「法という線をまたぐ=アイデンティティー?異色の男女逃避行モノ」リバー・オブ・グラス とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
法という線をまたぐ=アイデンティティー?異色の男女逃避行モノ
コカ・コーラの提供でお送りします
法という線をまたいだ男女逃避行モノ。孤独なふたりが人殺しによって自己アイデンティティーを確立しようとするヘンテコ犯罪コメディ。
アウトローに憧れて。大きなことでなく些細なことの積み重ねを描くケリー・ライカート監督が、良作傑作も多いこのジャンル・プロットを扱ったデビュー作品で、演出や空気感なんかもそれ以降のドキュメンタリータッチなものとは異なる。意外と笑いどころも多く、この監督のフィルモグラフィーにおいて作品のタッチ作風も含め一見異色の作品ではあるけど、どこかへ向かう道中・漂流中という点ではその後の作品たちと一貫しているかも。娘も拳銃も行方不明。
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