孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
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名優揃い
前作は原作ありき、今回はオリジナル。前回のラストからどんな風に話を持っていくのかと楽しみ。続編の原作はないから、作りたいように物語を考えれるから制作しやすいのかな?と、勝手な素人考えですが。なかなか面白かった。予想が外れたのはあのまま日岡も死ぬのかと思ったが。あの終わり方だとレベル3を期待してしまうのはわたしだけ?
前作の日岡のやり方だと、どちらからでも恨みを買うのは当然で、よく今まで生きていたなが、正直な感想。先輩の大上より上手く立ち回っていたということか?
今回の悪党、鈴木亮平、刑務所での看守の妹のピアノ講師を殺してしまうとは、ひどすぎる。殺し方も酷すぎる。
日岡はスパイを送り込むが、恋人の弟を使うとはスパイに仕込んだ男のあねと付き合い始めたのかよくわからないけど、ちょっとひどくない?あの結果は予想がついたことだと思うが。気の毒だ。
松坂桃李は前作に続く熱演で、鈴木亮平も悪になりきっていて流石。太ったり痩せたり、どんな役でもこなしてしまう。凄いです。虹郎くんも良かったし、その他ヤクザ役の面々は皆それらしい方々ばかりでなかなかの迫力。ただ、西野七瀬がママ役には少し若すぎるのでは?
面白かったけれど、滝藤賢一の警察の上司を日岡にもっとこらしめてほしかったことと、今回のコンビを組むことになった公安出身の刑事の関わりがもう少し分かるともっと面白かったかなと。
刑事に復活した日岡をまた観たいなあ!
狼の様に…
前作のジメジメした蒸し暑〜い雰囲気と鮮烈な印象から変化してるけど、残虐性は増し毒々しさは健在です。
今回、特出したキャラ上林を作り上げたことで、視点が上林中心となりVS関係の対抗組織はかなり弱まった感が。その点が少し物足りなく感じました。
またヤクザと駆け引きする前作の高木の様な妖艶な女性を出して欲しかったし、日岡を貶める様な女も。これは次回に期待したいと。
今回、日岡が大上の意志を受け継ぎ、彼自身狐狼であるべきことを思い知らされる…優しさにつけ込んでくる世界であることを。そこが自分の生きてく世界であったことを。
追い詰められる日岡が守りから攻めに転じ、がむしゃらに突き進む姿に興奮と共感を覚えました。
また交番でのたばこのシーンは牙を隠した狼の様であり、今後の行動にゾクゾク感を。ただそのシーンで終えても良かった様に思えました。
呉出身として
1作目が良いと2作目コケる
そういう類いの映画が多かっただけに
役所さんいないからあまり期待してなかった
とりあえず韓国要素を無理矢理入れて来てどうすん?
呉出身だけど、韓国人要素そんなないで
日岡という日本の警察が祖国に淡い夢見とるけ
パスポートとか作っちゃたりしてスパイとして
韓国人を利用して死なせたイメージとか要らんでしょ
1作目に無かった主人公が韓国人の家族といきなり仲良くなってて身体関係もある設定とか冒頭で⁇ってなりますわ
敵役の上林も五十子の親父殺されて怒るのは分かる
容赦なく制裁していくのも迫力が有って高評価
最後のカチコミって敵討ちとか関係なく破滅やん
シャブの影響と言われたらそれまでだけど
ストイックな筋通すヤクザかと思いきやいきなりイメージ急降下の最終カチコミで⁇ってなりました。
あとラストの延々と日岡とやられてやり返してのプロレス格闘シーン要らんでしょヤンキー映画じゃないんだから
1作目そういうの無かったから評価してたのに残念
カーチェイスもそう…派手さを求めて方向性がブレブレの作品でした。
裏切った日岡の相棒役の轢かれて殺すのも
なんでそいつを見つけ出せて
なぜ韓国人姉が突き飛ばして殺したのか過程がまったく分からんわ…尺問題?
最後の森のシーン
無駄なシーンだろうなと思いながら見てたら
やっぱり無駄なシーンで肩を落とした
前売り券購入して楽しみにしてただけに残念
色んなスゲーもん詰め込みましたよって言いたげな中身のないクソ映画
上林の演技だけは高評価
あと観てて先が分かる三流映画はダメダメ
松坂桃李VS鈴木亮平が魅せる極上の緊張感
楽しいだけで終わらせてくれない
固定観念をエグられる傑作。
観賞後も記憶の中で増す作品の存在感。
強烈な色気を放つ
最凶鈴木亮平と対峙する松坂桃李。
他では味わえない極上の緊張感。
ずっと観ていたい。
白石作品の常連で大好きな音尾琢真が
今回も会社名から笑わせてくれます。
パールエンタープライズ。
一作目の名シーンが思い出されます。
白石和彌監督は他では絶対に叶わない
役者の新しい顔を観せてくれます。
松坂桃李、鈴木亮平、西野七瀬、本当に痺れます。
とにかく強烈だった一作目とは
また違う魂が揺さぶられる人間ドラマ。
シリーズ化を熱望します。
level2とは?
鈴木亮平のキャラに深みがない。シャブ中の暴れ回るヤバい奴ぐらいとしか思えないのが残念。五十子の親父はどうやって上林みたいなのを従えたのか謎。
それぞれキャラがうるさ過ぎる。吉田鋼太郎さんとか宇梶さんとか予想通りのキャスティングと、行動、セリフ。
斎藤工さんとかオシャレな雰囲気出しすぎ。
最後の方は尾谷の代行をほったらかしにして日岡と上林がカーチェイスと銃、刀、拳で喧嘩。
最終的に保身の為に上林を銃殺。
森のシーンはいらない。どうせ幻をみるなら、狼じゃなくて大上さんの幻を出して欲しかった。自分なりにlevel-0.5。
前回とは別物です。正直つまらなかった。
原作はシリーズ物だがなぜか今回はオリジナルストーリーと言うから観る前から嫌な予感してた。
前回のような緊張があり昔のヤクザ映画を彷彿とさせたが今回はもう少し色んな人に見てもらう為に色々な要素を詰め込んで薄く感じた。
ヤクザ映画のカーチェイスとか見たくない。。
前回がめちゃくちゃ良かっただけに残念。
ただのヤクザ風アクション映画と思えば普通。役者の方の演技も素晴らしいかったです。
前作より抗争のシーンは少なめ
日岡が、大上化している。
が、完全にはなれていない部分もあるので、その辺りの心理描写に惹かれた。
前作より抗争のシーンは少なかったので、その辺は期待しない方が良い。
あくまでも、日岡の前作からの成長(後日談?)という感じ。
あと、松坂桃李と鈴木亮平とのダブル主演かな?と思うほどの鈴木亮平の出演量だった。
上林は、仁義を貫くヤクザであるが、猟奇的な部分がかなり多く、直視しずらいシーンも多かった。上林が出るシーンはゾクゾクした。鈴木さんの演技に拍手。
結論、男社会はやはりクソ
女性がただ悲鳴を上げて容赦なく殺されていき映画の中でスパイスかのようにいいように扱われていくので観ているのが苦痛でした。女性にはお勧めできないし二度は観たくないです。
日本の映画監督は女性の撮り方や見せ方がやはり雑だと感じます。
後半にカーチェイスがあり、重厚さにプラスしてエンタメを感じました。苦手な人は苦手だろうけど自分は気にならなかったです。
上林と幸太?(チンタ?)の境遇が似ていて、『幸太の事見逃してやってくれないかな』と焼き肉屋に連れて行ってくれたシーンの辺りで期待しましたが、全てを破壊する男は最後までブレなかったですね。
瀬島の「いい人ぶって悪いことするやつの方がやっかいだ」(意訳)という台詞、この後の展開を示唆してるのかなと思っていたら最後の最後に「?!」な事になり良い意味で裏切られました。
日岡は孤狼なのか、そうじゃないと思いました。自分より弱い女性や子ども、幸太を使って自分の正義を貫いてる姿は、孤独な狼には見えなかったです。
ヤクザも警察も大差ない、共通するのはどちらも男社会で男はクソだということ。
キャスティングは西野さんだけ疑問が残りました。
姉と弟の泣けるシーンのはずが全く感情移入出来ない演技で、ママ役もコスプレ感がすごいし子役とは母親の関係性に見えないです。
客寄せパンダ的に配役されたのでしょうか?適任の演者が他にいたと思います。
2時間30分は長く感じなかったです。
それとタコ飯と玉子焼きが食べたくなりました。
孤狼の熱ーーい夏がやって来た!
とうとう来ました孤狼の夏。
前作に衝撃を受けた3年前。
バイオレンス強めながらも何故かやみつきになって東京国際映画祭まで7回も鑑賞。
サクラ?みたいに感想を書きまくった思い出がある。
もちろん丸の内TOEIで入り待ちをしてしっかり日岡松坂を拝み、目の前を柚月先生が通り過ぎるのを見てから初日舞台挨拶付き上映に参加…鑑賞後に松坂桃李さんのアカデミー賞を確信した記憶がある。そうあの夏も熱〜い夏だった。
そしてついに続編完成!
広島の架空都市を舞台に警察とやくざの攻防戦を呼んだ「孤狼の血」から小説「狂犬の眼」まで繋ぎの完全オリジナル脚本。
前作で新人刑事として登場した松坂桃李さん演じる日岡秀一の変わりっぷりがす、ご、い!
あのちょい気弱な大卒刑事はもういなかった。
同じ人かーー???ガミさんから受け継いだ呉原。狼のジッポが似合う裏社会の男になっていた!
警察じゃけん、何してもええんじゃー!というガミさんスピリットをしっかり継承して警察権力を武器に裏の社会を取り仕切る狂犬・日岡。
そしてムショから出て来た上林成浩がチョーやばい。
悪魔だよ悪魔。
一箇所も優しいところも可愛そうなところもなかった。
狂いに狂ってる。
鈴木亮平さんの今までの数々の好青年役が脳裏をよぎった。
にしてもこの役をよく引き受けたね。
2人の演技の振り幅に鳥肌が立つ。
チンタ役の村上虹郎さんや姉の西野七瀬さん、続投の中村獅童さん、滝藤賢一さん、出るは出るはの気合いの入った豪華キャストが熱い熱い演技を披露。
上林が引っ掻き回した呉原の危うい秩序の崩壊。
日岡と上林の対峙シーンは強烈です。
日頃は優しい白石和彌監督のどこからこんな狂気が湧いてくるのかーーー
スクリーンからバイオレンスが炸裂!
以上が1ヶ月前に観た感想です。
そして私は今日も観に行く。
日岡の正義
久しぶりに期待を上回る見応えのある作品だった。
絶対に死なない松坂桃李、ジョンマクレーンやランボー、前日に観た「ドントブリーズ2」の老人よりも強いじゃないかと思ってしまう主人公を演じるのが、屈強に見えない松坂桃李なのがいい。彼の強さは信じる正義に支えられている。
上林の少年時代も描かれているが絶対に同情できない圧倒的悪に演じている鈴木亮平。
最後一騎討ちになるとは。最後までぐいぐいみせてくれる演出と映像も素晴らしい。突っ込む暇がない。
斎藤工はかっこいいね。普段ヤクザを演じない人のヤクザはいいですね。
レビューになってないけど、前作ともにまた観たい作品。
千葉真一さんの訃報の日に観ました。感謝。
仁義なき「ダークナイト」
"孤狼の血" シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作は文庫版2作品既読、ノベライズも既読。
他のレビューでも指摘されていた通り、本作は白石和彌監督なりの「仁義なき戦い 広島死闘篇」だと思いました。自らの属する組織に翻弄される日岡の姿は山中のそれに重なるし、圧倒的悪を垂れ流す上林の存在感は、昨日ご逝去された千葉真一さん演じる大友の狂気を彷彿とさせました。
善悪の境界を踏みにじり、大上の意志を継いで呉原やくざの秩序を保って来た日岡の努力をいとも簡単に打ち砕いた悪のカリスマ・上林の恐ろしいこと恐ろしいこと。
徹底した役づくりに定評のある鈴木亮平が、現在放送中のドラマで立派な医者を演じているのと同じ俳優とは思えないくらいの狂熱演技を披露していて圧倒されました。
松阪桃李も負けじと、前作には無かった荒々しさを放出し、どんな手段を使ってでも己の正義を実行しようとする日岡を演じていて、こちらも演技力の高さに舌を巻きました。
村上虹郎、吉田鋼太郎、中村梅雀と云った脇枠陣も魅力的でした。物語が輝くのは主役の力だけでなく、素晴らしいバイプレイヤーがいてこそなのだと、改めて思いました。なぁちゃんの力量不足は否めませんでしたが。
クライマックスで繰り広げられた対照的なふたりの男のバトルは凄まじく、まさに死闘と言うに相応しいものでした。
血みどろの激突の果て、残虐非道な上林を止めるために、日岡が下した最後の決断。それを観て感じたのは、もしかしたら監督は、やくざ映画で「ダークナイト」をやってみたかったのかもしれない、と云うこと。絶対的な悪を征するためには、同等かそれ以上の悪にならなければいけないのか?
己の進退と引き換えに、一連の出来事にケリをつけただけでなく、邪魔者どもを見事に黙らせた結末がアッパレでした。
俳優の演技やストーリーは良かったのですが、前作を越えたとは思えませんでした。レベル2と銘打っていますが、レベルアップどころかダウンじゃないかなと云うのが正直な印象。
大上の不在を埋めきれていないのか?
前作はコンプライアンス重視の風潮に突然現れたからこその衝撃があり、風穴として歓待された感がありましたが、衝撃に慣れたと云うか、珍しさが無くなったせいもあるかも…
[以降の鑑賞記録]
2022/03/13:Amazon Prime Video
※修正(2024/03/16)
全体的にはレベルダウン……
前作と比べて凶悪さはレベルアップ
しかし、役所広司不在のためか“いぶし銀感”がレベルダウン……
前回はヤクザだけでなく
警察の悪事も暴くというところの爽快感があったが
今回は内部の手の内を知っている刑事が空回りしてるだけ。
本当に孤狼となってしまった。
いや、ただの孤? 狼という感じでは無いし……
役者陣の熱演は伝わるだけに、非常に残念。
前のレビューネタバレ設定してなかったー!ごめんなさいー!上村の人外すぎるチートっぽさが最高に凶悪!
偶然見つけたコロフェスで鑑賞。
日岡にスーパーマンは期待していなかったのだけれど、ちょっと弱すぎ。
もう少し肉体的にタフでいてほしかったなぁ。
狼というよりは野良犬っぽかったですもん。
チートすぎる狂犬・上林に完全に喰われてましたもん。
いや、実際上林の全能っぷりはちょっと人外すぎ。
まるでジョナサンvsDioの闘いみたいな様相。
せめてチンタを救えるくらいには日岡に頑張ってほしかったなぁ。
そのチンタといえばなぜそこまで日岡に心酔しているのかがまるで不明。
彼も捜査の協力として、自他ともに対してたいがいえげつないことやってましたもん。
上林との最終決戦では、もっとカタルシスを感じる決着をつけてほしかったなぁ。
アレじゃ鬼畜・上林の最期としてはちょっと物足りない。
そして地味ながら相方がまさかの公安だった設定もえげつない!
アレがまさかの伏線だったとは!
奥さん(宮崎美子さん)の笑みがまさかの冷笑だったとは!(笑)
そりゃぁ月も雲で陰りますって!
最後のエピソードは正直必要なかったかな。
日岡が狼に喰われてその肉体に魂が宿って終わるとかならあってもよかったかもだけれど。
そんなこと思った自分もたいがいえげつない。(笑)
できれば空白の3年間を補完するLEVEL 1.5を観てみたい
虎狼の血2先行観て来ました
第一作と小説の第二部の間の話でした。
松坂桃李演じる日岡が、どんな成長して、新たな敵の上林とどう対決していくのか⁇というのが大まかなストーリーですが…まず、上林の凶暴性がエグい!
打算のないヤクザが幼少期のトラウマを抱えて、とにかく殺し方が酷い。
押されていく日岡が中村梅雀演じる刑事と協力しながら上林逮捕に向かっていくのですが、色々と裏のストーリーもありながらということで、エンターテイメントとしても面白みのある作品でした。
鈴木亮平が怖すぎてヤクザの怖さを表し過ぎているので呉って怖いなと思ったし、警察も信じられなくなりました。
おもしろかったけど
先行上映で観た。
おもしろかったけど、1作目と比べると物足りなさを感じた。
役所広司の不在、前作の二番煎じ感がある展開、松坂桃李や鈴木亮平演じるキャラクターの詰めの甘い感じとか。
松坂桃李は見た目や所作、雰囲気はチンピラぽくていい感じやったものの、最後に鈴木亮平を射殺するまではそこまで恐い人には見えへんかった。
鈴木亮平を立たせるための対比としてのキャラ造形・演出やとしても、少しキャラクターが弱い気がした。2つの組をコントロールする程の人物の割には見た目がチンピラなだけで、自身が汚れ仕事をしてる感じが足りてなくない?
前作から3年しか経ってない設定やから、弱体化させたヤクザを抑えるのに精一杯で、身内に関してはガードが甘いのも仕方ないのかもせんけど(一応、中村梅雀の身元を調べたりはしていたものの、結局それも偽の情報を掴まされてたし)。
人気俳優やから、モラルの低過ぎるキャラクター描写はさせられへんかとかやとしたら残念。
ただ、本来真面目な人物が無理?してるからあの塩梅な気もするけど。
鈴木亮平は邪悪で最高やった。ちゃんと恐かった。
ストーリー展開的にダラけるところでも鈴木亮平が画面にいればそれだけで観てられたしゾクゾクした。
宇梶剛士殺すとこ最高やったなー。いや、大体ずっと最高やった。
ただ、スパイの村上虹郎を痛ぶらずにあっさり銃殺したぽかったり(そのあと眼はくり抜くものの)、その姉達には危害を加えへんかったり、行動に一貫性がないように感じてもったいないと思う。恨んだ看守の家族は殺すのに。
西野七瀬ら兄弟全員残虐に殺された方が、話としては絶対におもしろくなるはず。松坂桃李が完全に闇堕ちする説得力が出るし。筧美和子の眼はくり抜いていいのに西野七瀬の眼はくり抜いたらあかん大人の事情でもあるんかなとか考えたら興醒めする。その辺はわからんから決めつけるつもりはないけど。
西野七瀬に関してはキャスティング知った時点で、不安やけど裏切ってくれたらいいなと思ってたけど結局不安的中の演技で残念やった。TVとかで観たことのある本人のまま過ぎて、もうちょっとちゃんと他人になってお芝居して欲しかった。葬式で号泣してるのに一滴も涙流さんかったように見えたとことかは、逆に笑けてきたけど。目薬とかしたらいいのに。
ヤクザとか暴力を扱ったこーゆー映画を撮るために、人気者をキャスティングして集客しようとすること自体は全然いいと思うけど、その演技がお粗末なら話は別。
人気者の中からちゃんとできる人を選ぶなり、できない人にはそれなりの役とか、良さを引き出してあげて欲しい。
西野七瀬の実力不足とミスキャスト、演出の失敗ってことやと思う。
あとは、吉田鋼太郎がコメディ過ぎてバランス悪いとか、斎藤工は小物の役やからあえてあんな感じの演技やったんか、それにしてはオレの上手い芝居どや感あるな、とか気になるところは多々あったけど、全部鈴木亮平を立てるためって言われれば、納得とはいかんにせよ、まあいいやと思えるほどに鈴木亮平がよかったし、かたせ梨乃もいるだけで最高やったし(死に様も)、単に好みの問題な気もするけど吉田鋼太郎とは違って中村獅童のコメディ感は笑えて、出てきたら楽しかったし、やっぱり松坂桃李が最後に鈴木亮平を射殺するとこはちゃんと堕ちた人に見えて超よかった。
ごちゃごちゃ文句は言いつつも、3・4部作?と言わずにシリーズ化して欲しいし、次作があれば絶対観に行くぐらいに好きなシリーズやから応援してます。
前作とは少しテイストが違うが面白かった
大上不在の穴を、日岡と上林の激しいアクション、上林の圧倒的存在感で埋めた感じでした。前作みたいに思わず感動して泣いてしまったり、カタルシスはなかったですが、前作とは別のテイストの作品(日岡と上林のバトルが中心)として見ると面白いと思います。
任侠映画よりアクション映画に近い作りになってます。テンポはよく、サスペンスの要素もあり、飽きずに見れました。作品全体を通して上林の狂気がずっと漂っててドキドキします。日岡も追い詰められますが、めちゃくちゃタフでダークヒーロー感がありカッコいいです。
苦労の血
観るつもりでしたが前作未見で
まあ公開日までには観ようと思っていましたが
今日先行公開をたまたま知ってあわてて観賞
前作もネトフリであわてて観ました
仁義なき戦いをルーツにした
バイオレンスな東映ヤクザ映画の復活という感じ
そこに最近っぽく警察内部の腐敗や組織同士の
しがらみなどを絡めてある今シリーズ
感想としては
前作に負けないくらいの迫力で迫る
ハードコアな展開は相変わらずでしたが
ちょっと前作よりこねくり回しすぎて終盤は
単に日岡の「苦労の血」になってました
まあそれを補って余りある鈴木亮平演じる
上林の迫力ですが
前作から3年で大上の意志を継いだ日岡は
五十子組と尾谷組の手打ちをまとめ
ひとまず抗争は収まりましたが
ヤクザ映画の続編の定番
そんなシャバの空気を知らぬ
五十子組の舎弟だった超危険男
上林が出所してきたとたんその平穏は
脆くも崩れ去ります
前述の一定の成果はあるものの
日岡は大上と比べると一応の理由は
あるものの娑婆の人間を内偵に利用したり
堅気のために動いていた大上より
ポリシーが浅い感じはしました
(まあそれだけ手打ちにして平和だった
のもあるでしょうが)
あとさすがにタフすぎるだろうと
そこだけは大上より上だったかも
続編としては
まあこんなものかなという
感じでした
初作のインパクトは超えられなかった
かなぁ
うーん・・・ やはり前作超えは無理か。
3年経ち進化した日岡と、上林の一騎討ちと言ってもいい今作。
「これでもか」という程の上林の極悪非道ぶりに圧倒されつつ、確かな実力の脇役たちにも安心感が。
特に印象に残ったのが、近田弟役の村上虹郎と中村獅童、そして中村梅雀でした。
いい脇役がいればいるほど、作品に厚みが出ます。
心配してた西野七瀬ちゃんは悪くなかったけど、お通夜の号泣シーンで全く涙が出てなかったのが非常に気になった。あと、ママ役には少し力量不足かなと…
真木よう子が良かったからなぁ。。
鈍い私は見事に公安には騙され、苦々しい思い(笑)
証拠隠滅とか捏造とか、ほんとに怖いのはこっちかも。
そもそもあんな狂犬を世に戻さないで!笑
鈴木亮平は・・・
たしかに凄いんだけど…
「演じてる」んですよ、やっぱり。
それに比べて前作の役所広司は、
演技を超えての憑依レベル。
やっぱりあの存在感はすごかったと再確認しました。
桃李くんは・・・ しぶとかった!
刺されて、撃たれて、あんなに動けるか??
上林が気持ち悪いほどの悪党
3年前に暴力団の抗争で殺害されたマル暴担当刑事・大上の後を継ぎ、広島の裏社会を治めてる刑事の日岡(松坂桃李)が、上林組組長・上林(鈴木亮平)の出所後に起こした殺人事件を捜査する中で2人が対決するようになる話。
とにかく、上林役の鈴木亮平がえげつないほど悪党ぶり。女子でも容赦なく眼球をくり抜き犯して殺害したり、先輩ヤクザも裸にして首輪をし檻に入れ拷問したあげく、生きたまま焼き殺したり、と凄い。
鈴木亮平の悪党ぶりを観る作品と言っても過言ではないと思う。
主役の松坂桃李も悪くはないし減量して頑張ってたが、完全に鈴木亮平のど迫力にくわれた感じ。
西野七瀬は演技も存在感有り、広島弁も上手くて良かった。
あとは、村上虹郎、滝藤賢一も良かった。
ストーリーはベタと言えばベタだが、前作からの続きもよくわかり、次も有るのかも、というエンディングも良かった。
孤狼祭のトークショー付きで盛り上がってて途中で切れたのは笑ってしまった。
面白かった。
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