孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
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前のレビューネタバレ設定してなかったー!ごめんなさいー!上村の人外すぎるチートっぽさが最高に凶悪!
偶然見つけたコロフェスで鑑賞。
日岡にスーパーマンは期待していなかったのだけれど、ちょっと弱すぎ。
もう少し肉体的にタフでいてほしかったなぁ。
狼というよりは野良犬っぽかったですもん。
チートすぎる狂犬・上林に完全に喰われてましたもん。
いや、実際上林の全能っぷりはちょっと人外すぎ。
まるでジョナサンvsDioの闘いみたいな様相。
せめてチンタを救えるくらいには日岡に頑張ってほしかったなぁ。
そのチンタといえばなぜそこまで日岡に心酔しているのかがまるで不明。
彼も捜査の協力として、自他ともに対してたいがいえげつないことやってましたもん。
上林との最終決戦では、もっとカタルシスを感じる決着をつけてほしかったなぁ。
アレじゃ鬼畜・上林の最期としてはちょっと物足りない。
そして地味ながら相方がまさかの公安だった設定もえげつない!
アレがまさかの伏線だったとは!
奥さん(宮崎美子さん)の笑みがまさかの冷笑だったとは!(笑)
そりゃぁ月も雲で陰りますって!
最後のエピソードは正直必要なかったかな。
日岡が狼に喰われてその肉体に魂が宿って終わるとかならあってもよかったかもだけれど。
そんなこと思った自分もたいがいえげつない。(笑)
できれば空白の3年間を補完するLEVEL 1.5を観てみたい
ピリ辛をマイルドに仕上げてみました・・・な一作
先行上映で鑑賞です。原作未読で、一作目未見でしたが、予告編の迫力に興味津々で鑑賞したくなったんですよね。少々不安でしたが初見でも楽しめました。オリジナルストーリーだったからかな?
さてさて、本作。ヤクザの切った張った物語かと思ってましたが、組織絡みの話もあってなかなかの話に仕上がってるところ良いですね。おー、そーくるか!狼の踏ん張りドコロ多数って感じ。立場が違う狼2匹のいろんな意味での抗いが見どころでしたね。
あくまで個人的な好みの話ですが、マイルドで娯楽作に寄ってるって感じがちょっと残念でした。日岡さん、切れ者のようで「え?それ今気づく?」や、牙抜かれるの早くねーか?とか。無理に演じてる?感。1作目を見ていれば違和感はないのかな?僕は見ていないので、狼というよりシベリアンハスキーじゃないの?って持っちゃいました。悪魔のような上林も怖いしすごく良い仇なんですが、非情にならない対象がいたりしますし(約1名)、日岡と上林の絡み、いまいち盛り上がりにかけたしなー。背負うものとか、覚悟のぶつかり合いを見たかったんだけど不完全燃焼でした。
狼だからこその抗いをもっと丹念に見せて欲しかったな。最終的に私怨になっちゃってません?って感じが残念。
あとですね、ファンの方には申し訳ないですが、西野さん、残念すぎます。彼女のエピソードが劇中効いてないんですよね。姉弟設定いらない気がしますし。何のためにいたのかなぁ?ラストのアレも、脈絡なさすぎだし。汚れ系みたいなのもいけるんです感がすごくマイナスに拍車をかけるんです。だったらもっともっと汚れないと、本作のテイストなら。演技含めなんちゃって感が白けさせるんですよね。実力派俳優さん達もたくさん出演されていらっしゃいますが、なんていうんでしょうね、力が分散しちゃっている気がしました。ストーリーに絡んで入るものの、うねりが生まれていないって言うんでしょうか?
製作委員会の都合がガンガンに効いているんでしょうね。まぁ商売ですからね。そんな描写でお茶濁すのやめません?って感じが全体的に多くって。ま、仕方ないのでしょうね、多くの方々に観てもらわなくては、、ですから。
最後に本作の鈴木亮平さん、相変わらずの憑依っぷりです。素晴らしかったなぁ、すごかったです本当に怖かったもんなぁ。だからこそ成り立っているんですけどね、かろうじて。ちょっと期待外れだったなぁ。残念。1作目は見てみようと思いました。
虎狼の血2先行観て来ました
第一作と小説の第二部の間の話でした。
松坂桃李演じる日岡が、どんな成長して、新たな敵の上林とどう対決していくのか⁇というのが大まかなストーリーですが…まず、上林の凶暴性がエグい!
打算のないヤクザが幼少期のトラウマを抱えて、とにかく殺し方が酷い。
押されていく日岡が中村梅雀演じる刑事と協力しながら上林逮捕に向かっていくのですが、色々と裏のストーリーもありながらということで、エンターテイメントとしても面白みのある作品でした。
鈴木亮平が怖すぎてヤクザの怖さを表し過ぎているので呉って怖いなと思ったし、警察も信じられなくなりました。
鈴木亮平演じる日本映画史上最凶の暴悪は、観る価値200%!!
火曜日TOHOシネマズデー
『孤狼の血 LEVEL2』の完成披露イベント「孤狼祭 -コロフェス- 完成披露プレミア」
ふと開いたサイトでエッ!もう観れるの!?って事で、招待券発動!!
前作は、久々に往年の東宝893映画を彷彿させる出来栄えにド肝抜かれましたが・・・・
今回は、先輩刑事の意思を注ぐ松坂桃李演じる日岡の3年後の広島の架空都市が舞台
闇社会を繋がりながら秩序を保つやり方の歯車が狂っていく・・・
そこに現れるのが、鈴木亮平演じる日本映画史上最凶の暴悪の極道〜上林!!
いやぁ〜イベントでケンコバさんが引くくらい怖いって言ってた以上の残虐さでした。
日曜劇場の東京MERの救急救命医と同一人物とは思えない^^;;;;
今回も前作同様に、昭和なエロ要素は欠如してますが、前作凌ぐ緊張緊迫残忍な作品です。
昭和平成とコレ系作品で、名を上げた強面俳優さん達が・・・・
過去作で経験したことのないであろうヤラレ方をします━Σ(゚Д゚|||)━
今年観た作品『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』にも出てた滝藤賢一さんの振り幅は今回も必見!
広島の人が見て、方言のイントネーションに違和感なければ完璧でしょうね。
鈴木亮平演じる日本映画史上最凶の暴悪は、観る価値200%!!
コレは、まだまだ観たい・・・・続編希望です!
@インスタアカウント → eigatama41 にも同じ投稿してますので、映画系のインスタされてる方は是非!宜しくお願いいます。
おもしろかったけど
先行上映で観た。
おもしろかったけど、1作目と比べると物足りなさを感じた。
役所広司の不在、前作の二番煎じ感がある展開、松坂桃李や鈴木亮平演じるキャラクターの詰めの甘い感じとか。
松坂桃李は見た目や所作、雰囲気はチンピラぽくていい感じやったものの、最後に鈴木亮平を射殺するまではそこまで恐い人には見えへんかった。
鈴木亮平を立たせるための対比としてのキャラ造形・演出やとしても、少しキャラクターが弱い気がした。2つの組をコントロールする程の人物の割には見た目がチンピラなだけで、自身が汚れ仕事をしてる感じが足りてなくない?
前作から3年しか経ってない設定やから、弱体化させたヤクザを抑えるのに精一杯で、身内に関してはガードが甘いのも仕方ないのかもせんけど(一応、中村梅雀の身元を調べたりはしていたものの、結局それも偽の情報を掴まされてたし)。
人気俳優やから、モラルの低過ぎるキャラクター描写はさせられへんかとかやとしたら残念。
ただ、本来真面目な人物が無理?してるからあの塩梅な気もするけど。
鈴木亮平は邪悪で最高やった。ちゃんと恐かった。
ストーリー展開的にダラけるところでも鈴木亮平が画面にいればそれだけで観てられたしゾクゾクした。
宇梶剛士殺すとこ最高やったなー。いや、大体ずっと最高やった。
ただ、スパイの村上虹郎を痛ぶらずにあっさり銃殺したぽかったり(そのあと眼はくり抜くものの)、その姉達には危害を加えへんかったり、行動に一貫性がないように感じてもったいないと思う。恨んだ看守の家族は殺すのに。
西野七瀬ら兄弟全員残虐に殺された方が、話としては絶対におもしろくなるはず。松坂桃李が完全に闇堕ちする説得力が出るし。筧美和子の眼はくり抜いていいのに西野七瀬の眼はくり抜いたらあかん大人の事情でもあるんかなとか考えたら興醒めする。その辺はわからんから決めつけるつもりはないけど。
西野七瀬に関してはキャスティング知った時点で、不安やけど裏切ってくれたらいいなと思ってたけど結局不安的中の演技で残念やった。TVとかで観たことのある本人のまま過ぎて、もうちょっとちゃんと他人になってお芝居して欲しかった。葬式で号泣してるのに一滴も涙流さんかったように見えたとことかは、逆に笑けてきたけど。目薬とかしたらいいのに。
ヤクザとか暴力を扱ったこーゆー映画を撮るために、人気者をキャスティングして集客しようとすること自体は全然いいと思うけど、その演技がお粗末なら話は別。
人気者の中からちゃんとできる人を選ぶなり、できない人にはそれなりの役とか、良さを引き出してあげて欲しい。
西野七瀬の実力不足とミスキャスト、演出の失敗ってことやと思う。
あとは、吉田鋼太郎がコメディ過ぎてバランス悪いとか、斎藤工は小物の役やからあえてあんな感じの演技やったんか、それにしてはオレの上手い芝居どや感あるな、とか気になるところは多々あったけど、全部鈴木亮平を立てるためって言われれば、納得とはいかんにせよ、まあいいやと思えるほどに鈴木亮平がよかったし、かたせ梨乃もいるだけで最高やったし(死に様も)、単に好みの問題な気もするけど吉田鋼太郎とは違って中村獅童のコメディ感は笑えて、出てきたら楽しかったし、やっぱり松坂桃李が最後に鈴木亮平を射殺するとこはちゃんと堕ちた人に見えて超よかった。
ごちゃごちゃ文句は言いつつも、3・4部作?と言わずにシリーズ化して欲しいし、次作があれば絶対観に行くぐらいに好きなシリーズやから応援してます。
前作とは少しテイストが違うが面白かった
大上不在の穴を、日岡と上林の激しいアクション、上林の圧倒的存在感で埋めた感じでした。前作みたいに思わず感動して泣いてしまったり、カタルシスはなかったですが、前作とは別のテイストの作品(日岡と上林のバトルが中心)として見ると面白いと思います。
任侠映画よりアクション映画に近い作りになってます。テンポはよく、サスペンスの要素もあり、飽きずに見れました。作品全体を通して上林の狂気がずっと漂っててドキドキします。日岡も追い詰められますが、めちゃくちゃタフでダークヒーロー感がありカッコいいです。
苦労の血
観るつもりでしたが前作未見で
まあ公開日までには観ようと思っていましたが
今日先行公開をたまたま知ってあわてて観賞
前作もネトフリであわてて観ました
仁義なき戦いをルーツにした
バイオレンスな東映ヤクザ映画の復活という感じ
そこに最近っぽく警察内部の腐敗や組織同士の
しがらみなどを絡めてある今シリーズ
感想としては
前作に負けないくらいの迫力で迫る
ハードコアな展開は相変わらずでしたが
ちょっと前作よりこねくり回しすぎて終盤は
単に日岡の「苦労の血」になってました
まあそれを補って余りある鈴木亮平演じる
上林の迫力ですが
前作から3年で大上の意志を継いだ日岡は
五十子組と尾谷組の手打ちをまとめ
ひとまず抗争は収まりましたが
ヤクザ映画の続編の定番
そんなシャバの空気を知らぬ
五十子組の舎弟だった超危険男
上林が出所してきたとたんその平穏は
脆くも崩れ去ります
前述の一定の成果はあるものの
日岡は大上と比べると一応の理由は
あるものの娑婆の人間を内偵に利用したり
堅気のために動いていた大上より
ポリシーが浅い感じはしました
(まあそれだけ手打ちにして平和だった
のもあるでしょうが)
あとさすがにタフすぎるだろうと
そこだけは大上より上だったかも
続編としては
まあこんなものかなという
感じでした
初作のインパクトは超えられなかった
かなぁ
鈴木亮平作品
コロフェスで劇場鑑賞。
1作目が面白かっただけに期待値もかなり上がっていての星3つ。
ガミさんを失ってからの3年で日岡があそこまでガミさん色に染まってしまったことに違和感を感じてしまった。
広大卒の学士さんとイジられてこその日岡の良さはどこへ…。ガミさんイズムをあそこまで体現しなくても心の芯の部分にあのライターと共にガミさんを隠し持ちながらもクールでクレバーな日岡の雰囲気を醸し出せるのが松坂桃李が演じる日岡なんじゃないだろうか。
上林(鈴木亮平)の演技には役所さんにも並ぶ隙のなさを私は感じた。特に殺す相手の目を狂気を孕んだ目で見つめる眼差しに滲む悲しみに愛おしささえ感じてしまい、上林の人生に想いを馳せて主人公かと錯覚するほどでした。
素晴らしい。感動しました。
桃李くんは役所広司さんを超えられたかな??
極悪非道、人の血が通ってない人間とはまさしく上林のことだろう。
今ドラマでは優しい医師を演じているが、全く正反対の行いをしていて唖然としてしまった。
ここまで、殺人を気軽に躊躇なくできる彼の顔、特に目が私には般若の目と重なってしまった。
今作のこれは見所の一つだと思うので、詳しいことは言えないけれど、日岡の力がもう及ばないところまで二つの組の争いはきてしまっていた。
もう、上林が戻ってきた途端にすべての歯車が嚙み合わなくなっていて、この事件に日岡が呼ばれたこと、これが全ての始まりだったのだ。
さすが、白石監督の描くアクションシーン、抗争シーンは迫力もあり、観ている私たちが惨過ぎて、目を背けたくなるシーンばかりで、なぜか、うわぁそこまでやんなくても…という言葉が勝手に漏れてしまうぐらいなんだけど、凝視しちゃうんですよね。
観終わったあとは、…じゃけん、…しちょるやろ、とこてこての広島訛りが口から出てしまいます。
役者の中で一番強い人は鈴木亮平じゃなかろうか、と思いました。あと、虹郎くん、よう頑張った。拍手をおくりたい。早乙女太一くんのヤクザもなかなかカッコよかったね。
ただ、ラストのシーンは果たして必要だったかなぁとこの流れで無理くり結びつけなくてもと首を傾げてしまいました。
【決壊】
前作の「孤狼の血」が、暴対法前夜の物語だとすると、「LEVEL2」は、暴対法の夜明け直前のカオスが描かれている感じだ。
大上が、自ら引いていたヤクザと堅気の間にあった一線、ヤクザ組織の間にあったバランスを保つための一線が、大上の死と共に日岡に受け継がれたはずだったのに、決壊してしまったのだ。
また、物語としても、前作が、人間臭さの色濃く残る刑事ドラマだったのに対して、「LEVEL2」では、人間臭さは、社会の片隅で生きる小さい家族に残るのみで、ヤクザのロジック、暴力団組織同士の抗争、警察のロジックと陰謀が、日岡や小さな家族の望みを、いとも簡単に飲み込み、翻弄していく。
バブル景気の中、「24時間働けますか」とモーレツ社員を持ち上げるなど長時間労働が美徳のように語られる一方で薬物使用は増え、同様にバブルで高騰した地価の恩恵にあずかろうと、ヤクザ組織は地上げに奔走し、結果的には暴力団の資金力が強化され、個人の生活や生活基盤を侵食し、島という縄張り抗争も激化、暴対法の施行を直前に、警察組織は、ヤクザに対し様々なトラップをしかけ、これもヤクザだけではなく、多くの人々を翻弄していったのだ。
「LEVEL2 」は、貧しく社会の片隅に追いやられた二つの家族のたどった悲劇の対比も見どころだ。
狂気を募らせる上林。
家族とは何か、正義とは何かに翻弄されるチンタ。
もはや、やるかやられるかは、ヤクザ対ヤクザ、ヤクザ対刑事、ヤクザ対警察、警察対刑事とありとあらゆる対立に発展し、混沌とした状態は、ヤクザと堅気という一線など、もとからなかったようにさえ感じられる。
「LEVEL2」は、上林役の鈴木亮平さんと、チンタ役の村上虹郎さんの演技が、かなり抜きん出ていて、日岡をも圧倒しているように感じられ、そこも見どころだと思う。
繰り広げられる人間模様や策略も絡んで、暴力シーンは激しく、観賞後の疲労感も激しかった。
体調を整えて観に行ってください。
前作の人間臭さが好みだけど、変わらずにパーフェクトスコアです。
極悪非道の亮平さん
日頃ヤクザ映画は全く観ません。前作依頼です。
今回は松坂桃李、鈴木亮平の私のお気に入り俳優の闘いと言うことで観るしかなかったです。
完成披露試写会に参加したのですが上映前に舞台挨拶の中継がありました。
ケンドーコバヤシさんが進行で和気あいあいとした雰囲気で私も笑ってたのに、時間が来て本編へ
あの和気あいあいから一気に恐怖に突き落とされました。
とにかく亮平さんが極悪非道過ぎて目を逸らしたくなる場面が次から次へと…前作を上回るエグさでした😭
私にはある意味ホラーです…(ホラーも観ません)
そのほかの出演者も豪華で見応えありすぎでした。
西野七瀬さんの演技大丈夫?と思ったけど、まだ大丈夫でした。他の人でも良かったとは思いますが。
桃李さんと亮平さんのラストシーンは迫力しかない
余韻が酷くて終わってから心臓バクバクして、興奮で頭が回らず、イオンモールで駐車場の入口が思い出せずウロウロしてました(笑)
オオカミは吠える
8月公開映画の中で最も楽しみにしていた今作。
前作はなかなか面白かったが、今作は豪華キャストだが前作の江口洋介・石橋蓮司・役所広司など如何にもヤクザみたいな人が少なく、弱さを感じてしまっていた。なので、前作越えは厳しいかなと心のどこかで思いながら鑑賞。あ、先行上映会にてです。
めっちゃくちゃ面白いやんこれ!!!
これぞ、日本映画の誇り。ヤクザ映画の最高峰。
竜とそばかすの姫なんかより、この映画をカンヌ国際映画祭に出品して下さい。
大上(役所広司)の死から3年。日岡(松坂桃李)は大上のライターを手にしながら思いを引き続き、裏社会に手を回しながら抗争を無くし、広島の治安を守っていた。そんな中で極悪非道の大男・大林(鈴木亮平)が刑期を終え、出所する。
相変わらず役者がいきいきとしている。
ヤクザ映画ではいつもそうだ。みんな心の中に悪を潜めながら生きている。それが大胆に発揮出来る場だから、楽しそうに演技するのも無理はない。観客もまた心の中の悪がざわめき、大興奮。
特に鈴木亮平はケンコバが言っていたように本当にヤクザなんじゃないかと思うほど似合っていた。鈴木亮平恐怖症になりそうです。あまりにも怖い。恐ろしい。
中村梅雀はいい味出してた!!!笑
140分という長尺にも関わらず、一切飽きない。
テンポが良くて退屈せず怒涛の展開で息を呑む。色んな話が入り組み見応えがあって、最初から最後までずっと楽しい。前作は分かりにくい部分があったものの、今作ではそれが改善され分かりやすいと分かりにくいの中間くらいで、丁度いいストーリーになっていた。笑えるところもちょくちょくあり、本当によく出来た映画。ガッツリボリュームなので見たあとは疲れるが、いい疲れ。お腹いっぱい大満足!
やっぱりこの監督は人の描き方が非常に上手い。
過去の苦悩まで丁寧に写し出し、この孤狼の血シリーズでは特に登場人物の恐ろしさというのを見事に描いている。この映画に出演する演者はどの映画でもみられない役者の底力というのが感じられるため、それもまた監督が見出しているのだろう。これだか、白石和彌監督はやめられない。今回も日本アカデミー賞総ナメ違いなしですわ。
緊迫感に関しては一級品。
この作品では主人公が死ぬ。それを知っている為か、最後の最後まで何が起こるか分からない。邦画特有の「どうせ生きるんでしょ」が無いのが凄いところ。ラスト20分なんてもう心臓バクバク。たまんねぇな...。
前作は見なくても十分に楽しめる。が、見ておいた方がより面白い。内容がわからなくなることは無いのでご心配なく。でもですね、この映画を見ると前作も見たくなると思いますよ笑 事実、1度見た事あるのにも関わらず無性に見たくなった私サプライズ。オオカミの血が全身を駆け巡り騒ぎまくっています。
欠点としてはグロ描写とセリフかな。
もちろんグロ要素はあるものの、前作から比べると弱くなっておりアウトレイジには敵わないと思ってしまった。観客が引くくらいのグロさが欲しいものです。五十子の殺しは衝撃的だったんで、今回もあれを期待しちゃっていた。あと、印象に残るセリフも少なかったのが少々残念。びっくりドッキリはあんたが言っちゃダメですよ。
いやでも最高すぎました。
こんなに面白いとは思ってもみなかった。
見事な前作超え。LEVEL3はあるか分かんないですけど、あったらまた劇場で見たいです。公開記念で1作品目も劇場公開してくれないかな?
前作からのう〜ん。
もっとも優先すべきはカタギの安全
狼と狂犬の戦いの話
前作がとても好きだったのでかなり期待していましたが、いや~めちゃくちゃ面白かったー‼
大抵のシリーズ物って1作目を超えることができないけれど孤狼の血LV2は勝るとも劣らない傑作でした。
出てくる役者すべてがいい具合に脂が乗っててカッコいいし怖いし、最高です。
ヤクザの暴力も警察の暴力も振るわれる側はたまったもんじゃない。
どちら側にもお世話になりたくない…
松坂桃李はいいですね~、ヤクザ刑事だけど根っこの部分で優しい日岡を上手く演じ分けてたし、お人好し感がにじみ出てますね。
前作の先輩、大上(役所広司)にますます似てきた感じがみててとっても良かったです。
鈴木亮平も素晴らしかった、狂気の上林役。予告編からしてヤバい匂いプンプンしてましたが、予告編以上のヤバい奴でしたね。
眉毛がうすくて怖いよ~。顔が整ってるから余計に怖い。鈴木亮平はあんまりこの手の怖い役見たことないけれどなんかこのめちゃくちゃっぷりどっかで見たな~なんて思ってたら「トウキョウトライブ」のメラ役でぶっ飛んだキャラ演じてましたね。
メラとはまた違った感じの狂いっぷりでしたが見ごたえ有ったです。
虹郎君の出てる映画に「良作なし」の印象が濃かった私ですが、今作で少し薄くなりましたね。
彼のことは嫌いじゃないけど、いっつも同じ演技というか存在感なので、よくも悪くもまたかよって思ってたんですが、今回はいい方に役がはまってた。
むかつくけど憎めない舎弟役、めっちゃくちゃ似合ってたし、男気見せる所、落ちぶれる所、お調子者でバカだけどいい奴な所とか全てが虹郎君ぽくてよかったですね~。
そのほか、ヤクザ幹部の皆さんもキャラ濃かったな~
個人的には渋川清彦の睨み顔とか宇梶剛士のリアルな脅しとか痺れましたね。
わき役で一番印象に残ったのは斎藤工ですね、クラブに来た時の安心感、「あ、助かった、この人が来てくれて」って率直に思いましたもン。
相手役が毎熊克哉なんで斎藤なら勝てるって気が無意識に思えちゃったんですよね。毎熊克哉もとってもいい役者なんですが、さすがに斎藤工には敵わんからね。
中村獅童とか西野七瀬とかもよかったです、だめだ、いいところしか浮かばないし切りがない。
主要キャラで出てくる中村梅雀、よかったです、もしかしたらこの映画で一番おいしい役だったかも。
頼りないけど頼もしい、そして…。
あぁもうだめだ思い出しただけでもニヤリとしちゃいます
この狸野郎!(誉め言葉)
わき役も最高だし主要な役も素晴らしい、もう完璧ですやん、最高のハードボイルド映画ですやん、ありがとう白石監督!
カースタントとか窓から飛び降りとか見ごたえあるアクションもなかなかに有ったし、全方位完璧!
原作もさぞすばらしいのでしょうね、警察の闇、ヤクザの実態、差別、いろいろ混ぜあわせてここまでしっかり描いてるのは凄い。
あんまり本とか読まないんですが、原作読んでみようかな。
ヤクザ映画も見たことないしあんまり好きじゃないけれど見てみようかな。
久しぶりにハードボイルド感じました、「東京リベンジャーズ」もいいけれど、やっぱ「孤狼の血」の方がいいと感じちゃうのは私が年取ったからかな~。
子どもの喧嘩は楽しいけれど、大人の喧嘩は見てて勉強になる。
暴力はいけない事だけれど、人間の根幹には暴力が有って、我々はそれを必死に抑えてるんだな、なんて考えちゃいました。だから暴力的な映画に少なからず惹かれるのでしょうね。
東映にはあんまりいい印象無いけれど、日本に必要な残ってほしい映画配給だなと思いました。
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劇中セリフより
「日本狼がもう居ないそうですよ」
今でも日本狼は山を駆けていると信じたい。
人間が見つけられないだけで、彼らは賢く生き続けてるのではないだろうか。
血とイケメン
うーん・・・ やはり前作超えは無理か。
3年経ち進化した日岡と、上林の一騎討ちと言ってもいい今作。
「これでもか」という程の上林の極悪非道ぶりに圧倒されつつ、確かな実力の脇役たちにも安心感が。
特に印象に残ったのが、近田弟役の村上虹郎と中村獅童、そして中村梅雀でした。
いい脇役がいればいるほど、作品に厚みが出ます。
心配してた西野七瀬ちゃんは悪くなかったけど、お通夜の号泣シーンで全く涙が出てなかったのが非常に気になった。あと、ママ役には少し力量不足かなと…
真木よう子が良かったからなぁ。。
鈍い私は見事に公安には騙され、苦々しい思い(笑)
証拠隠滅とか捏造とか、ほんとに怖いのはこっちかも。
そもそもあんな狂犬を世に戻さないで!笑
鈴木亮平は・・・
たしかに凄いんだけど…
「演じてる」んですよ、やっぱり。
それに比べて前作の役所広司は、
演技を超えての憑依レベル。
やっぱりあの存在感はすごかったと再確認しました。
桃李くんは・・・ しぶとかった!
刺されて、撃たれて、あんなに動けるか??
上林が気持ち悪いほどの悪党
3年前に暴力団の抗争で殺害されたマル暴担当刑事・大上の後を継ぎ、広島の裏社会を治めてる刑事の日岡(松坂桃李)が、上林組組長・上林(鈴木亮平)の出所後に起こした殺人事件を捜査する中で2人が対決するようになる話。
とにかく、上林役の鈴木亮平がえげつないほど悪党ぶり。女子でも容赦なく眼球をくり抜き犯して殺害したり、先輩ヤクザも裸にして首輪をし檻に入れ拷問したあげく、生きたまま焼き殺したり、と凄い。
鈴木亮平の悪党ぶりを観る作品と言っても過言ではないと思う。
主役の松坂桃李も悪くはないし減量して頑張ってたが、完全に鈴木亮平のど迫力にくわれた感じ。
西野七瀬は演技も存在感有り、広島弁も上手くて良かった。
あとは、村上虹郎、滝藤賢一も良かった。
ストーリーはベタと言えばベタだが、前作からの続きもよくわかり、次も有るのかも、というエンディングも良かった。
孤狼祭のトークショー付きで盛り上がってて途中で切れたのは笑ってしまった。
面白かった。
これで"LEVEL2”!?
前作公開から3年。本編も3年の月日が経っている。
新人刑事として"法に則り悪を裁くことこそが正義”と考えていた日岡秀一(松坂桃李くん)はそこにいなかった。
前作で殺された先輩・大上(役所広司さん)の跡を継ぎ、すっかり裏社会に染まっていたが、随所で本来の優しい彼の姿も垣間見れたのが良かった。
"飢え”を表現する為に減量したということで、まさに狼というより狂犬でした。
そんな日岡と今回対峙するのが上林成浩。
久しぶりに恐い鈴木亮平さんを見た。
今や優しくて熱血なイメージの彼だけれど、そんなのクソ喰らえと言わんばかりの冷酷非道さ。
また、上林自身の過去にも触れ、悪役に対して深掘りがされており、前作とはまた違う魅力の一つに。
アクションシーンはさらに激しさを増し、カーチェイスも有り、見どころ満載。
上映時間139分、ただひたすらスクリーンに釘付けにされる(目ん玉はくり抜かれませんよ 笑)
これぞ映画!!!
良くも悪くも鈴木亮平
鈴木亮平は本当にヤバい役者になった。
前作に比べユーモアが少なくてちょっと辛かった。鈴木亮平の外道ぶりが酷すぎて嫌悪感すら覚えてしまった。
役所広司の存在感はハンパなかったなぁと改めて思う。
あと、女優陣も前作にに比べたら迫力不足だったかなぁと。
後日談も取ってつけた感。ちょっと残念。
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