去にも対峙していく…。
原作コミックも衝撃作だからなのか(勿論未読)、清水監督自身のオリジナル脚本によるホラー作品よりインパクトあった。
ロボットやのっぺらぼうなどCGを駆使したホムンクルスは、異形にしてユニークにして、なかなか高クオリティー。
人の心の闇、狂気、悲しみを体現した実力派陣の熱演、怪演。
火花を散らす綾野剛と成田凌の共演だけでも見応えあり!
それは、禁断の眼か、救済の眼か。
左目を通じて、“ホムンクルス”の果てに見えた人間の本当の姿は…?
演技や作風などインパクトあったけど…
正直ちょっと分かり難かった所もあった…かな(^^;
VODで正解な作品でした!
緊急事態宣言で映画館休館中に為、自宅レイトショー
4/2に公開でしたが、スルーしたこの作品
まさかのNetflixで4/22から配信開始『ホムンクルス』
漫画原作って事なのですが、コレ漫画は面白かったのか!?
綾野剛&成田凌の演技力には魅せれれますが・・・
全体的に大きな盛り上がりもなく・・・
グロさもエロさも中途半端な深夜ドラマの総集編的な作品でした。
劇場スルーは正解だったかな^^;
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