劇場公開日 2021年8月20日

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「作品じゃなくて商品」孤狼の血 LEVEL2 東鳩さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作品じゃなくて商品

2021年9月1日
PCから投稿

別に悪いことじゃないですが、レベル2は作品じゃなくて商品ですよね
エンタメに振り切って、訴えたいテーマもメッセージもないけど、なんとなく面白そうだから客が入って、東映やスタッフが潤えば良いと思います

一つ気になるのは、東映はいつまでヤクザ映画でご飯食べるつもりなのか?ということ
このご時世は、犯罪組織を肯定的に描いて良い時代じゃないと思いますけど、ヤクザより警察官僚や公安の方が悪だったってベタなオチには違和感を覚えました

宣伝活動では、この映画の現場は働き方改革してるだのハラスメント対策してるだのやたらうたってた割に、作ってる映画自体が暴力、暴力、なのはいかがなものかと思ってます

東鳩
たあちゃんさんのコメント
2022年1月22日

東鳩さん 初めてコメントいたします。
失礼があれば(多分あると思いますが)お許しください。
東鳩さんが危惧するまでもなく「ヤクザ映画」はもう瀕死の状態ですのでご安心ください。
東映と組んだのは白石監督のノスタルジーでしょう。
東映がいつまでもヤクザ映画でやっていける時代では無いことは明らかではないでしょうか?
「ヤクザと家族」はご覧になりましたでしょうか?
ヤクザがヤクザにならざる終えなかった社会的状況を少しは考え少しは想像を巡らせて頂きたいです。
彼らは社会から差別され虐げられ続けてきた人間達です。
今のご時世? 「反社」と切り捨てる体制側の人だったのかと少しがっかり致しました。
私は寧ろ一作目より踏み込んだ内容だったかと思います。

たあちゃん
東鳩さんのコメント
2021年9月1日

コメントありがとうございます
ヤクザをカッコイイ、憧れると思う人が出てきては良くないのですが、それを本人の責任とするか、ヤクザ映画作った人間たちにも責任があるとするかだと思うんです
もちろん後者、作った人間も責任を問われる時代なんですが、だからこそ東映はいつまでヤクザ映画作ってるのかなと

東鳩
一二三四五さんのコメント
2021年9月1日

犯罪って政治、経済、金融界の動きから出来る社会の歪みから起きます
日本はそういう時代に入っています
ヤクザの生き方に部分的にシンパシーを感じる人間はたくさん出てくると思いますよ

一二三四五