「結論、男社会はやはりクソ」孤狼の血 LEVEL2 さんばさんの映画レビュー(感想・評価)
結論、男社会はやはりクソ
女性がただ悲鳴を上げて容赦なく殺されていき映画の中でスパイスかのようにいいように扱われていくので観ているのが苦痛でした。女性にはお勧めできないし二度は観たくないです。
日本の映画監督は女性の撮り方や見せ方がやはり雑だと感じます。
後半にカーチェイスがあり、重厚さにプラスしてエンタメを感じました。苦手な人は苦手だろうけど自分は気にならなかったです。
上林と幸太?(チンタ?)の境遇が似ていて、『幸太の事見逃してやってくれないかな』と焼き肉屋に連れて行ってくれたシーンの辺りで期待しましたが、全てを破壊する男は最後までブレなかったですね。
瀬島の「いい人ぶって悪いことするやつの方がやっかいだ」(意訳)という台詞、この後の展開を示唆してるのかなと思っていたら最後の最後に「?!」な事になり良い意味で裏切られました。
日岡は孤狼なのか、そうじゃないと思いました。自分より弱い女性や子ども、幸太を使って自分の正義を貫いてる姿は、孤独な狼には見えなかったです。
ヤクザも警察も大差ない、共通するのはどちらも男社会で男はクソだということ。
キャスティングは西野さんだけ疑問が残りました。
姉と弟の泣けるシーンのはずが全く感情移入出来ない演技で、ママ役もコスプレ感がすごいし子役とは母親の関係性に見えないです。
客寄せパンダ的に配役されたのでしょうか?適任の演者が他にいたと思います。
2時間30分は長く感じなかったです。
それとタコ飯と玉子焼きが食べたくなりました。