「一般的なインド映画を想定するとちょっと違うかな…。」人生は二度とない yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
一般的なインド映画を想定するとちょっと違うかな…。
今年315本目(合計590本目/今月(2022年11月度)2本目)。
さて、こちらの作品です。
相も変わらず最初に謎の大量の英文がばんばん出てくる(しかも3秒くらいで消えるが、結構重要そうなことを書いている)のに翻訳なし…。まぁ「勝手にコピーするな」とか「本映画は架空です」とかなら翻訳してくれると思うので、逆に言えばインド映画独自の検閲(あるいは、検閲と実質同視できるものを含む)が働いているのかな、というところです。
ここの紹介や他の方が書かれている通りで、スペイン旅行に向かって、その(車による)スペイン旅行で他のインド系の方と出会ってその中で自分の人生について見つめなおす、という趣旨のお話です。インド映画というと3時間(180分)をバンバン超える映画が多いですが、この映画はそこまでいかなかったのは良かったかなぁ。
インド映画といえばダンスシーンがあったりソングシーンがあったりという点があるのも、この映画でもやはり出ます。一方でこの映画、その趣旨から「ある程度」違法・不法性の強い行為(片手運転はもちろん、アルコールをばんばん飲んでいたり)は出るのですが、インド映画でおなじみの(というか、お得意の??)左下にバンバンでる謎の警告表示は一切なし。一切なしどころか何もでないうえに、日本では一発レッドカード(赤切符)を切られても仕方がないでしょレベルのすごい片手運転をやっているのに何もなし、という謎のアンバランスがある意味謎です。突っ込まないほうがいいんでしょうねぇ。
採点に関しては下記を参考にしています。
(減点0.2/字幕の配慮不足)
この映画はストーリーの性質上、インドよりスペインよりでスペイン主体でストーリーは大半進んでしまいます(インドからスペインに行く導入部分なんて5分も存在しない?)。そのため、スペインの街中の看板などがよく出ますが、一部を除いて字幕が何もないというところがあります(特に施設類で、日本基準でみて一般的にみて類推ができないもの)。ただ、それらの翻訳がないことで理解につまづく点はないし、この映画、他の方も書かれている通り「若干」古い映画であるようで、そこは仕方がないかな(指摘はするけど理解の妨げがない以上、そこまで引けない)というところです。