「そういえば中村アンちゃんは何だったんだろ」マスカレード・ナイト デブリさんの映画レビュー(感想・評価)
そういえば中村アンちゃんは何だったんだろ
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ツッコミどころなんか受け流せばいいんだよ、木村拓哉を見るための映画なんだから、って人は言うけど。ホテルも警察も犯人もみんな変で、何ひとつマトモじゃないのはちょっとひどいかも。
ホテルマン(コンシェルジュ)は「無理です」と言ってはいけないとかで、変な客の要望をあれこれ叶えるんだけど、他の客の迷惑になる要望は叶えちゃいけないのでは。ホテルマンのテストはもっと現実的なお題でやってくれ。
警察は事件が解決した後まで捜査会議するもんなのかな。あと犯人の妹さんの件、警察の聴取の後にどうなったか何がどう作用したかまで瞬時に分かるの不自然。そしてそれを捜査員みんなにホテルの裏で説明する意味。もうちょっと自然に情報を提示してほしいなあ。
犯人が女性たちを殺した理由がさっぱり分からない。妹の代わりにならなかったからって言われても。犯人に性同一性障害だか男装趣味だか、そういうタグを足してみた理由も分からない。意外性を狙っただけで、理由なんかないんだろうけど。
せめて、ホテルが舞台だっていうことがもっと生きるストーリーだったら、もうちょっと楽しかっただろうなーと思った。前作はわりと好きだったんだけどな。
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