劇場公開日 2021年9月17日

「後出しジャンケンみがどうも…」マスカレード・ナイト おたまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5後出しジャンケンみがどうも…

2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿

まんまとミスリードに引っかかったクチですが、真犯人がわかったときも「それ、どこに伏線あった?」とモヤモヤしました。双子の妹の復讐とかいくら何でも強引すぎるような。

そして今どきの要素を犯人像に詰め込むのもいいんだけれど、麻生久美子さんがビジュアル的に全くそれっぽくないのがどうもなー。え、あ、そ、そうなの?みたいな。

いろいろミスリードを誘う工夫は施してあるけど、ミステリーとしてはどうなんだろう。

あと、前作でも長澤まさみさんが「とんでもございませんではなく、とんでもないことでございます」が正解であるとキムタクに注意してましたが、これは10数年くらい前に「とんでもマナー講師」みたいな人がいい出したもので、昭和の終わりから平成の初期頃は「とんでもございません」は普通に敬語として通用していた。

文法的に「途でもない」が語源とされてるけど、個人的にはしっくりこない。現在は(確か2008年?の国語審議会)的に両方可となってるはず。→うろ覚え

それから、これもあちこちのスーパーとかでよく見かける韓国式の胸の下で腕を組むお辞儀は一流ホテルでも正式となってるの?長澤まさみさんの観光式の姿勢が終始気になってました。

昔習ってたお茶の先生は、立位でのお辞儀は男性は手を体側に、女性は太ももの上か下腹部あたりで手を重ねるのが正式とおっしゃってましたが、最近コンビニでも韓国式が蔓延してて、ほんとに気持ち悪いです。

おたま