「ボーズマンの凄味のある最後の演技」マ・レイニーのブラックボトム tomさんの映画レビュー(感想・評価)
ボーズマンの凄味のある最後の演技
チャドウィック・ボーズマンの遺作です。
アカデミー主演男優賞にノミネートされた演技は
痩せた身体からあふれ出した迫真かつ絞り出された凄味もありました。
嫌みのある屈折した男を演じるのが最後になるとは・・・
白人に対する思い、接し方は黒人一人ひとりで違うけど
根底にあるものは誰もが同じ思いであるのでしょう。
何を信じていけばいいのか、信じられるのは自分だけの人生。
未だにその状況は何ら変わっていません。
ボーズマンの演技に目を奪われがちですが
ヴィオラ・デイビスのド迫力演技はさすがの圧巻モノでした。
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